愛にイナズマのレビュー・感想・評価
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♪ジュリアに傷心♪
章立てが流行っているのだろうか?今作も同様の構造の作品である 場面転換が編集し易いのだろうか?
編集と言えば、やたらと手でハサミのジェスチャーをするのだが、あれはほんと観客を不快にさせる秀逸な演出である
上手く立ち回れない不器用な新人女流監督が、プロデューサー子飼いの助監督との嫌がらせに果敢に闘うもしっかり切られて、しかしそれ以上に理不尽な目に合う役者の自死により、復讐の為、実際のモデルになった自分の家族を使って映画を撮ろうとする筋書きである そして、その役者と同居していた良く言えばミステリアス、悪く言えば空気の読めない不思議ちゃんとしての男が、その監督を公私共々助けながら利己主義的な家族の本質を映画造りの中で紐解いていくヒューマンドラマである
先ずは今作、とんでもなく有名俳優の目白押しである それこそ、ここ3ヶ月間の封切り映画に出演している、もっといえば共演している俳優陣の出演に、驚愕しきりである 今作がコロナ禍を描いているバックボーンもあって、なんというか、出演の目詰まりが怒濤の如く吐出されたように感じるのは自分だけだろうか?
そんな中、大変印象に残ったサブストーリーがある 中野親子の共演である 父親中野英雄、子仲野太賀、そして物語が、正に1992年フジテレビドラマ『愛という名のもとに』に対する引用であることにどれだけの観客が気付くのか・・・
"チョロ"の子供が同じような理不尽に苛まれ、自分の不甲斐なさをああいった形で終結させる場面は、観賞していて 肌が粟立つ心地であった 共演といっても同じ場面には出演していないのでその部分は残念だが、劇中、父が「長年やっていて本当に芝居が良いかどうか分らない だから若い監督と一緒に仕事したかった」という台詞はその長年の役者人生の中での真理なのだろうと至極納得な台詞である
色々な要素をこれでもかと詰め込んだ作品なので、切り口は無限にある その全てを論うのはこのレビューでは不可能なので、一つだけピックアップしたい
映画『月』でも同様だが、本音と建前、もっと言えば耳障りの良いお為ごかしと、でも否定できない本心を誠実に作品に投影した監督の真摯さに敬服しか感じ取れない 前作と違いコメディ要素が素晴らしく散りばめられているが、しかしポイントはキチンと踏まえつつ、後半の鬼畜な輩達の会話に我慢ならない家族と男の勇敢さに心打たれ、そして章替えの、まるで父親が参加しているかのような"ハグ"の呼びかけ、でも実は酒を飲んでいて忘れていたが親子達はハグをしていたという件の構成は、伏線回収としてこの上ない出来映えであったと感じた
家族みんながそれぞれを労っての嘘、でも、それを曲解してしまう愛情過多、しかし、馬鹿馬鹿しい程のシンクロニシティである赤い服のカブり こんなに仲の良い家族をここまで演出できる監督の手腕に脱帽である
隠していた"実は~"話の天丼要素が多めのシナリオも、人に寄ってはお腹いっぱいになってしまうだろうが、自分のような欲張りには充分堪能させて貰った
兎に角、ここまで贅沢に旬の俳優陣、実力俳優陣を網羅した今作、有り難く観賞させて頂いたと制作陣にお礼を言いたい
【”虚実の人生と真の人生。だが、家族の絆はハグをすれば永遠に続く。”女性若手映画監督のコロナ期のお追従笑いを浮かべながら苦闘の時に出会った恋。そして10年振りの家族の再会と各自の再生を描いた作品。】
ー 章立てで物語は進むが、序盤は”ウーム・・”という感じであるが、中盤から一気に盛り上がる作品である。-
■若手映画監督の、折村花子(松岡茉優)は、自分の家族を題材にした「消えた女」を製作しているが、プロデューサー(MEGUMI)や花子を馬鹿にしたような口をきく助監督(三浦貴大)等のいい加減さや無理解に悩む。
更に直前に監督を降ろされ、落ち込む。
だが、少し前に路上喧嘩の仲裁に入って、殴られた不器用だが誠実な正夫(窪田正孝)とバーで会って酔った勢いもあり、キスをしてしまう。
正夫と同居している落合(仲野太賀)は、「消えた女」に出演する予定が無くなり、縊死してしまう。
だが、花子と正夫は、花子の兄二人(社長秘書で、勝組を装う長男(池松壮亮)とカトリック教会の牧師の二男(若葉竜也)と、父(佐藤浩市)を題材に、自分達で「消えた女」を制作し始める。
◆感想
・今作では矢鱈と色んなシーンで赤色が使われるのだが、何だか可笑しいのである。情熱の赤かな?
・序盤、プロデューサーや助監督に対し、お追従笑いを浮かべながら頑張る花子。だが、監督を勝手に降ろされた事でプロデューサーに対し、落合の葬式の場で猛抗議をするが”上が決めた事だから。”とにべもない態度を取られ、親友を無くした正夫と共に自分達で、「消えた女」を制作し始める。
ー 花子の表情にはお追従笑いは既にない。怒りモード突入である。-
・で、花子は家族を父が住む実家に集め、映画を撮り始めるが・・。
ー 父、長男、次男とも赤い服を着て、殊勝な顔をし乍ら炬燵に正座しており、何故か電気を付ける紐も赤く垂れさがっている。そして、棒読みで台詞を喋る父に対し
”あーもう!駄目だよ、駄目!”と駄目だしする花子の怒った姿。
松岡茉優の魅力が出て来たシーンであるし、彼女が怒っているのは、邦画の名優佐藤浩市である。(ショボンとしている。)あー、可笑しい。
そして、何だかんだ言いながら、皆揃ってるじゃない!
更に笑えるのが、カメラを回している正夫が驚いた顔で言う言葉
”花子さんって、家族の前だと、乱暴な口の利き方になるんですね・・。”-
■徐々に明らかになる花子が小さかった頃、海外に行った母の事。父が家の中で暴れていた理由。
母は実は愛人と駆け落ちしていたが、父は母の携帯の基本料金を払い続けていた事。
更に父の友人で海鮮料理屋の男(益岡徹)の娘が男に騙されて自殺した際に、父がその男を殴りつけ片目を失明させていた事。
それを知り、長男、次男、花子の父を見る眼が変わって来るのである。
そして母は亡くなっていたため、携帯を解約するシーンの携帯ショップの店員(趣里)の杓子定規な対応が可笑しい。
<家族の絆は深まり、海鮮料理屋で隣席に座ったオレオレ詐欺を練っていた男達を殴りに行ったり、家に戻った際に雷が落ちて電気が落ちた際に牧師の二男がコッソリビールを飲んでいたり・・。
そして、癌であった父は亡くなり、兄弟たちは父の遺骨を海に散骨するのである。
更に、長男が”ハグしよう!”と言った時に、正夫が笑いながら”皆さん、もうハグしてますよ。”と言って見せた、雷が落ちた後に酒を飲み過ぎてベロベロになった父を三兄弟が抱きかかえるシーン。
今作は、序盤は”ウーム”だったけれど、中盤から一気に面白くなる作品である。
亡くなった「消えない男」のお父さん、家族一緒に成れて、良かったね。>
まっすぐな自分に会いたくなる
★追記をしたのでネタバレに修正しました。
最高のキャストたちが次々と
イラッとさせたり、ほろりとさせたり、ぷっと吹き出させたり、どきどきさせる
それらを浴びて、もう、いろんな感情がいっぱいになる
そうか
生きていれば誰もがそうなのかも知れない
そうだ
仕事、家庭、きょうだい、友達、恋愛、過去、未来、自分、他人
くるくるとまわる日常生活に居て、お互いが演じながら生きている感じ
みんな身に覚えがあるんじゃないか
コロナ禍を題材に取り扱った作品はたくさんあるけど
これには愛すべき登場人物達の魅力が溢れていて
湿っぽくなりすぎず力強く痛快で温かだ
特に
松岡さんのよく変わる表情、窪田さんの朴訥なマイペースさ、池松さんの張り切る兄貴ぶりがいい
口下手な佐藤さんが抑えて演じる父もさすがだ
〝1500万円〟が何度かでてくるのだが、お金の価値を通してわかるみんなの人柄も
わかっちゃいるが、わすれがちなこと
長い時間のなかの一瞬の貴重さ、思いを伝える大切さは
忘れずにいたいと
ぎゅっと詰まっていたもの
そして、ちょっとそのあと
誰かに会いに行きたくなるかも知れない
たぶんそれは
まっすぐな自分に会うためになんだとおもう
【追記】
いろんな不愉快さをたくさん共感し募るストレス。
花子が正夫に何回も言われるほど、実家で口が悪くなるのがみていてスッキリするほど😅。
疎遠になっていた兄妹もみんなどこかで無理をしていて、
印象の悪かった父の生き方が誰よりもまっすぐだったのを知った時、それが兄妹にはイナズマ級だったんだろうなぁ…。もちろんはじめのイナズマは、花子にとって斬新だった正夫との出会い!これなくしては訪れなかった出来事だった。
そして正夫と父の不器用さは同じにおいがしました。
2人の乾杯、ハグがとてもよかった。
消えない男
演技派の役者さんばかり
クセが強めです。
映画は、ちょっと笑えて
胸が締めつけられる場面もあり
見応えありでした。
末っ子の松岡茉優さんが夢を叶える事が主軸
窪田正孝さんとの出会いから
疎遠だった家族が10年振りに実家へ集まり
今までの様々な秘密が明らかに
家族を囲む友達、同僚、上司、仕事関係者
皮肉たっぷりな人や
圧力に抗う人、屈した人
色んな意味で無力だなと感じた…
3兄妹の場面は
ほっこりしたり、ハラハラしたり
最後のハグの場面は最高です。
家族に会いたくなる
映画だと思いました。
仲野大賀親子出てました。^ ^
エレカシの歌よかったです。
映画館に行ってみてください。
いまの自分を好きになる映画かも。
こういう映画が大好きです。
退屈だとか長いとか言う人もいると思うけど、僕は「終わらずにずっと見ていたい、もっとずっと続けばいいのに」と思うほど面白かった。
それと役者の競演がすごくおもしろかった。特に2つ、前半の松岡茉優さんと窪田正孝さんの場面と、後半の佐藤浩市さん、池松壮亮さん、若葉竜也さんも加わった家族が集まる場面は見ごたえがあった。ちょっと贅沢すぎないか?
仲野太賀さんの退場が早すぎて残念。
あと、折村監督が撮りたい「消えた女」(消えない男)がこの作品の内容とリンクしてるところが面白かった。
なぐりこみは元ボクサーと元世界チャンピオンが行けばいいのに。「春に散る」
最近は映画に星を付けるのがおこがましく思えて星は点けないのだけれど、例外もあって、リーアム・ニーソンにだけは無条件で☆5を点灯させる。
この映画も例外で、この作品に星5の明かりを灯さなかったら僕はいったい何のために映画を見ているんだというぐらい面白かった。
ここ2~3年、 映画.comで評論家じゃない人の多くのレビューを見るようになって、映画の見方はホントに人それぞれだとつくづく思うようになった。
最初は、僕が生涯2度目の途中退席した 「ノッティングヒルの恋人」を生涯ベスト1に挙げる人がいることに心底驚いたことだ。逆にすごく感動した実写版「ホリック」と「TOVEトーヴェ」の評価がすごく低かったりしたのがとてもイイ経験になった。
*追記:退席したもう1本は康夫ちゃん原作の「なんとなくクリスタル」。
僕が他の人のレビューで興味があるのは、感想の部分だ。知識部分はなるほどとは思うが、映画論、比較論、技術論、監督論は自分に知識がないのでイロイロ知ってるんだなと思うだけだ。たまにすごく感動してしまうのが、映画のレビューより面白いと思ってしまうレビュアー個人の話だ。映画より面白いってルール違反だろうと思ってしまう。
さすがに口が悪すぎます!!
「月」ショックから立ち直れずにいまして。。本作まで3本挟んだが、まだモヤついておりまして。。
だから早く本作を観たかった。
予告からして好きな作風とテーマと役者!!
石井監督の最新作で、気持ち、リセットしたかった。。
ありがとう!やってくれました!
笑いあり、涙ありの、痛快エンタメだった。
そして珠玉のヒューマンドラマだった。
一億ボルトの愛!!
愛のイナズマに打たれました!!
念願の映画監督デビュー目前の花子
(松岡茉優ちゃん)は空気は読めないが不思議な魅力の正夫(窪田君)と運命的な出会いを果たす。
夢も叶いそう!まとまったお金も入って来ると喜んでいた花子だったが、企画を奪われ報酬も貰えなくなる。
正夫の親友で、役者の落合(大賀君)も花子の作品に出演予定だったが、その話もなくなり、死を選んでしまう。。
(チョロ〜!!泣)
打ちのめされる花子と正夫。
しかし2人は自分達の力で「消えた女」制作に向け動き出す!
花子の疎遠だった家族の力をかりて。。
コロナ禍の世の中、理不尽な社会。他人に関心があるようでない、そんなリアルな世界や人々が描かれている背景。
マスクがまるで仮面となり、表情は勿論、心まで隠しているようだったあの時期。
「家族」を通してそれぞれの本音が爆発していく所が痛快でした。
10年以上父を避けてきた花子。
でも、何もかもを失い頼ったのは
「家族」!!
突然、映画を撮る!と帰るや否や、カメラを向けてはダメ出ししまくる花子。
戸惑いながらも協力してくれる父
(浩市さん)と長男誠一(池松君)と次男雄二(若葉君)
花子は口が悪過ぎるが、その関係性は何とも言えず温かかった。
他人には隠してきた本音をこれでもか!と言わんばかりにぶつける。
だって、大丈夫なんだもん。
「家族」だから。。
家族ってホント何なんだろって思う。時には、他人には言わない様な気遣いのカケラもない暴言を吐いてしまうけど、次の日には「おはよう」が言える。
不機嫌な自分を出せる。受け止めてくれる。
何だかんだ言っても、覆らない愛が根底にあるのを知っているからなんだと思う。
そして無意識にでもそれを知っている花子は幸せだと思った。
しかし、家族といえども超えてはならない所があり、あそこに正夫という他人がいたからこそ、罵り合うだけの不快なシーンにならなかったのだと思った。
誠一も雄ニに「カルトがぁ〜!」って罵るけど、食事の前のお祈りをする2人を茶化さず待っている。
父に寄りつかない誠一と花子に代わり、寄り添う雄二。
子供達にはダメな父親に写っていた治の過去(暴れた理由、母の失踪)が明らかになり、変わっていく兄妹。
そしてあの「秘密」に直面し、関係性が変化していく。。
前半のPと助監のパート。イライラしたあの気持ちを、後半の家族パートに移ってからは一気にパワーを増していき、吹っ飛ばされる!
これも「家族」の力のようで、家族が揃った事で生まれる強い絆と愛が押し寄せてきて、正にイナズマ!!
うちも各々色々あった家族なので、若い頃はそんな家族が嫌だったし、周りの普通の家庭に憧れたりした事を思い出した。
だけど、面倒臭くて嫌な気持ち以上に、そこには愛があって、だからややこしいのだが、本当にかけがえのない物なのです。
うちの家族の愛も
一億ボルトだと思いましたw
(父にハグしに行きたかったけど、
今バリ島バカンス中だわ〜ww)
そして
「自分を演じる」
「生きているだけで俳優」という意味もしっかり伝わってしました。
理不尽な社会への復讐と思いきや、家族の深い深い愛情物語へと移っていく様がお見事!
石井監督の脚本はいつも優しくて繊細で力強くて。。
本作でもその魅力が発揮されていました。
(ひかりちゃんとは仕事しないのかなぁ?監督作品に彼女、合っていると思うのだが。。難しいか( ; ; )
それぞれが、他者のみならず、自らの事も、否定から肯定出来た変化が嬉しかったです。
何を観ても実は泣いていなかった私が、涙4粒流れました( ; ; )
うちの父も白髪なんでね。
後ろ姿とか被ってしまい、浩市さんに泣かされたわ〜( ; ; )
役者さんみなさん素晴らしかった!!
♡石井監督、若葉竜也さん主演の
「街の上で」も観て下さい♪
チャーミングで愛おしい登場人物たち
渋谷ヒューマントラストシネマでの試写会にて。
世の中に一定数いる嫌な人たちとチャーミングな登場人物たちが出てくる作品。
誠一の恐竜オタクはめっちゃ面白かったし正夫の空気の読めない唐突な発言は全部おもしろいし、雄二のあの感じも(言葉にできない)家族全員が全部全部かわいくて愛おしくて面白くて、もうほんとたくさん笑った!!
劇中に観客の多くの人が笑っててそれにもつられてたくさん笑って最高でした。!!!😌
正夫のキスしました…ニヤニヤのとこ好きすぎた。笑
清一も最初は嫌な感じがする兄だなぁと思わせといて後半では恐竜オタクな一面や実は長男として誰よりも兄弟のことを思いやっているほんとに愛しいやつだった。雄二も口数が多いわけではないが、存在感が好き。
キャストが実力派揃いで本当に豪華。
個人的に演技が好きな若葉くんが出てると知ってキャストを見たら、今まで見た大好きな作品たちに出演してた松岡茉優ちゃんや池松壮亮くん、そして窪田くんや仲野太賀さんや佐藤浩一さんなど観た後もその期待を裏切らないメンツでした。
笑いもありつつ、アフターコロナの世界が設定ということで、日本が抱える問題やところどころに描かれていて苦しくなるところもあり、いろいろと考えさせられる。
1,500万円
ミニシアター系の映画で、これ系ではダントツ最高峰の面白さでした。
正直、キャスト最高(人件費も高そう)なのに配給テアトルで勿体無いなーなんて思ってました。スミマセン。
映像はレトロで80年台初期の雰囲気で哀愁溢れていて、窪田くんの役がハマりで笑いをくれた→多分、観る人皆んな笑います。
松岡さんの役はちょっとマヌケもあって苛々なスタートだったが、徐々にエンジンがかかり面白さも発揮した。
佐藤浩一さんが白髪スタイルで登場し、しかも窪田くん。あれ?最近観た光景→春に散る
レトロ映像に池松くん。あれ?再びデジャヴ→シン・仮面ライダー
偶然なんだけど、そんな事も思いながら観ました。
『演技は嘘じゃなく、真実』
上手いなー。そっか。そうかも。皆んな逆だと思うよね?やられた。そうだね。得た。収穫。
アベノマスク、すぐそう思ったけど、やっぱりそうだったか。窪田くんの顔のサイズであの小ささ、キャラにハマりまくりであれだけでも笑えた。
撮影時代背景がよく見えた象徴だった。
試写会後に石井裕也監督、北島プロデューサーの対談と質問トークがあり、これが凄く良かった。面白かった!
質問されてた方の内容が自分には非常に勉強になった。いつもただ面白いとか、なんか面白くないとか簡単で感覚で観ていたが、そんな視点で考えたり観たりするもんなんだーって勉強に。興味深い視点だった。
その視点は監督みたいなレベルで、自分みたいなレベルがレビューしていいんだろうか?ってさえ思った。素晴らしくてホンモノを体感させてもらった。収穫。
劇中の邦画が韓国映画に負けてるってくだりについての質疑応答があり、あれも良かったー。監督、プロデューサーはこの話しをしたら3時間はいけるって。(笑)
私は韓流(アジア)映画が1番好き派なので、軽いジョークにも納得していたり、単なる流行りとかではない!って言い分あったり。(笑)
でも、邦画には色々ジャンルが細かくあってその良さがあったり。
うん、語れるね。
劇中のプロデューサー現実にも答えて下さり、85%の人が当てはまるって😱
それ以上に良い方もいるって。
凄いリアルな話しで面白い!!
鑑賞中はそんな人もたくさんいるよなーって思いながら観ていたものの、こんなリアル聞くと、やっぱりびっくりしました。
ですよね。
こんなにも長くレビュー書いたのは初めて。
最高の時間を有難う御座いました。
キャストはもちろん、生意気ですが石井監督あなたは最高の脚本を書きましたね。
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