「偶像化されたジャン=リュック」ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト) HAL2005さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0偶像化されたジャン=リュック

2023年10月5日
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鑑賞方法:映画館

萌える

ゴダールの映画ではなくジャン=リュックという一人の男の物語であり、この作品にはゴダールのゴもない。
彼のような人間は映画の題材として格好であり、この映画の監督はそれを完璧に行った。
勿論ゴダールが生涯かけて創り上げた映画の文法に則って
生前のゴダールの映像や言葉の引用によって創られたこの映画はたった一つの点を除いてとてもゴダール的だ
僕はそれは彼が作ったものが映画の中にあることだと思う

HAL2005