北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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平面的で装飾的な絵がなんか良かったです
大袈裟にいうと日本画とかキュビズムのような絵が、なんか良かったです。
内容もほのぼのしながら所々コミカルで細かな笑いどころなどあって、面白かったです。
そもそも百貨店などというものは、個人的には全く身近なものではなく、自分にとっては無関係な所としてしか捉えることができないし、ましてやそのコンシェルジュなんて・・・という思いでの観賞でしたが、それがかえって異世界の出来事として存分に楽しむ要因になったような気がします。
お声の素晴らしい方々の優しいお声も堪能できる、清く正しきアニメーションだったなぁという印象です。
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダーク...
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダークな部分もあって面白かった。絵のタッチが可愛い。色使いも絵本みたいで凄く良かった。何より動物達のキャラデザが良い。スーツやドレス、カジュアルな服を着た動物達の可愛さが目を楽しませたし人間サイドも個性豊かなキャラクターが面白かった。
反面動物達の生態の事情のビター感やコンシェルジュとして客に奉仕するという事の難しさや困難さ、クレーマーとのやり取りなどピリつく場面もあり物語の波として単調にならない面白さもあって短いながらも見応えある作品だと感じた。特にクレーマーへの切り返しは正直スカッとした 笑
もう少し百貨店の事情や世界観背景を掘り下げて欲しい気もあったがスッキリ纏まっていて終わりも良かった。
ミニエピソードや番外編なんかが有ればもっと見たい作品。
擬人化された動物の話といえばそうだけど
フンワリ幸せになれる。
ナニコレめっちゃ幸せになれる映画じゃん!
メディアでもあんまり紹介されないからほぼノーマークの映画だったけど、これは色々な人達に観てもらいたい。
最近のアニメのように素晴らしく絵が綺麗って事は無いし、むしろ独特な絵かもしれない。
特に人間の書き方は最初少し抵抗があった。
でも、そんなことはすぐに忘れてストーリーに引き込まれた。
正直、新人のドタバタ劇なんてありふれた話だけど、客を動物にした事でありきたり感も薄まった。
とにかく優しさが溢れた物語で幸せになれた。
狼の彼女がフィンガーボールの水を飲んだ時やマンモス夫妻のケーキとか、感動して泣けちゃったよ。
あまり注目されてない映画だけど、老若男女色々な人達に観てもらいたいなぁ。
観て損は無いと思うしね。
かなりの良作です!
ストレートに伝わるシンプルなメッセージ
思っていたのと全然違った
動物がお客様の不思議な百貨店に新人コンシェルジュが入って来た。てっきり動物を擬人化したドタバタギャグアニメだと思っていた。
全然違っていた…いや違って無いんだけど思っていたのと違っていた。
何故お客様が皆動物なのか、絶滅危惧種どころか絶滅した動物までいるのは何故か?(予告編でもマンモス出てくるし)そもそも動物しか来ない北極百貨店とは何なのか。
答えは映画の中にあった。結構奥が深く感動して思わずウルウルした。
しかしこれだけは言いたい、新人教育すらしていないコンシェルジュをいきなり店頭に立たせてどうする?社員教育がなってない!
しかもお客様は多種多様であり細かい配慮が必要なのにいきなり現場投入とはどう言うことか!
まあ理由は何となくエンドロール前に分かった気がするが、そこだけは解せない。
動物いっぱいの優しく微笑しいお話!改めて、プロ声優さんのみの作品って良いですね
絵もストーリーも曲もほのぼのしつつ時にはグッときて面白かったです。
作品が伝えたいであろう事はこちらもサラッと汲み取って、
実は根の深い部分もありそうでも深掘りし過ぎないでのんびり観るのが自分的にはオススメ。
素敵な百貨店でお客様の為に一生懸命頑張る新米コンシェルジュのお話だもんね。
あーだこーだ突つくのは野暮ってもんだ!って気がしちゃいましたf^_^;
あと、この作品観ても感じましたが「声優」の偉大さ。
キャラ達の何気ない言葉にウルっときたのはプロの声の演技のせいも大いにあると思ったからです。俳優さんの声当てとの違いを実感しています。
誤解しないで欲しいのは俳優の声当てを否定している訳ではないです。
声の演技のプロはレベルが違う!って事を、「声優さんのみ」で作られた作品を最近見る機会が増えて心底感じています。
何気なく観た作品にいつの間にか引き込まれ興奮のまま観終わった時に「自分は何処からこんなに夢中になってたんだ?!」って思い返すと、声優の見せ場と言える台詞場面だったりする訳です。
決して流してなんて観れないグッと心を持っていかれる魂の込められた声の演技があるんだなぁ…と、以前観たとある作品で思いました。
形が見える演技ではない事もあって気付けなかった声優の存在の凄さを、今更ながらしみじみ感じてます。
この作品も楽しめました!
素直にいい話だった
シンプル is ビューティフル
🎁プレゼントは人を想うこと🎁
面白かった。でももう少し深みがあっても…
最初のうちはあの新人コンシェルジュのドジっぷりがちょっとウザかった(´•_•`)
よくあるパターンとは言え、もう少しコンシェルジュとしての意識を持つとか、お客さまに対してキチンとした応待ができないものかねぇと…まぁこの手のアニメにガチの突っ込みをいれても仕方ないのだが💦
全体のストーリーとしては、ドジっ子な新人とそれを温かく見守る懐の深い上司や優しい先輩たち、それと彼女を育てるお客様。よくあるパターンの話とは言え、絵柄が可愛い事もあって最後の方はちょっと新人ちゃんに肩入れしてしまったw
最近は「月」とか、ちょっと殺伐とした作品を見ていたので、こんなほのぼのした作品に浸るのも、なかなか悪くなかったかな。
特に泣けるような場面はなかったなあ
日本人の在り方
先日見た「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の約3分の1の70分。あの映画見ている間に、本作3回も見れちゃうんだね。どっちもやべぇ。かなりの短尺に若干不安だったのですが、やはり映画と言うよりも短編アニメに近い作りでした。ストーリー自体も、良くも悪くも普通だし。
北極百貨店の新人コンシェルジュを主人公に、多種多様な動物のお客様と触れ合いながら、共に成長していくほっこりムービー。お客様を笑顔に!というモットーに動くことは一貫しているのだけど、結構ブツ切りになっていて、無理やり1本にまとめた感じは否めない。それでも、水彩画の可愛らしいタッチと優しく包み込むような雰囲気に癒され、「ザ・クリエイター」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を見た後では、お口直しにちょうどいい映画でした。
お仕事ムービーというよりも、日常の些細な幸せを描くヒューマン(?)ドラマのようなストーリーなので、そこまで身構えず気楽に見れる。新人コンシェルジュの秋乃さんは慌ただしくて落ち着かない性格だけど、常にお客様のことを思っておぼつかないけど暖かく接する、とても人間味のあるキャラクターなので、とても親近感が湧く。機械のように決められた動きをしない、柔軟性のある人物だから、こういう人がスタッフに居たらこっちまで幸せな気分になるだろうな。
でも、お客様に向き合う姿勢はThe・日本人といった感じで、コンシェルジュの優しさに漬け込む客にはちょっと...。礼儀を重んじる文化はとても素晴らしいことだとは思うけど、色々と違和感が。急に設定を盛り込んでくるのにも疑問が残ったし、あくまでそういう世界と終わらせても良かったんじゃないかなと思ってしまった。
丸木さんとかウーリーさんとか、すごくいいキャラだったから優しい映画になったかも。やっぱり包容力のある人物って大事だね。短いけど、色々と考えさせられる作品でした。
評判ほどの良さはわからなかったなー。
良い映画でした
閑話休題の的なピリッと辛い大人味の70分。
内容は、原作西村ツチカの全2巻による物語の映画化。新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた『北極百貨店』は、来店される客が全て絶滅種🦣に当たる動物達。そんな客達の無理難題の要望に右往左往しながら1年間の新人研修を無事に終え一人前のコンシェルジュに秋乃はなれるのか?!そんな彼女を取り巻く同僚や動物達によるお仕事成長物語。
印象的な台詞は『これは…私の妻を作ってくれたんだね…』彫刻家ウーリーさんがパテシエ見習いネコさんに話す言葉。屋外の寒い状況で一瞬の言葉の溜めが、心の中の氷を🧊溶かす様に温かく感じました。ウーリーさん自身積年の思いが氷解したカタルシス感じる場面。一人で亡き妻を思いサーベルタイガーの叫びに自分を写し彫り続けていた事がわかる様な澄んだ表現でした。
印象的な状態では、カリブモンクアザラシ🦭に苦情突きつけられ、上司東堂に『お客様を調子にのらせクレーマーに仕立て上げたのは貴女の責任です。』と言われる言葉には、少しずつ主人公秋乃の成長を温かく見守ってあげてるなと感じました。慇懃無礼に振る舞う事が全てでは無い。それを少しずつ理解し言葉にならない言葉を理解する事が関係性を保つ上で大切なのだと難易度を上げている所がお仕事成長物語としては見所で、そぅそぅ!と自分の実体験を踏まえ共感しました。
印象的な場面は、1年間を通じてデパートの🏬装いや季節感を出す様にした四季の色彩を担当したコンセプトカラーデザインの仕事。1年間の新人研修という名目で屋内の季節感をコンセプトによって入念に使い分けたところ。Aパート春・sweet & juicy Bパート夏・urban & luxury Cパート秋・classical & retro Dパート冬・Christmas & glitter 素晴らしい背景とカラーデザインが重なってアニメーションが際立ってるオシャレな映像だなと感じます。なかなか動くキャラの方に目がいってしまい店内の内装その他に注目しきれなかったのが後になって残念でしたが見直してみたいお洒落で知的そしてピリッと辛い。閑話休題的で、午後の紅茶的な共感を呼ぶ心温まる寒くなり始めるこの時期にはピッタリな映画でした。
また面白かったので原作も買って読んでみたいと思います。
お仕事ムービーと思いきや、人間の愚かさを伝えたかった感じの作品。 本年度ベスト!
軽い気持ちで鑑賞したけど、本作が伝えたかったメッセージはかなり重たい感じだった。
ほのぼの映画を装った詐欺的な良作(笑)
動物愛護協会の推奨作品に自分的に認定(笑)
全世界に発信して欲しい作品。
動物達が顧客の北極百貨店で働く新人のヒト。秋乃。
来店する動物達のコンシェルジュとしておもてなしするストーリー。
お仕事ムービー&新人コンシェルジュの秋乃の成長物語なんだけど本作が表現したかった事はそこでは無かった感じ。
来店する動物が何だか聞き慣れない名前の動物。
そこに全く気が付かず違和感無く観てたんだけど途中から、その動物達の意味を知る。
愚かな人間を風刺していた感じ。
本作のメッセージは重かった印象。
この作品を観た人の感想は様々だと思うけど、正解は観た人のお気に召すままでOKって感じ。
動物ムービーとして楽しめる。
お仕事ムービーとして楽しめる。
人間の成長物語として楽しめる。
多分、本作が言いたかった事に考えさせられるムービー。
そんな映画だった感じ。
観賞後、北極百貨店のテーマソングが脳内ループしています( ´∀`)
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