「酒が飲めるぞ」クーダ 殺し屋の流儀 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
酒が飲めるぞ
バラクーダと言えばハートの名曲だと思っていたが、こちらの映画では車からの愛称。アントニオ・バンデラス演ずる殺し屋クーダが黒人少女ビリーを助ける物語。とは言っても主人公は彼の弟子&相棒となるストリートファイターのストレイの物語とも感じ取れる。
暴力シーンやアクションもメインにはなっているが、どことなく絵画的、詩的な要素も多い。マイアミのサンセットシーンが強調されたり、真っ当な人生を送るために彷徨うならず者が眩しく思えるくらい映像は綺麗。沈む夕陽とそこから始まる人生の対比。退廃的なバーもそれに役立っていた。
忍耐!ゴルフ練習場でクーダはストレイに諭すが、あまり意味はなかったかな?それよりもストレイと恋に落ちる女性がレクサスというのも気になる。結局は車絡みのネーミングで楽しむ映画だった気がする。と、チャージャーとバラクーダの違いもわからないkossyが言ってることなので適当です・・・「酒が飲めるぞ」というのはバラクーダが歌った「日本全国酒飲み音頭」から。
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