「悪臭漂う宮廷密室ドラマ」ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻 ひみあさんの映画レビュー(感想・評価)
悪臭漂う宮廷密室ドラマ
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中世ヨーロッパモノが大好物ですが、予備知識を入れずに観に行きました。
結論として、ちょっと物足りないかな‥。
ストーリーはほとんど宮廷の中とその近所で進みます。合戦や処刑のグロいシーンはなく、セリフでの説明が多く、途中ちょっとウトウトしました。そのせいで、この人、どういう関係?って、
私が寝不足のせいもありますが‥。
グロいのは王の脚の壊死の描写。終始画面を通じて悪臭が漂ってきそうでした。
陰謀渦巻くとキャプションにありましたが、周りの人物の個性がイマイチで、そんなに渦巻いてもない。
心理の駆け引きがサスペンスとしての見どころなのでしょうが、ヒロインが毅然としすぎてて、そんなにハラハラドキドキはしません。
すみません、私のウトウトのせいかもしれません。
エンドロールのどぎつい色使いと現代風の音楽は、歴史ドラマとの違和感をあえて狙ったところなのでしょうか。
ここまで★3つ程度なのですが、皆さんのコメントどおり、ジュード・ロウの別人ぷりがとにかく凄い。暴君の孤独を上手く演じていました。特殊メイクか役作りがわかりませんが、その役者魂にプラス0.5で。
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