劇場公開日 2025年6月27日

「アフリカ系、タトゥー入り、そんな患者ばかり」アスファルト・シティ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 アフリカ系、タトゥー入り、そんな患者ばかり

2025年6月29日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

犯罪と暴力が横行するニューヨーク・ハーレム。医学部入学を目指し勉学に励むクロスは、その一方で新人救急救命隊員として働きだした。ベテラン隊員ラットと組んだ彼は厳しい実地指導を受け、様々な犯罪や薬物中毒、移民やホームレスの多くの問題に直面し、自分の無力さに打ちのめされてしまった。そんな中、自宅で早産した女性からの要請で出動するが、新生児への処置をめぐり、ラットの取った行動が問題となり、彼は・・・そんな話。

ニューヨークの救急救命の現場をリアルに描いている様で、血だらけ、タトゥーだらけのリアリティが凄かった。
多くの現場が映されるので、途中飽きてきた面もあったが、赤ちゃん事件が起こり、ベテラン隊員の自殺とか、えっ!っという展開が驚かされた。
ラット役のショーン・ペンは味があったし、新人隊員クロス役のタイ・シェリダンの成長過程が良かった。
元プロボクサーのマイク・タイソンが出てたのには驚いた。
救急救命は黒人やラテン系の人が多く、タトゥーを入れた人の割合が高かったが、これも実話なのだろうか。
タトゥーに血が流れると汚くみえてしかたなかった。

りあの