「郷に入ったら郷に‥ではなく「人の中に入ること」が大切」ネクスト・ゴール・ウィンズ ホシ☆ケンさんの映画レビュー(感想・評価)
郷に入ったら郷に‥ではなく「人の中に入ること」が大切
映画「ネクスト・ゴール・ウインズ」
素敵な作品でした。
米国サモアを舞台にしたサッカー代表チームの歓喜と感動の物語。実話がベース。
ワールドカップ予選で「勝ち」よりも前に「まず1点入れられるチーム」を託された白人のロンケン監督。エリートであり、プライドが高い監督であるが故に弱小チームの立て直しには一苦労。短気な性格がさらに遠回りをさせます。
映画では短い時間の中で語るため、思いのほかチーム力が上がるのが速いように感じなくもなかったですが‥。
強くなるためには心がひとつ、同じ方向に向かうことが大事。そのためには「郷に入る」というよりお互い「人」の中に自分を投じて、理解し合うことが必要だと教えてくれます。
僕は公開前から観たいと思っていましたが、先の日記で書いた少年野球時代の監督の訃報を知り、自分と重ね合わせるように観たい気持ちが強まりました。
しかし、観た僕が感情移入したのは選手ではなく‥ロンケン監督でした。つまり、自分の志事のことを思ったのです。
部下の中には若い世代もいます。当然キャリア、スキル、価値観‥違います。その人たちとチームとして取り組んでいくために忘れてはいけないことを考えずにはいられませんでした。
僕も良い歳。ベクトルを自分にだけ向けていてはダメですね。相手の中に自分を投じて、解ろうとしないと。。。
とても励みになりました。
そして、映画としても凄く感動的な作品でした。つまり、オススメです!
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