ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
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怖かったけどコント感がある
コアな人気があるのも理解できるような気がする
ドキドキハラハラと不思議な映画だけど
なんだか見えてくる話もあって
ガラスをぶち破ったり
話しかけてくる変な人がいたり
昭和のコントにもこんなのあったんじゃない?なんて思ってしまった
コント見たいと思いつつ爆笑はなかったな
長い作品で難解なため邪魔が入って2日間にわたって視聴
何度も戻って確認しました
タイトルに惹かれて
恐れていた事が起こった。
訳分からなくて置いてかれたまま3時間はキツいなぁと
恐れていたら、
まさにそれが起こった。
アリ・アスター監督との相性がどうも悪い。
不安症が行きすぎてファンタジーの中の虚言の中で
生きてるだけの話かと思ってたら、
現実とファンタジーの間を生きて自分を必死に守ってる
男の話と解釈して良いのだろうか?
訳分からないのだけど、
誰にだって不安はあるし、
その場から動けなくなる感じは分かるし、
母親への強烈過ぎるこれはなんと言うのだろう
愛情、尊敬だけではない物凄く大きな存在と
自分がやりたい事は母親への裏切りになるのではないか?
と言う感情は小さい頃にはあった気がする。
ほとんどの人はそこを母親なんて大した事ねぇやとか、
その時の欲が勝ったりして忘れて行くのだけど、
ボーみたいにそれが決まり事のようになって
自分を縛ってしまったら
こうなっても仕方ないのかなと同情しました。
子どもがいるので、ある程度自分で決めさせなければと
思いました。
いつまでも甘えさせたらダメだなど。
寧ろよくこんな映画でオーケーが出たなぁ。
ここまでくると笑えてくる😅
人々を混乱の中に叩き落とす怪作なんだろうな…
これ時計仕掛けのオレンジで目を閉じないようにまぶた固定されながら無理やり見せられ続けた拷問タイプの映画なのでは………という感想を持ってしまった…。混乱極まった…。
完全に序盤で置いて行かれてしまったので、本当にすごく悲しい…。3時間長かった…。
「芸術的価値の高いものは自分には理解できないから」という理由でアクションや恋愛の映画しか見ない人は世の中にけっこういる。
私はそういう人たちに対して「『高尚で理解できない』という言い訳で思考を放棄するのはどうなんだろうか」などと偉そうなことを思っていたが、この映画を見た結果完全に彼らと同じ感想を抱いてしまい「芸術、理解できないかも…」と思考放棄に走ってしまった。数時間前までの驕り高ぶった考えの自分が恥ずかしい。
他の方のレビューがとても参考になるので、よく勉強して深みのある人間になりたいという気持ちを持ちました。
でも監督としては多くの人をこの映画で混乱させて、そのままそれをニヤニヤ見てたいのかもしれないので、私の感想もこの混乱も一種狙い通りなのかもしれない。
理解者不在の精神病患者の悪夢
主人公のボーは精神病である。まずそれは間違いないように見える。
それ以上に救いがないのは、その原因ともなったであろう母親の存在が大きすぎることだろう。
本作は3時間の長尺でもって、精神的に自立出来ない主人公の苦しみや不安や葛藤が描かれているわけだが、見せ方として妄想と現実が区別出来ない。
恐ろしい映像作品だ。
父親はおろか母親からすらも愛されない人生がここまで辛いのか。
そしてそのまま誰からも理解されない生涯がどれほど生き辛いのか。
自分を形成出来ず、通せず、流されるだけの生き方がどれほど罪深いのか。
そんな考えを巡らされてしまう。
自分は統合失調症の寛解中なのだが、現実と妄想の区別がつかなくなるシーンの数々には共感させられてしまった。
本作の主人公と違って救われているのは、適切な隔離と治療とを受けることが出来たことだろう。
本作では現実のような救いはない。
出会う人の誰もが薄ら優しく、拒絶され、断罪してくる。
理解者は不在である。母親ですらも。
遍在する父のような母/爆誕失敗の巻
『ボーちゃん、心理的爆誕に失敗』の巻である。/快楽と主体性を持つことは罪である、というか自分の存在自体が破壊的で誰かを傷つけるものである、という“思い込み”に端を発する神経症的不安が次々に映像化される様は面白かった。お父さんが肉棒なのはユングの夢っぽいが、片や地下で台座に載せられ、片や屋根裏に幽閉されているというのが父親イメージの違いとして面白い。殺す前に父を失ったボーがエディプスになりきれない所以である。/最後の水の揺らめきを見てると、そこからヌラヌラした何かが生まれ出るような気もして、「今度こそ頑張れ!」と声をかけたくなる。“思い込み”の源は自分にはなく、自分の人生を歩むためには、ボーの能動性・主体性は一旦は徹底的に破壊されねばならないのである。
罪
なんなのだろうか
これはなんなのだろうか。夢?大金持ちのお母さんの道楽?ドッキリ?長い長い作品だが、飽きずに観れた。が、また観たいとは思わない。これはなんだ?
不思議な作品だった。
❇️『私もおそれました❗️』 ★彡どっぷり疲労感😮💨
ボーはおそれている
❇️『私もおそれました❗️』
★彡悪夢なの?現実なの?世界観がエゲツない。解釈は己で考えろ‼️
🇺🇸
劣悪環境の街に住む、強迫観念でなどに悩みカウンセリングを受けているマザコン感あるおじさん(ホワキンさん)が主人公。
徐々に何かに恐れるボーさんは不思議世界に移転していく!
難解3時間コメディーホラーの世界へようこそ🙇🏻♂️
◉61B点。
★彡物凄い難解で3時間映画。
四部構成で揺さぶられ、退屈はしませんでしたが物凄い疲労感でした。
🟢ここが凄い所‼️
1️⃣主人公の主観で人には見えない何かに追い込まれる様か面白い。
2️⃣こちらがこんな物語なんだなぁ〜など思うと全く違うストーリーやテイストでこちらの思考を狂わしていく全く読めない。わかりそうで分からない。
3️⃣世界観が4部構成で変わり飽きさせない!
★彡それでもわからない事が多くて長く感じた。
🥺🤔🫣🫨😧🥱🤕👩🦰🧔🏼♂️👨🏼⚖️👗🚤🏟️🏕️🕋💻🔦🚬🛏️🔑🆘🆒
母親の支配と継承
「キャラクターがなにもできず、どのボタンも機能しないビデオゲームのような映画を撮りたかった」アリ・アスター監督はこう語っている。
本作は、まさに観客を戸惑わせ、右に左に振り回す映画だ。
不安症の主人公ボーに次から次へと災難が降りかかり、母親の葬儀に出るための旅もトラブル続きでなかなか目的地にたどりつけないという展開が予想外過ぎて笑えてしまう。
ボーは少年時代から、一挙手一投足に至るまで、母親の強い影響下にあり、彼女が投げかけた言葉や考え方に支配されている。そのため、ボーは、積極的に何かに取り組み、自分の意志で困難を打開するといった能力に欠けている。
未観だが、1作目の「ヘディタリー/継承」は、アリ・アスター自身が「自分の家族にある不幸が起こり、その経験を踏まえて映画の構想を練りはじめた」と語っているだけあって、かなりヘビーな家族崩壊映画として作られていて、2作目の「ミッドサマー」は、一家心中というトラウマを抱えた主人公が、見知らぬ土地の人々に新しい家族を見出すまでの物語だそうだ。どちらもホラー映画として分類されているが、本作はホラーなのか、コメディなのか、理解しづらい。
この3作に共通しているテーマは、家族の中にある母の支配と継承であるという。
本作の物語が、ボーの混乱した精神世界だとすれば、母親から高圧的に人格を矯正された彼が、人生で経験するすべて、世界そのものが母親の影響下にあるという妄想の中にあったとしてもおかしくはないだろう。ボーが生きている限り、母親の人格もまた彼の中で生き続けていて、それはボーの自立心や選択を罰し続ける。
気が弱かったり、自信がなくなったり、自己肯定感を持てない性格になってしまう原因に、成長過程での親との関係に問題があることがあるということが明らかになっている。だからこそ子育てでは、暴力を振るわないことはもちろん、子供の人格を否定するような言動をしないように気をつけなければならない。
突然のセクシーシーン有。
3時間か…長いな?
と思い休みの日に勇気を出してアマプラでみました。
ホラーか?と思うホラー。
コメディか?サスペンスか?
グロとかはあんまりない。
何なら後半ヒーローものの怪獣みたいなのも出る。
多分、後からじわじわ系なのかもしれない。
この人の妄想なのか、現実なのか。
もうどこからどこまで?
でも好き。
やばい世界をのぞく映画。
ああああ…わああああああ!?
みたいな展開が何回もあるので飽きずに最後まで見れました。
突然のセクシーシーンがあるので家族の前で見ない方がいいと思います…
私は家族の横で見てしまいましたので慌てて音量0にするという荒業を。
精神病の人が見ている世界はもしかしたらこれなのかもしれない。
親にトラウマがある人は注意。
ちょっと見るのに勇気がいるシーンが多いかも。
ラストも何とも言えない気持ちになる。
「何を見せられているんだ」感
この映画は悪い映画ではないのですが、いかんせん長いです。3時間あります。
例えば同じ監督の前作「ヘレディタリー/継承」や「ミッドサマー」は長くても『この映画はホラーなんだな』『このあと主人公に怖いことが起きるんだな』と分かり映画の最後まで待つことができます。
しかし本作「ボーはおそれている」はホラーテイストではありますが、監督はコメディとうたっており、笑っていいのか怖がっていいのか戸惑います。それが本作の最大の魅力でもありますが、3時間という映画の長さでずっと観客の感情を宙吊りにします。
この映画は同じアリ・アスター監督が2011年にとった「ボー(Beau)」という短編映画が元になって作られているのですが、そちらは6分の短い作品です。短いのに本作「ボーはおそれている」より面白いです。監督の言いたいことが6分でしっかり伝わるからです。
本作「ボーはおそれている」も悪い映画ではないのですが、どうせなら母親と子供(主人公)の物語に焦点を絞ったほうが良かったと思います。
ラスト付近で語られる「実は父親がXXX」は完全に蛇足でした。あれのせいで母親と子供の物語の焦点はぼやけ結局何の映画だったのか分からなくなっています。
タイトルなし(ネタバレ)
観ていて気味が悪くて、嫌な気持ちになるけど
そこがいいのです
観出すとやめられない魅力があります
ホラーというよりもダークファンタジー的な印象でした
癖強い作品なので、嫌いな方もいるかもしれませんが
自分は好きです
面白かったです
主人公のボーのオドオド感がどことなく自分も似ていて
幸か不幸か感情移入できてしまいました
自分としては少なからず学びもありました
A24さんの作品は変わっているけど興味深い作品が
多い印象です
ミッドサマーも気味悪くてよかったですが
これは更に好きかもです
アリ・アスター監督の次回作を楽しみに待ちたいです
VODで鑑賞しました
何を経験したらこんな映画が撮れるのか
アリアスター版トゥルーマンショー
ボーの悪夢を一緒に観ている感じです
あそこだけは許せん
凄い映画だと、序盤は興奮したのだが。その後がどうも…。中盤の「森の劇団」の所などは、絶望的に退屈でした。何よりクライマックス近くの「屋根裏の父親」、あれは酷い。『フロイト的だ!』と関心してもらえると思ったのだろうか? 悪趣味が過ぎるし、ここだけ映画全体のトーンから浮いてしまってる。全体を一言でまとめると、『怪作』。
途中までは筒井康隆の短編『心臓に悪い』みたいな展開を予想してました。虚弱なサラリーマンが持病の薬を手に入れようと大冒険の挙句、最後にはスーパーマンみたいになってしまう話。これを被害妄想の人でやったら面白いと思ったのだ。
全360件中、21~40件目を表示
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