「ボーはおそれすぎた結果、、、」ボーはおそれている バタピーさんの映画レビュー(感想・評価)
ボーはおそれすぎた結果、、、
被害妄想の部分と現実のシーンがごっちゃになっているが、良く考えてみれば、“狂った設定ではあるが現実”のシーンと“ボーの頭の中の想像”のシーンとわけて観ることができる。
ボーは常に悲劇の主人公であるが、ひきで見ればボーも不特定多数の加害者の一員であったり、歪んだ愛情ではあるが大切にしてくれた母を悲しませてしまっていた。(というのも被害妄想が過ぎるだけなのかもしれない。)
誰かに苦しめられてつくられた弱者も誰かを苦しめている。という。普通取扱わない社会のカオスが描かれているのかなと感じ取った。
しかし、笑えてくるくらいカオスな映像によってそんな重たいテーマも軽く受け止められる。
多くを語らないカオスな映像に振り回されることを楽しめる人だけが楽しめばよい作品かなと
No. 1500
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