「月とは一転、明るい陽転家族のお話」愛にイナズマ ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
月とは一転、明るい陽転家族のお話
意外に家族ってお互いのことを知らないんですよね。親は子にあまり細かいことは話さないし、子も親には細かいことは聴かないしで、結局誰かが心の導火線に火をつけなきゃならない、今回、その導火線が窪田正孝になってます。会話が微妙に食い違って事態が堂々巡りになって笑えました。でも言葉とは裏腹に互いを気にかけている姿はやはり家族という特別な関係性を感じざるを得ません。
業界ネタは石井監督の実体験をトレースしたのでしょうか、仲野太賀が役を降板させられた後に中野英雄が出てきたり小ネタも効いてて140分間楽しめました。親子を共演させるのではなくニアミスさせるとことか細部に渡って家族の関係性について画いてるのは安定の石井節 笑
コメントする