「【”学びは子供達の人生を変える事を信じて。”シベリア、バングラディシュ、ブルキナファソで厳しい環境下、子供に学びの喜びを伝える3人の女性教師の崇高な姿を描くドキュメンタリー作品。】」世界のはしっこ、ちいさな教室 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”学びは子供達の人生を変える事を信じて。”シベリア、バングラディシュ、ブルキナファソで厳しい環境下、子供に学びの喜びを伝える3人の女性教師の崇高な姿を描くドキュメンタリー作品。】
■今作に登場する、崇高な3人の女性教師たち
1.世界最低ランクの識字率であるブルキナファソの僻地に赴任したサンドリーヌ先生。
ー 彼女は、識字率を上げたいという思いの中、粗末な学校の建物の環境改善にも奔走する。そして、字が読めなくて泣いていた少年にマンツーマンで叱る事無く、”学びの喜び”を伝えようとする姿が素晴しい。ー
2.雪深きシベリアに住む遊牧民のエヴェンキ族と共に移動しながら、生徒達に学業とエヴェンキ族の”文化”を伝えるスヴェトラーナ先生。
3.違法である児童婚を防ぎ、子供や女性の人権を守りたい、と年の半分は洪水で土地が消えてしまうスナムガンジ地域で奮闘する若きフェミニストであるタスリマ先生。
- 彼女は教え子の一人で、中学進学を希望するヤスミンの字が読めない、娘を結婚させようとする母親を必死に説得する。
そして、彼女の指導もあり、見事にヤスミンは中学に合格するのである。-
<今作が鑑賞していて心に響くのは、3人の女性教師たちが、「子供達には明るい未来がある。その為には学びによる知識が必要である。」という信念を持ち、行動する姿である。
今作は、素晴らしいドキュメンタリー作品であると私は思います。>
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■つい、先ほど、大変な震災が能登で起きてしまった。
被害が最小限である事を祈るしかないのだが。
天は、無慈悲なモノである・・。
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