「オープニングで語る "声" は誰なのか? そして、映画の始まりで ...」ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻 ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
オープニングで語る "声" は誰なのか? そして、映画の始まりで ...
オープニングで語る "声" は誰なのか? そして、映画の始まりで 既に主人公キャサリンが嫁いでからしばらく経った後だと分かる。時はイギリス国王ヘンリー8世の留守中から始まる。主人公の6番目の妻はヘンリーの遠征中に外出する。そんな不思議な出だしの映画。
徐々に宮廷内部の女性達が "何者" なのか分かって行くのが怖くて面白い。そして髭面の男達も宮廷サバイバルに深く関わる。子どもも例外ではない。
アリシア・ヴィキャンデルとジュード・ロウの傑作演技合戦であり、衣装がとても綺麗。そのドレスに血が付くのは、フランスの『王妃マルゴ』(1994)を思い出す。
・ヘンリー8世(1491-1547年/在位:1509-1547年)
・最初の妻キャサリン・オブ・アラゴン(1487-1536年)
メアリー1世を出産
・2番目の妻アン・ブーリン(1507-1536年)
エリザベスを出産
・3番目の妻ジェーン・シーモア(1509-1537年)
エドワード6世を出産
・4番目の妻アン・オブ・クレーブズ(1515~1557年)
・5番目の妻キャサリン・ハワード(1522~1542年)
・6番目の妻キャサリン・パー(1512~1548年)1543年結婚
ヘンリー8世の死後にジェーン・シーモアの弟のトーマス・シーモアと結婚
主題歌:PJ Harvey ♪Down By The Water
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