「題材はいいのに」駒田蒸留所へようこそ　にあさんの映画レビュー（感想・評価）

もっと深く中身のある作品にできたと思う。
相当ニッチな分野で実在するモデル出して
あれだけ豪華な声優陣使ってなぜ…？
もったいなすぎる。
作画も背景風景は綺麗なのに人間の顔ペラッペラで…
本当になんだったんだろう。

兄は家を出るにしても
音信不通になる意味がわからないし
同じ業界に居て訃報知り得ないなんてある？
挙句あれだけ優秀そうなのに
馬鹿みたいに買収推し進めるとか………
なぜこのプロットで行こうと…？

絶対にもっと大変だったことや
たわいないけど印象深かったエピソード、
いくらでも繋げられただろうに…本当になぜ。

そして何より
記者の成長ストーリーは心底どうでも良いし
あそこまでドクズである必要があるだろうか？すぎた。
本当にどうしたらああいう無礼で考えなしの
クソ舐めくさった人間が出来上がるのか分からないし、
なぜ敢えてそうしたキャラを
持ち込む必要があったのか、が本当に分からない。
あのキャラなしでも十分ストーリーは掘れたと思う。
特にライターが立場弁えずにため口使ったり、
取材対象者を「あなた」「君」で呼ぶあたりも
人との距離感どうなってるの…すぎて
気の触れた人と対峙したときの怖さと気持ち悪さがあった。
このキャラのせいで序盤離脱率上がってると思う。