北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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百貨店に行きたくなる
買いたいものがはっきりしていて、何かと通販で済ましてしまうことが増えたこの時代。
この作品を観たことで、ヒトに接客をしてもらってものを買うという行為の大切さ、魅力を感じた。
百貨店に足を運んで何かお買い物をしたくなるものだった。主人公をはじめ多くの従業員はとても誠実で真っ直ぐ、お客様が種族の異なる動物たちということで、色々な人種がいて、それぞれに求めているものが違う。
なにを求めているのかを想像力をもって考えることの大切さを学ぶことが出来た。
70分という上映時間なだけあり、無駄な様子はほとんどなくテンポ良く気軽に楽しむことが出来る作品だった。
これはなんだろう
原作未読。
タイトルからして「北極の生き物が百貨店にきて、それぞれ生活の困りごとを百貨店の商品で解決する」的な話かと思ったら、そうでもなく。
新米コンシェルジュさんのお仕事奮闘記でした。
そろそろエンディングに近づくかなって時に涙が出ました。
暖かい気持ちになったとか、感動したとかそういうのではないと思います。
なんかこう、ほっこりした?「ああ、いいなぁ」って思った? ような感じです。
映画館で見てよかったかも。テレビや配信だったら前半でスマホに手と目がいってしまって、後半あんまり見なくなってしまうんじゃないかと。
アイデアが◎のアニメ
予告編を観て気になったので作品を観たが、以外と良かった。アイデアもいいし、ラストシーンも後味がいい。
動物がお客様、人間が百貨店スタッフの設定もいい。発想が思いつかなかった。観て良かった。このような漫画があるとは。
ただ、もう少し青少年だけでなく、子供たちや親子で鑑賞できるようなアニメ作品であってほしいし、作品を見る限りその雰囲気がなかったのは残念。
見習いコンシェルジュ奮闘記
動物がお客様の北極百貨店で働く、見習いコンシェルジュのお話で、とても優しいお話しです。
声優さんが皆さん本職の方々だったので、違和感なく仕上がっていたと思います。
物悲しい表情のマンモス?のウーリー氏のやアカデミックな顔のペンギン?エルル氏など、興味深いキャラクターが物語を彩ります。
アニメの絵柄が落ち落ち着いていて、不思議だけど現実の百貨店に見えました。
ウーリー氏がお詫びの品物をもらうシーンが良かったです。
一生懸命が良い。
自分の出来ることを一生懸命にやること、そうだよなぁ~、それで良いんだよなぁ~と改めて思いました。プレゼントも高いければ良い訳ではなく相手のことを一生懸命に考えて選ぶことがやっぱり大切。一生懸命やっていれば周りも見ているのから助けてくれる。この連鎖で皆んなが幸せな気持ちになるですよね。上映時間がもう少しながければよかったなぁ~。
やや気になる点はあるものの高評価。
今年363本目(合計1,013本目/今月(2023年10月度)28本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
今週のアニメ作品枠のひとつですが、明確にお子さんを想定した作りになっています。といっても、登場する動物が結構マニアックなものも多いし、大人が見ても良い作品かな、といったところです。
この映画の「主な想定視聴層」と思われるお子さんを想定すると、その集中できる程度は60~90分程度だと思われ、その観点でみてもこの映画は70分ほどと、ある程度の展開はありますが展開自体の描写も丁寧なので(巻き戻し描写は1回だけだったかあったかな)、動物が好きというお子さんには結構推せる作品です。なかにはリアル動物園で見ることができないものもありますので(くじゃくなど)、その観点でもおすすめといったところです(なお、tohoシネマズ系では入場者特典が動物シール)。
展開としてもお子さんを想定したためにわかりやすいものが多く、やや展開的に女児を想定しているのかな、という部分はありますが(カタカナ言葉がファッション系用語に偏るなど)、極端にどちらかの性別に寄せているというものではありません(半々程度で、やや女児向けかという程度に過ぎない)。
採点に関しては以下を気にはしたものの、この点を実際の想定視聴者の方が気にするのかというのはあるので切り上げフルスコアです。
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(減点0.2/身分行為と条件)
・ この映画、そもそもどこの国の法律が適用されているのかすら怪しいのですが(北極は国ではないため)、日本だと解釈すると、「贈り物を受け取ってもらえたら結婚できる」というような発言をしているところがあります。
ただ、身分行為(婚姻、離婚、養子ほか)に条件、期限を付することはできないため(強行規定。家族法(親族相続)の解釈が条件の成否次第で揺らいでしまうと、戸籍行政が混乱するため)、ややまずいかな…というところです(ただ、この点を実際のお子さんが真似をするとも到底思えず、一応指摘はするものの切り下げ4.5になる0.3以上にはしない扱い)。
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(減点なし/参考/登場する動物について)
一般的な「動物映画」では出てこない動物のほうが多いので(結構マニアックだったり、リアル動物園にはいない生き物が結構出てくる)、動物図鑑などあるとかえってからの「復習」には良いのかな、といったところです。
アキノさんの成長物語
北極百貨店の従業員は人間だがお客様はすべて動物という職場の新人コンシェルジュのアキノは、数々の失敗をしながら仕事に奮闘する日々を送っていた。百貨店には色々な動物たちがやって来るが、妻を喜ばせたいワライフクロウ、父へのプレゼントを探すウミベミンク、プロポーズに思い悩むニホンオオカミなど、それぞれ悩みを抱える動物たちに寄り添うべく奔走するアキノは・・・さてどうなる、という話。
新人コンシェルジュ・アキノさんの成長物語だった。暖かく、気配りがあって、行動力のあるアキノさん、素敵だった。
お客様が全て動物という設定は、お客様は色々なタイプがいるという意図からも良かったと思う。
唯一、ヒステリックな白いアザラシ?は救えなかったなぁ。
それ以外のお客様には全て満足いただいた、良い話だった。
原作は未読です。 短いが詰め込み過ぎでなく、起承転結がしっかりしている良作
最近はアニメーション作品であっても長めの作品が多いが、本作は1時間ちょいと短め。子供の集中はどんなに頑張っても90分が限界と言われているので、視聴者が大人から子供まで広く来ることを見込んでの長さだろうと思う。
その長さのなかでも決して詰め込みすぎな内容ではなく、かといってダラダラやってるわけでもなく、まとまりよく、見せるべきところを妥協なく魅せており、最初から最後まで飽きることなく観ることが出来る。
アニメーションも驚きで、単に綺麗なだけでなく見易く画面が構成されており、カラフルな作品にありがちな目が滑って何が起きているのか分かりにくくなるようなことがなかった。これだけの動物を出して情報をまとめられるのは大変だっただろうと思う。
キャラも立っており無駄がない。原作も読みたいと思わせる、魅力にあふれた良作。
ほんわか感動ストーリーに隠された小さな鋭い牙
お客様が揃いも揃って擬人化された動物達で、そのお客様のご要望に答えるべく真心をもって奮闘する新人コンシェルジュ、秋乃さんのハートウォーミングストーリーです。
北極百貨店の従業員は基本人間でして日本的?おもてなしの心を体現をしつつ動物達に接客しております。
その中で新人のプレッシャーからか先読みし過ぎで暴走したり、お客様から預かった無理難題を無碍に断ることも出来なくてつい勢いで引き受けてしまう秋乃さんのドタバタが、その珍妙な所作(笑)も含めてコメディタッチで描かれます。
彼女の対応は常にオーバーフロー気味、やり過ぎ感は否めなくそれは時に滑稽なんですが、その気遣いや申し訳なく思う態度が上辺だけでないことは一目瞭然で、終始裏表なく生きる姿勢が見ていて美しく、本当に心温まる感じで良かったですね。
また、彼女から接客を受け、無理難題を聞いてもらった動物達のキャラも非常に立っていて愛すべきものでした。
特に「ニホンオオカミ」のお嬢さんのレストランでの彼に恥をかかせない咄嗟の対応がもう大和撫子そのもので、これがこの映画の最初の涙腺崩壊シーンであったことは、恥ずかしいのでここだけの話とさせてください(笑)。これ以外でも涙無しでは語れないエピソードに溢れておりますので綺麗に泣きたい方はぜひご期待を!
ただ、この物語が擬人化された動物達のほんわか感動ストーリーだけで終わらず、途中「北極百貨店の存在理由」として明確にネタバレし事実を突きつけられ、急にふわふわしたファンタジーとは別に、かなり現実味を帯びた重厚な世界観が構築されます。
この別立ての重厚な世界観の提示は小さな鋭い牙みたいなものに形を変え実は映画冒頭に提示されています。それがラストに気持ちよく回収されるのを観て、「うまい!これ脚本としても傑作じゃん」と、心の中でつぶやいたのはネタバレギリギリですがここで内緒で開示させていただきます。
ぜひこの素晴らしい作品をご覧になって、私同様、世界観の深みにハマっていただきたいですね。
百貨店デパート🏬も絶滅危惧は生物同様❗️皆さん たまには外で購入して❗️
絵がカラフル
定評マンガ、故にそこそこ50%客入り ほっこりまとまった小作品 好作品。
新人コンシェルジュの奮闘 と 基本絶滅危惧種のお客様との交流ストーリー
最期の最後でまとまる。
全然関係ないが 石ノ森章太郎 高嶋政宏 松方弘樹の ホテルのTVドラマ思い出した。
俺にしてはテレビドラマは珍しいが 当時意中の異性の関係で観てた
ホテルですら 実際の ベイ・・・・行ったら違ってた 芋にいちゃんなのに・・
という点をアニメの世界 動物の世界で補っている
有料パンフが秀逸
読みやすい上に
①動物学者の生態系の話
②元百貨店 コンシェルジュの話が 目から鱗 ぜひ買って確かめて
②の人の お客様は神様ではなく王様🫅 という言葉が的確 完璧では無くクレーマー 間違いもある
基本絶滅危惧種と それに仕える人間という構図もいい
人情譚がまとまっている。
昔、お袋に連れてかれた デパート🏬のワクワク感が復活😀それの相応しい彩色
関係ないが 新人コンシェルジュはじめ制服の フェミニンな感じに萌えた。というより若干エロティシズム
なんでも男女平等で 職場の服装も中性化が進む中、光った。勿論中性でいい
だが女性らしさまで否定 は❓❓
原作者はコメントの片隅見ると 百貨店の店員さん経験者
恋の話、親子の話、老夫婦の話 貧しい青年の話 病弱な子供貧乏 と話は どっかで観たような話だ。
でも短い時間でテンポよく、何より絵が美しく、コンシェルジュが萌える【最後は蛇足】
高島屋、伊勢丹協力
どーでもいいけど 電子販売の影響で 郊外モール 地元スーパー
以外の 百貨店が大苦戦中 無くなった県もある ワシは商売人の倅だが小売商壊滅は仕方ない
ただ、手に取って 気合の入った買い物の百貨店残って欲しい 皆んなも給料日くらいは行って欲しいなぁ
あたたかすぎて涙腺がゆるむ
原作未読で鑑賞しました。
結果からいうと
とても、とても満足する作品でした。
70分という短めの上映時間で
最高に心があたたまりました。
最初は70分ということで『仕事終わりに見やすい』くらいに思っていましたが、
終わってみると『もっとこの世界に触れていたい』と感じるほどにとても良い心地でした。素晴らしく良質なお仕事ムービーです。
とあるシーンで
声優さんって凄いんだなぁ、としみじみ。
まんまと帰りに本屋さんで原作のマンガを買ってしまいました。
優しさが伝わってくる
絶滅動物の擬人化がかわゆい。
いつもお客様の気持ちに寄り添って努力する秋乃を応援したくなる感じ。
接客シーンがメインで派手なアクションはほぼないのですが、動きがよかった。
秋乃の慌てる感じや、身の躱し方、ペンギンのエルルの滑空シーンなど、優しさが伝わってきて心地よく観られます。
観ていると、(エルルによる創業理由は語られますが)なぜ絶滅した動物たちが生きて人間の格好をして買い物に来るのか?という疑問がわくのだが、その解はない。
死後の世界なのかもしれないし、ファンタジー世界なのかもしれない。
「まぁ、『不思議の国のアリス』的なものだろう」と、ふんわり優しい世界を肯定さえすればよく。
短編漫画を連作にして、70分程度にまとめたものと受け止めれば、それだけでいいんじゃないでしょうか。
全ての映画と働く女性に土下座しな!
レビューのタイトルについてです。勿論、この作品がじゃないです。
当然のことながら、私のことです!私が悪いです!諸悪の根源は全て私にあります!
(*´Д`)ハァハァと楽しんできました。完全に道を誤った鑑賞方法です。
普段なら絶対にチョイスしない類の作品だったのですが、観に行くと決めた理由はシンプルなんですよ。
私、重度にスーツ萌えをこじらせていまして。
働くスーツ姿の女性いいですよね(*´Д`)ハァハァ
そんな性癖を吐露されてもなぁ…ですよね。
本作、それが十分に堪能できました。はい(*´Д`)ハァハァ
主人公・秋乃のスーツ姿がどストライクだったんですよ(*´Д`)ハァハァ
フライヤーと予告編で仕入れていた情報以上に。
えーっとね、これ書いていいのかな?
てか、本作を観た上で正直な感想を書けと言われたら、コレは書かなきゃでしょ!ええい!ままよ!
えーっとですね…作中で、何度も何度も何度も何度もずーっと出てくるカットがあるわけですよ。
秋乃が床に片膝ついてしゃがむ姿が。
あれね、リアルにやられると、おぱんつチラ見え不可避アングルなのねんΣ(’◉⌓◉’)エッ!
いくら女装癖をこじらせていても、私の話じゃないよ!中身はおっさんのパンチラ見えなんてテロ以外の何物でもないよ!
そもそもがですね、この映画に興味を惹かれたのが、秋乃のビジュアルが、片想いだった女性に似てたからなんですね。
華奢な体躯だとか、幸薄そうな顔立ちだとか、しゅっとしたスーツ姿だとか。ちっぱいだとかも(笑)リアル再現。フィギュアほしぇ。
そんな想いがスーツ萌えをこじらせちゃった訳。全く罪な女ですわ。歯牙にもかけられませんでしたけれどね。ちくしょう。
閑話休題
ロング・ロング・アゴ―ですね、その女性がですね、とある日のとある時、床に落としたキーを拾おうとした、まさにその一瞬でした。しゃがみこんだ時に、おぱんつ見えちゃった訳ですよ(///ω///) 前方俯瞰のカットで。コンマ2秒ほどの刹那に。←休題してないし。
不可抗力だよ!刑事さん、俺何もやってねーよ!無実だよ!信じてくれよ!
ガン見した訳じゃないよ!チラ見えだよ!でも、今にして思えば「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ではあったのですけれどね。
はいはい、作品のレビューですよね。今度こそ休題。
これ、全2巻完結の原作コミックがあるのですね。未読ですが。
お話をやや詰め込みすぎているかなぁ…と思ったのですが、全2巻を70分の尺でやるなら、冗長すぎずにちょうどよかったのかも。
絵柄がとても微笑ましく可愛かったです。作画監督グッジョブです。
スクリーン狭しと、次から次へ登場する、擬人化された様々な動物の個性的な描き方が大変よかったです。ケモナーまでは入っていないので、そこには萌えませんでしたけれどね。
さすがに『からかい上手の高木さん』の時のように、マスクの奥で嗚咽をかみ殺すようなことはありませんでしたけれどね。
各エピソードがそこそこ泣かせにきてくれました。悲しい方の(泣)じゃなくて、幸せに包まれた時に、そこはかとなく感じる(微泣)みたいな。
全体を通して優しく包み込んでくれる“ほんわか”感が、この作品の最大の魅力かな?←おぱんつがどーとかこーとか言ってた口で綺麗ごとをっ!
映画はいわんや、あまつさえ働く女性を性的に汚れた目で見るとか、自分許すまじ!おやだよ!(日本語仕事しろ)
全ての映画と、働く女性に土下座しろ!
なんで~もそ~ろ~う~♪ほっきょ~くひゃっかてん~♪
お~かいものな~ら~♪ほっきょ~くひゃっかてん~♪
ちょっと中毒性のある歌なんですよね。アレ♪
あんなコンシェルジュさんがいる百貨店なら、毎日通いたいかも←ストーカーで締めかよ!
試しに観てみな、(アイツが)とぶぞ
たった70分。
買い物帰りのふとした時間に、
急に予定が空いてしまった休日に、
ふらっと観て欲しい。思わず翔びます。
少しでも仕事に疑問や不安を持つ人に、静かに響く良作。
p.s.ウーリーさん、アンタずるいよ...
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