劇場公開日 2023年12月22日

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PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全717件中、181~200件目を表示

5.0こんな映画はじめてかも

2024年2月20日
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ここ最近、何が起こるのかを楽しみにしながら映画を観ていたことにこの映画を観て気がつかされた。大体の映画は主人公が平凡な日常を過ごしているところから始まり、何かが起こったり誰かに出会ったりすることでその人生が大きく変わる。この映画ではそのようなことは起きない。それなのに、主人公の平山の人生は変わっていく。大陸移動のようなゆっくりとしたスピードかもしれないが、それでも変わらないものはない。考えてみれば人はどんどん歳をとるし、変わらない日常なんてものはないのに。あー毎日同じだとか、変化を求めてしまうとか、それもきっと悪いことではないけど、今周りにあるもの、周りにいる人のことにもう少しちゃんと向き合いたいなと思わされた。

家を見渡したらカセットテープを聞けるオーディオがあったので、眠っているカセットテープを引っ張り出してみようかな。

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やっぴょん

5.0For your hard work!!!

2024年2月20日
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泣ける

幸せ

萌える

バンクーバーの映画館は毎週火曜が安く、しかも今月だけ毎週火曜は全作品8ドルで観られる、スーパー感謝デー。

バンクーバーにはたくさん映画館があるのですが、ウチからちょっと離れた不便なところ一軒でしかこの作品が公開されておらず、私はシネプレックスの年会員なのでいつでも8ドルだし、毎月1本無料だし…ということで、とりあえず空いてそうな月曜の開店直後に行きました。

えー、最前列と端っこ以外、全部売れてる…。しかも、日本人はほとんどおらず、白人系かインド系ばかり…。トイレではかなり年配のマダムから「私は『生きる』が好きなの。『7人の侍』も観たわ〜」と声をかけられましたw

静かな冒頭から六畳一間のアパート?カセット?銭湯?え、昭和の話?と思ったら、スカイツリーはあるし、最新のオシャレトイレはあるし…、一瞬こんがらがりました。

ただ、カナダにもうすぐ2年近く住んでみて、改めて日本を誇らしく思えることがいっぱいありました。

公衆トイレまでウォシュレットがついてること、
外に自販機があること、
自転車を外に停めておけること、
裸で銭湯に入れること…

道っぱたをチャリでダラダラ蛇行運転できるのは、日本人が丁寧に舗装した平らな車道のお陰です。バンクーバーはアップダウンが激しいし、道は凸凹で、来たばかりの時はよくつまづいてましたw

というか、自転車なんてチェーンで繋いだってあっという間に盗まれるし、ヘルメットも必要なのでずっと乗ってません。チャリでどこまでも行けた日本が、とても恋しくなりました。特に治安が悪いってわけでもないんですけどね。日本が安全過ぎるんですw

果たしてこの作品が、カナダ人の琴線に触れたかどうかはわかりません。私もみなさんのレビューで引かれた補助線がいくつもあったし、日本文化にどれくらい親しみがあるかわからないし。ただ、エンドロールでの観客席からのパラパラという拍手の量に、言葉にならない平山の人生の深みが理解できたのかもと感じることができて嬉しかったです。

三浦友和も嘘でしょ?っていうくらいカッコいい。石川さゆりのママ役もキャスティングした人に感謝したし、「朝日の当たる家」の日本語バージョン、もっと聴きたかったなあ。石川さゆりの艶やかな歌声、カナダ人もウットリ聴いてました。

それにしても、役所広司は冴えないおじさん役なのに、ありえないほど色っぽいですね。失楽園の時から、大して年取ってない!www

湯船に浸かって顔半分隠してるのに、ほっぺにチューされてニヤケてるのを、目尻のシワで表現したのも素晴らしかったな。もちろん最後の笑い泣きシーンも。

That's how life ends, I suppose. 日本語のセリフは忘れちゃったけど、影踏み前のシーンで、とても印象的な英訳でした。

英訳と言えば、一杯飲み屋で最初に「お疲れさん」って言葉と一緒に焼酎が出てくる時の字幕が

For your hard work!

でした。「お疲れ様」って英訳できないけど言われたら気持ちが温かくなる日本語も恋しいなあとしみじみ思いました。この日本語、世界共通語にならないかな。「カローシ」なんかより、よっぽど使いどころあるのに。

帰りの電車で平山みたいに空を見上げたら、日本の空と繋がってるんだなぁと思って、またウルっとしてしまいました。いやー、誇らしい。どうりで日本人好かれるわけだ。

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ゆ~きち

4.0こんなふうに生きたい

2024年2月20日
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泣ける

単純

幸せ

こんなふうに生きたいと思った。
いや、すでに生きてるか・・・

でも今の自分の生活の余計な部分や無駄な部分を究極に削ぎ落としていくと、こんな生活になるんだろうな・・・

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熊親父

4.0素朴な映画

2024年2月19日
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この映画をドイツ人監督が撮ったとは…⁉︎ いや、だからこそ撮れたのかもしれない…
トイレ清掃員の男の日々の生活を淡々と映す。しかし其処には貧しさや過酷さは皆無で、むしろその男の精神的な豊かさに溢れた映画となっている。しかしこの男にも勿論過去がある。それは1階にある荷物を見れば分かるし、妹が訪ねて来て言った言葉でも分かる。彼女が言った「父に会ってあげて…」と「ほんとに…トイレの清掃員をやってるんだ…」の僅かな会話でも分かる。
しかし映画では決っして語らない。あくまで観る者に委ねるかたちをとっている。
そしてラストシーンへとつづくのだ。日々が続くように…。

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えーじ

3.5ドイツ制作チームの描写の美しさ / 若干わかりづらかった日本的表現

2024年2月18日
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特に印象に残った箇所
・ホームレスの人と目が合うところ
・昼食時に公園で居合わせた女性
・娘を銭湯につれてきた時に驚く常連さん

淀みなく進行する映画の中でこうしたサイドストーリー的な挿入の難しさはあったと思われるが気になってしまった、悪い意味で引っかかった箇所。
・元奥さんとの会話
・スナックを覗いたシーン

美しい表現だけではつまらないとか、人生にも淀みがあると、わざとこういうシーンをもたせたのだろうか?と考えてしまったが、作品全体にはあまりなじまないように感じた

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ジョニー佐々木

2.5役所さんじゃなくても

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

映画を得手不得手に分けるなら、私には不得手な映画でした。
★2としたいところを、役所さんへの敬意を加え2.5としました。
が、役所さん起用が前提だったそうですが、これ役所さんじゃなくもう少し
若い50前後の働き盛りの年齢層の俳優さんがテーマ的によかったのでは?

どう表現すればいいのか悩むところですが、すべてがちぐはぐなんです。
社会的底辺である清掃員にも家族、過去、人生がある、と言いたいのか?
重苦しい人生の過程が彼を底辺ともとれる清掃員にしたのか?

どんぞこ感を表現するためのスカイツリー近くの文化住宅。
にしては毎週フィルムを現像し購入する余裕あり。
寡黙に仕事をこなしているのにシフト増えるとすぐ怒る。
疲れただけでルーティーン崩す。
実はインテリでしたのための文庫本と洋楽。

私にとっての最大の違和感は、妹を抱きしめたこと。直後に泣いたこと。
家族の亀裂、甘くみすぎです。

ドキュメンタリーのような作り方をしている割には私にとってはリアリティーゼロな
映画でした。

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モリコ

5.0飽きない124分間 平山の笑顔に癒される 92点

2024年2月18日
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泣ける

幸せ

ずっと観ようか迷い、時間があったので観ることにしましたが観て良かった!
予想以上の期待を超えて集中して物語に入り込めた。何ひとつ無駄のないシーン。毎日が繰り返していく訳ではなく、新しい毎日が続いていく。

主人公が中々前半喋らず、「え?まだ喋らないんだ。いつ喋るんだろう」とそこが気になっちゃいましたね。主人公は別に人が嫌いかと言う訳ではなく単純に口数が少ないだけである。また感情がないかと思いきや、子供や嬉しいことがあればニッコリと微笑む。観てて癒される。ここまで安心して観られる映画は久々です。

主人公の生活も悪くないなぁと思いましたね!スマホなんてなくてもここまで楽しく生きられるし、自分が幸せならそれでええやん!って思いましたね。仕事も別に好きな仕事よりかはこれならやり続けられることの方が重要なんだなと感じました。
それにしてもトイレ掃除の手際が良すぎる…器用さがまたいいですね。観てて気持ちいい。

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あっぷる

5.0定期的に観たくなる♪

2024年2月16日
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楽しい

知的

幸せ

心地よくて平山さんという人間が好き。
穏やかな気持ちになれる。
仕事も頑張ろうと思える。
無口だけど、優しい目をした平山さん。
いつも笑み。
仕事は職人、仕事終わりの銭湯、行きつけのお店で一杯、眠る前の読書、最高ですね。
神社の境内でのお昼休憩に織り成す葉の撮影、カセットテープの音楽が良い雰囲気出してくれる。
休日は洗濯、掃除、カメラやさん、古本屋とお決まりのコース。これがシンプルでいい。
たまにスナックに行くという楽しみもある。
平山さんのルーティンはずっと観ていたい。
こころ優しく豊かになれます。
3回目も行くだろう。

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toko

5.0役所広司と光と影

2024年2月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

役所広司の素晴らしさにため息。
そして、「今度は今度、今は今は」
この言葉がとても心に残りました。

光と影、本当に美しかった。
音楽もたまらない。
余韻たっぷり。

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みかしろ

4.5アーティスティックな映画

2024年2月16日
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知的

幸せ

色々と考えさせてくれる映画でした。
音楽も映像も良かった。
やっぱり役所さんは凄い!!

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rs8jn2

4.5変らないことなんてない。

2024年2月15日
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何となくいいんですよねー
毎日が同じように思っても何かが違う。
変わらないことなんてない。
ほんの少しの変化を感じ取れたらそれでいい。
笑いたくなったり泣きたくなったり
日々過ごしていくと何かが起きる。
木漏れ日のように同じ形は二度とない。
役所広司は単調に見える演技を深く見せてくれました。
ラストシーンの役所広司の表情が素晴らしい。
さすがヴィム・ヴェンダース監督です。

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tom

5.0吾唯足知。

2024年2月15日
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知的

幸せ

本編を鑑賞後、公式HPの監督・役所広司さん・田中泯さんのインタビュー映像を全て見た。コンセプトはあっても、それをどう演じるか、どう転がるかを主導するのは、役者である役所さん次第。まるでドキュメンタリーのように見えるのは、実際にこの作品が、監督も予測不能のまま撮影されているからなのか。

平山、押上の風呂無しアパートに住むトイレ清掃員。朝目覚め、髭や眉を整え、歯を磨き、木々に水をやり、作業着に着替え、片手にいつものコーヒーを携え車で職場へ。カセットデッキで音楽を聴きながら。休憩はいつもの神社のベンチ、木々の合間から溢れる木漏れ日に目を細め。帰宅後、銭湯で汗を流し、いつもの店でいつものヤツを味わい、読書し眠る。
休日は休日でまた日課が決まっている。

凡庸といえば凡庸で、決められたルーティンをただ繰り返している、退屈な日々のようにも思える。でも、本当に退屈なのか?というとそうではない。平山本人は、その日々を自分で選択して生きており、その何もないようでいて、何かある日々に満足して生きている。
何の役に立っているのか分からない仕事をして、給与をもらってるけど満足できない日々に埋没する。ブルシット・ジョブという言葉が時折耳に入ってくるが、それと対極にあるのが、平山の選んだ道だ。多くを語らず、他者と比べず、ただ自分のなすべき事を誠意をもってこなし、満たされていく。「吾唯足知」、年齢を重ねるにつれ、この精神が人を一段高みへと連れていってくれるのでは、と感じる。京都・龍安寺の蹲踞に刻まれており、2023.11に訪れたとき、改めてそうだよな、と感じたのを思い出す。

ルーティンをこなす日々にも変化はあって。一日として同じ日はない。木漏れ日がその姿を刻一刻と変えるように。店にいる客も違えば、トイレを使う人々も異なる。初めて会う人と、あるいは、長く会っていなかった人と、時を共にすることもある。そこから新しい何かが芽生え、また新しい日々が始まる。

かけがえのない今を、一日一日大切に、丁寧に生きる。その積み重ねがその人の人生を紡ぐ。
平山の境地まではなかなか辿り着けないかもしれないが、feeling good な人生を歩みたい。

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Nori

5.0ありがとうヴィム・ヴェンダース監督

2024年2月15日
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規則正しい主人公平山の生活を見ていてこんなにエモーショナルになるなんて自分でも驚きました。初めてちゃんとヴェンダース作品を見たのですが、彼の目を通した日本的世界がとても優しく美しかったです。それは作品世界が誇張や偏見に満ちたものではなく、普段私が当たり前のように見て通り過ぎていた世界だったからです。ミニマルな生活の微細な揺れや外部世界との共振、ひっくり返る内面世界は大きなドラマでした。ヴェンダース監督に依頼しこの作品を生み出してくれた日本のプロデューサーやスポンサー、関係者の方達に感謝します。そして、ありがとうヴィム・ヴェンダース監督。

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hirahira

3.5好きな音楽を聴いてると、人生って自然に幸せになるんだなぁ🎶

2024年2月14日
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幸せ

Lou Reed、Patti Smith、Otis Redding、Van Morrison…etc、好きな音楽を聴いてると、人生って自然に幸せになるんだなぁ😌
キャストが全員日本人で、ドイツ人監督の不思議な映画🇩🇪🇯🇵
石川さゆりが熱唱する朝日のあたる家も良かった〜🎶

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タモン

4.5なんか、しみじみ、よかった

2024年2月14日
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幸せ

大人の影踏みのシーンが好きだった。
途中何度か出てくる、恐らく、主人公の夢の中のモノクロっぽい情景が印象的。
最後、少し、ウルっとした

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ピココ

4.5良い映画だった!!

2024年2月14日
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たまたま観た映画だったが心が優しくなれる映画だった!

僕も二十代の頃は、トイレ掃除の仕事をしながら、六畳一間で風呂無しのアパートに住んでいた。
当時、僕は音楽活動をしていて、音楽ができるというだけで満たされていた。

銭湯行って、コインランドリーで洗濯が終わるのを待つ時間が好きだったな。

そんな僕も来年で50才か。

僕も平山と同じように日常のささやかな幸福を感じながら過ごすようにしているが、でもどこか満たされない思いが心のどこかに眠っているような感じがする。

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はなてん

3.0パーフェクト…❓

2024年2月14日
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悲しい

難しい

平山は寂しがっているように見えた
姪っ子やバーのママと話ししている時、すごく楽しそうだったし
1人での生活もいいかもしれない
でもやっぱり笑い合ったり話せる相手がいた方が人生楽しいのではないだろうか?
ラスト平山はどんな感情だったんだろうか
自分には平山が今の生活に無理やり満足しようとしているように感じた
役所さんの演技はさすがでした

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ikup

4.0淡々と過ぎる日々の中、キラリと光る

2024年2月13日
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知的

幸せ

萌える

静かさの中、規則的に日々を過ごす事の心地よさ
鬱陶しい位の人と景色の中に、美しさが垣間見える
なんとも言えない、心に残る作品

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daikokumai

4.0ウイスキーがお好きでしょ。もう少し喋りましょ

2024年2月13日
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知的

寝られる

2024年映画館鑑賞8作品目
2月12日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円

監督と脚本は『パリ、テキサス』のビム・ベンダース
脚本はほかに『ホノカアボーイ』の高崎卓馬

1100円ということあって会場はほぼ満員
日本人はどうしても外国人に高く評価された作品や外国人監督が撮った日本を舞台にした映画に興味津々になってしまう民族

東京都のトイレ掃除のおじさんの日常を淡々と描いた作品
朝早く起きて植木に水をやり髭の手入れをするなど身支度をして家の前の自販で缶コーヒーを買い軽自動車を運転し首都高を利用し担当する公衆トイレに
昼休みは公園でいつも変なOLがそばにサンドイッチを食べるなど
仕事を終えたら自転車で銭湯に
地下の居酒屋でレモンサワー
寝る前に読書

時には馴染みのスナックに
古本屋で100円の本を買う

その繰り返し

職場の後輩の彼女登場したり
後輩が突然退職して夜のシフトもやる羽目になったり
家出した姪が泊まりにきたり
馴染みのスナックに入ろうとしたらママの元夫と遭遇したり

これがカンヌで賞をとる監督の作品なんだな

眠くなるとは客観的評価であり自分は眠くならなかった
こんな内容でも眠くならないのは監督がかなり有能なんだろう

スナックのママが石川さゆりとはなんて贅沢なんだ
しかも歌っちゃうし
これなら自分でも通いつめちゃうよ

ラストの役所広司の表情のシーンはわりと長めでくどかった

配役
トイレの清掃員の平山に役所広司
平山の職場の後輩にタカシに柄本時生
平山の姪の?ニコに中野有紗
タカシの彼女のアヤにアオイヤマダ
平山の妹のケイコに麻生祐未
街の灯り「イヴ」を営むバーのママに石川さゆり
居酒屋のママの元夫の友山に三浦友和
居酒屋の常連客にあがた森魚
居酒屋の常連客にモロ師岡
地下の居酒屋の店主に甲本雅裕
トイレを利用するタクシー運転手に芹澤興人
公園のベンチに座っているOLに長井短
古本屋の店主に犬山イヌコ
街の老人に田中泯
電話の声に片桐はいり
駐車場係員に松金よね子
写真店の主人に柴田元幸

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野川新栄

3.5淡々と

2024年2月13日
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何も説明されずに、クルーがいっぱい散りばめてあり、みる人それぞれが色んな思いで観る映画なんだとおもう。
ロケ地のトイレはいつか巡って制覇してみたいです。

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jiemom