「笑いが疾走する」ゆとりですがなにか インターナショナル ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
笑いが疾走する
LGBTQ、リモートワーク、ユーチューバー、グローバル化、渋谷のハロウィン・フィーバー等々、令和の世相を取り入れたクドカンの脚本が素晴らしい(ただ、中国に関しては、最近の関係悪化のため、ややずれてしまっている)。
早口台詞の連発、目まぐるしい展開なので、笑い所を見逃さないよう、ある意味緊張のしっぱなしだったが、それにしても面白かった。「ハングオーバー」ネタなど、映画ファンにはたまらない。笑いの連続だが、最後の最後、エンドロールのバック映像でまで笑わせる。
唯一残念なのは、画面の鮮明度が低く、俳優の表情が見えないシーンが多々あったこと。続編では、改善を期待。
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