北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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老コンシェルジュさんナイス!
物語としては難しくなく、動物たちの特性やお願いに対してそれぞれ合ったおもてなしをするというユニークなお話。人に置き換えれば個性として見れるので、ファンタジーというよりお仕事アニメに感じました。なので販売員をやっている人は、ひとによって眉を潜めてしまう場面もあって明暗分かれそうです。私はCGアニメがあまり好きではないので、今作のように漫画のようなメルヘンのような映像世界がとてもよかった。人も動物もみんな可愛らしくコミカルなシーンもあって楽しかったです。特に老コンシェルジュが好きですね。
素敵な作品だった
むやみにステップバックはしないでね
オーナー以外の従業員は全て人間、客は人間以外の様々な動物という百貨店で働き始めた見習いコンシェルジュの話…いきなり人間来店してたけどw
あらゆる動物と言いつつ取り沙汰されるのはV.I.A.と呼ばれる絶滅危惧種ばかりだったり、見られているから気をつけるとか、奴隷思想の様なものとか、そもそもこの百貨店の成り立ちも…ちょっと間違えたら人種差別やDQN礼賛に繋がりそうな危うい表現が結構盛り沢山。
そこに引っ掛かりさえしなければ、他人に優しく誠実に頑張る人を見せていてまあ良いのかな…という感じ。
それと、お子様向けなら、絶滅危惧種と言いつつ既に絶滅した動物ばかりを題材にせず、実際に今その危機にある動物を取り上げた方が良い様に感じたけれど…マジメ過ぎかw
平面的で装飾的な絵がなんか良かったです
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダーク...
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダークな部分もあって面白かった。絵のタッチが可愛い。色使いも絵本みたいで凄く良かった。何より動物達のキャラデザが良い。スーツやドレス、カジュアルな服を着た動物達の可愛さが目を楽しませたし人間サイドも個性豊かなキャラクターが面白かった。
反面動物達の生態の事情のビター感やコンシェルジュとして客に奉仕するという事の難しさや困難さ、クレーマーとのやり取りなどピリつく場面もあり物語の波として単調にならない面白さもあって短いながらも見応えある作品だと感じた。特にクレーマーへの切り返しは正直スカッとした 笑
もう少し百貨店の事情や世界観背景を掘り下げて欲しい気もあったがスッキリ纏まっていて終わりも良かった。
ミニエピソードや番外編なんかが有ればもっと見たい作品。
擬人化された動物の話といえばそうだけど
フンワリ幸せになれる。
ナニコレめっちゃ幸せになれる映画じゃん!
メディアでもあんまり紹介されないからほぼノーマークの映画だったけど、これは色々な人達に観てもらいたい。
最近のアニメのように素晴らしく絵が綺麗って事は無いし、むしろ独特な絵かもしれない。
特に人間の書き方は最初少し抵抗があった。
でも、そんなことはすぐに忘れてストーリーに引き込まれた。
正直、新人のドタバタ劇なんてありふれた話だけど、客を動物にした事でありきたり感も薄まった。
とにかく優しさが溢れた物語で幸せになれた。
狼の彼女がフィンガーボールの水を飲んだ時やマンモス夫妻のケーキとか、感動して泣けちゃったよ。
あまり注目されてない映画だけど、老若男女色々な人達に観てもらいたいなぁ。
観て損は無いと思うしね。
かなりの良作です!
ストレートに伝わるシンプルなメッセージ
思っていたのと全然違った
動物がお客様の不思議な百貨店に新人コンシェルジュが入って来た。てっきり動物を擬人化したドタバタギャグアニメだと思っていた。
全然違っていた…いや違って無いんだけど思っていたのと違っていた。
何故お客様が皆動物なのか、絶滅危惧種どころか絶滅した動物までいるのは何故か?(予告編でもマンモス出てくるし)そもそも動物しか来ない北極百貨店とは何なのか。
答えは映画の中にあった。結構奥が深く感動して思わずウルウルした。
しかしこれだけは言いたい、新人教育すらしていないコンシェルジュをいきなり店頭に立たせてどうする?社員教育がなってない!
しかもお客様は多種多様であり細かい配慮が必要なのにいきなり現場投入とはどう言うことか!
まあ理由は何となくエンドロール前に分かった気がするが、そこだけは解せない。
動物いっぱいの優しく微笑しいお話!改めて、プロ声優さんのみの作品って良いですね
絵もストーリーも曲もほのぼのしつつ時にはグッときて面白かったです。
作品が伝えたいであろう事はこちらもサラッと汲み取って、
実は根の深い部分もありそうでも深掘りし過ぎないでのんびり観るのが自分的にはオススメ。
素敵な百貨店でお客様の為に一生懸命頑張る新米コンシェルジュのお話だもんね。
あーだこーだ突つくのは野暮ってもんだ!って気がしちゃいましたf^_^;
あと、この作品観ても感じましたが「声優」の偉大さ。
キャラ達の何気ない言葉にウルっときたのはプロの声の演技のせいも大いにあると思ったからです。俳優さんの声当てとの違いを実感しています。
誤解しないで欲しいのは俳優の声当てを否定している訳ではないです。
声の演技のプロはレベルが違う!って事を、「声優さんのみ」で作られた作品を最近見る機会が増えて心底感じています。
何気なく観た作品にいつの間にか引き込まれ興奮のまま観終わった時に「自分は何処からこんなに夢中になってたんだ?!」って思い返すと、声優の見せ場と言える台詞場面だったりする訳です。
決して流してなんて観れないグッと心を持っていかれる魂の込められた声の演技があるんだなぁ…と、以前観たとある作品で思いました。
形が見える演技ではない事もあって気付けなかった声優の存在の凄さを、今更ながらしみじみ感じてます。
この作品も楽しめました!
素直にいい話だった
シンプル is ビューティフル
🎁プレゼントは人を想うこと🎁
面白かった。でももう少し深みがあっても…
最初のうちはあの新人コンシェルジュのドジっぷりがちょっとウザかった😅
よくあるパターンとは言え、もう少しコンシェルジュとしての意識を持つとか、お客さまに対してキチンとした応待ができないものかねぇと…まぁこの手のアニメにガチ突っ込みをいれても仕方ないのだが💦
全体のストーリーとしては、ドジっ子な新人とそれを温かく見守る懐の深い上司や優しい先輩たち、それと彼女を育てるお客様。よくあるパターンの話とは言え、絵柄が可愛い事もあって最後の方はちょっと新人ちゃんに肩入れしてしまったw
最近は「月」とか、ちょっと殺伐とした作品を見ていたので、こんなほのぼのした作品に浸るのも、なかなか悪くなかったかな。
【2025/12/13】Eテレにて視聴
アザラシおばさん、アレはもう完全にカスハラだよなぁ。
特に泣けるような場面はなかったなあ
日本人の在り方
先日見た「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の約3分の1の70分。あの映画見ている間に、本作3回も見れちゃうんだね。どっちもやべぇ。かなりの短尺に若干不安だったのですが、やはり映画と言うよりも短編アニメに近い作りでした。ストーリー自体も、良くも悪くも普通だし。
北極百貨店の新人コンシェルジュを主人公に、多種多様な動物のお客様と触れ合いながら、共に成長していくほっこりムービー。お客様を笑顔に!というモットーに動くことは一貫しているのだけど、結構ブツ切りになっていて、無理やり1本にまとめた感じは否めない。それでも、水彩画の可愛らしいタッチと優しく包み込むような雰囲気に癒され、「ザ・クリエイター」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を見た後では、お口直しにちょうどいい映画でした。
お仕事ムービーというよりも、日常の些細な幸せを描くヒューマン(?)ドラマのようなストーリーなので、そこまで身構えず気楽に見れる。新人コンシェルジュの秋乃さんは慌ただしくて落ち着かない性格だけど、常にお客様のことを思っておぼつかないけど暖かく接する、とても人間味のあるキャラクターなので、とても親近感が湧く。機械のように決められた動きをしない、柔軟性のある人物だから、こういう人がスタッフに居たらこっちまで幸せな気分になるだろうな。
でも、お客様に向き合う姿勢はThe・日本人といった感じで、コンシェルジュの優しさに漬け込む客にはちょっと...。礼儀を重んじる文化はとても素晴らしいことだとは思うけど、色々と違和感が。急に設定を盛り込んでくるのにも疑問が残ったし、あくまでそういう世界と終わらせても良かったんじゃないかなと思ってしまった。
丸木さんとかウーリーさんとか、すごくいいキャラだったから優しい映画になったかも。やっぱり包容力のある人物って大事だね。短いけど、色々と考えさせられる作品でした。
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