クーダ 殺し屋の流儀のレビュー・感想・評価
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この展開なら、見ず知らずの少女を守る展開も納得です。
組織に所属する殺し屋が、家出少女を守る為に苦闘を繰り広げる物語。
アントニオ・バンデラスが主演するクライムサスペンス。WOWOW公式レビューには「B級」と書かれていましたが、メジャーテイストの作品でした。
物語は二本立て。
主人公と、ストリートファイトの賞金で稼ぐ若者との師弟関係。
主人公と娘、そして娘と同年代の家出少女との関係。
それらのドラマが、クライムアクションに説得力をもたらそうとしています。
ただ、特に師弟関係の部分が御座なりで、二人の絆の印象が乏しくなったのが残念なところ。
アクションは控えめ。良く言えば、リアルなのでしょうが、もう少し頑張っても良かったかもしれません。
あと、クライマックスで同じような展開を用意したのも、「もう少し」と感じてしまいました。
私的評価は、普通にしました。
ローカル感あるけど単純で面白い‼️
悪人なのかもしれないが、誰よりも善人だった主人公のオヤジ。若者3人を救いあげた功績に泣ける。生まれ変わったら誰よりも幸せになって欲しいと願う。
殺人もの映画だけど、なんだか最後はウルっとくる映画だった。
酒が飲めるぞ
バラクーダと言えばハートの名曲だと思っていたが、こちらの映画では車からの愛称。アントニオ・バンデラス演ずる殺し屋クーダが黒人少女ビリーを助ける物語。とは言っても主人公は彼の弟子&相棒となるストリートファイターのストレイの物語とも感じ取れる。
暴力シーンやアクションもメインにはなっているが、どことなく絵画的、詩的な要素も多い。マイアミのサンセットシーンが強調されたり、真っ当な人生を送るために彷徨うならず者が眩しく思えるくらい映像は綺麗。沈む夕陽とそこから始まる人生の対比。退廃的なバーもそれに役立っていた。
忍耐!ゴルフ練習場でクーダはストレイに諭すが、あまり意味はなかったかな?それよりもストレイと恋に落ちる女性がレクサスというのも気になる。結局は車絡みのネーミングで楽しむ映画だった気がする。と、チャージャーとバラクーダの違いもわからないkossyが言ってることなので適当です・・・「酒が飲めるぞ」というのはバラクーダが歌った「日本全国酒飲み音頭」から。
新たな居場所
元殺し屋の男が、娘と同じ年頃の少女が誘拐されたことから助けに行くが、手綱を握っていた人物が実は…と言った物語。
初っ端から砂浜でストリートファイト。喧嘩屋として生計を立てる彼が主人公か〜と思いきや、程なくして娘や元嫁から疎まれた本主人公のクーダが登場。
ビリーがいなくなってからは、少ない手掛かりを元にその足を追っていく展開や、ヤバいことやっているアジトに忍込み…というのは王道ながら面白いし、緊張感も抜群ですね。
大いに関係している…パァン!!…はちょっとやりすぎのような気もしたが(笑)
アクションも行き過ぎていない所が良いし、それだけでなくパートナーや家族との絆の物語である点も良いですね。
クーダも何だかんだビリーだけでなくストレイの事も気にかけているようだし。それでいて信頼し任せる…ここは意外にもグッとこさせられた。
これといったオリジナリティは無いかと思うけど、中々の掘り出し物作品と言って良いと思います!
自分はチャージャー推しです。
マイアミで裏社会を仕切る女ボスのもと、取り立てや兼殺し屋をするクーダが、攫われた家出少女ビリーを助け出すべく行動する話。
仕事がら過去に服役し元妻と娘から疎ましがられるクーダが、街で見かけた赤髪ドレッドの万引き少女を助け、モーテルに泊まらせてあげたら…。
ストリートファイトで小銭を稼ぐストレイから始まって、なんだかんだ面倒見の良いやさぐれ稼業のオッサンの、実はハードボイルドな話しをなかなかヴァイオレンスにみせてくれて、単純ストーリーだけどテンポも良くて面白かった。
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