劇場公開日 2023年12月22日

PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全852件中、781~800件目を表示

3.5深く考えないで観察する映画

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

退屈に思える一般人の毎日、でもその中でも、小さな幸せを感じたり、悲しみを感じたりしてる。
わかりにくいかもしれないけれど、そんな心の機微がラストの役所さんの表情(顔芸)にあらわれてるんじゃないかと思う。

意外に平凡だけれど退屈しない映画です。

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ちゆう

5.0傑作としか言いようがない

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

脚本、演出、演技、どれも素晴らしい。
終わった後、映画館にいる誰かに、素晴らしい映画ですねって話しかけたくなった。

役所広司は言葉じゃなく表情ですべてを物語っていたし、終盤の三浦友和も存在感素晴らしい。石川さゆりなど他の演者もいい。脚本と演出が良ければ、日本人俳優は素晴らしいことを再認識。

今、日本の映画は内向きのお子ちゃま向けのソフトクリームのような映画ばかり。
こういう大人の余韻がある映画、なぜ日本で作ることができないのか。それが悲しいし悔しくなった。

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ジサイ

3.5ヴィム・ヴェンダース監督が切り取った東京が素晴らしく魅力的

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

セリフが圧倒的に少なく、その分 映像が今の時代 個性的なスタンダードサイズの画角で秀逸のため、観るより”感じる”という印象が強い作品だと思いました

主役の平山を演じる役所広司さんでさえ、ほとんど喋らない不思議な魅力を放つ良作でした
が、そういう雰囲気とストーリーというストーリーが無いので、退屈に思う人も多いかもしれません

大好きな東京の風景
煌びやかな東京スカイツリーから雑多な浅草駅の地下街まで、ヴェンダース監督が美しく情緒豊かに”ニッポン”を撮ってくれていて、とても嬉しくなります

主人公 平山がトイレ清掃員として働く、渋谷にある数々の個性的な公共トイレ
平山の住むメチャクチャ味のある(ありすぎる 笑)アパートや銭湯を墨田区某所にて
そして平山が行きつけの下町情緒溢れる一杯飲み屋を浅草で
など、徹底してロケ撮影にこだわっただけあって、本当に素晴しい東京の風景が描き出されており、何度も好きで行っている東京ですが、また訪れたくなりました

ルーティーンの暮らしに生きる平山ですが、そんな中でも毎日は違いがあって、嬉しい時もあれば悲しい時、困ったと思う時、など そよ風レベルの違いを愛おしく思い、毎日を噛み締めて生きていく
そんな生活に一番の幸せを感じ生きている
という寡黙で何とも哀愁漂う男を役所広司さんが静かに力強く演じており、素晴らしかったです

日々の喧騒から開放され、全てをノイズだと思い、必要最小限の物と好きな物だけを身近に置き、生きていく事ができたらどんなに楽な生き方だろう、と考えてしまう秀作でした

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Jett

4.5トイレ文通

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

 ひょっとしてセリフなし? ドキュメンタリー風が永遠に続くの? なんていう序盤がすぎ、アヤちゃんが出てきたあたりから俄然面白くなる。アオイヤマダの存在感がすごい。
 ホームレス風パントマイマーの田中泯とか、境内での昼食タイムに毎回鉢合わせする不思議ちゃん風のOLとか、毎日夕食をする居酒屋の店主とか、平山さんの日常を追体験していくうちに、平山さんの心の内がわかってくる。
 平山さんは、人とのコミニュケーションが嫌いなわけでなく、気が知れた人とボディランゲージだけで会話するのが心地よいらしい。

 姪っ子が突然、平山さんの家に闖入してくるシーケンスは、やたらと感情が揺さぶられる。平山さんの過去に何があったかは、観客に委ねられるが、えーひょっとして、◯◯なの? 思ってしまう。

 豪華な脇役に驚かされるが、全員下町になじんでいる。

 マジックシールドがあるトイレとか、最新の公共トイレにはビックリするばかりだし、流れる曲がとてもいい。昭和世代ですが、さすがにテープは面倒なので、Apple Musicで探します。

 多目的トイレは正しく使いましょうね。

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bion

4.5素敵なクリスマスプレゼント!

2023年12月23日
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泣ける

知的

幸せ

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marimariパパ

5.0カセットテープと木漏れ日

2023年12月23日
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知的

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sankou

3.5伝えたいことはよくわからなかった

2023年12月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

難しい

役所さんのセリフなき演技は
さすがなんだけど、いまいち
よくわからなかった

雰囲気から感じるものなのか

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ほんのり

3.0まさに普通【悪くない】の観客全員善良の作品。❗️ モンクのつけどころがないが、かといって加点もない。

2023年12月23日
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幸せ

ドイツ人監督✖️役所広司🟰少し芸術的な傑作 気づきに感じ入る作品 理解は極めて容易 最後タバコ🚬出てくるけど今は禁煙派です私。

こういう人生でもイイよね👍 地味だけど清貧の清々しさ と思う

投資家や外資系コンサルは多分、無くなって困る人は それこそ上級国民一握り
でも、トイレ🚽掃除の人が居なくなったら 世の中の人全員困る

ネット情報も テレビも何もない 古いボロだけど 広い アパートで 一人で文庫本で読書
イイよねぇ そういう生活も 新聞も取って📰無い模様なので

世の中の流れに振り回されていない。良い意味の唯我独尊
樹木を愛し、毎日毎日 なるがままに 新しい時を過ごす 勿論トイレ清掃の仕事も適度に真剣勝負

生き様、生き方 人間の命の刹那感じる好作品
主人公のカセットテープ以外は音楽も無い ドキュメンタリー的フィクション

観客【結構お客さん入ってた❗️】全員で 作風を噛み締める 情報共有感が尋常で無く、心地よかった。

イイねぇ マイペース トイレ清掃の仕事 一人で文庫本
幸田文 とか フォークナー ハイスミス 文庫本@100が渋すぎ 音楽が アニマルズって・・

清々しい あっ❗️こういう生活もイイよね作品。

姪が突然 家出で登場はフィクションそのもの❓だったけど
麻生祐未 の 鎌倉豪邸【運転手付き 想像】の妹
の 距離感 言葉  しかし それでも最後は抱擁 血のつながった兄妹の抱擁
の方が個人的に 泣き所だった。

渋谷区のトイレプロジェクト UNIQLOの息子さん【普通の国公立大出てて好感度大】

まあ見て損は無いです。ただ前半単調で眠かった【有料🈶パンフ読み込みすぎて、より単調に・・🥱🥱】
のと 挿入される モノクロイメージが 芸術狙っててわかりにくいのは玉に瑕

【余計なお世話様 情報】①くるみっこ のお菓子は 近所の百貨店で何度もバラで購入してるが 日本一と言ってイイほど美い
②ピースだっけHOPEだっけ 確かに強めのタバコ🚬だけど コクがあって美味いタバコ 大人がむせる程では無い ハイライトと比べれば・・
③ 駅のトイレ は 男子 誰がいつこぼすのか❓というくらい 小便器の下小便まみれ
だけど商業施設 オフィスビル 公共施設はこぼれていない なぜだろう いつも毎日駅の小便器下小便まみれ 全国統一的
④ 本作は 役所さんが実際のプロのもとで指導受けた模様で 素晴らしいが チコっと画面がキレイすぎて【有料パンフ中も指摘あり】❓

でもイイ作品ですよ。マイペース清貧 最初寝なければね❗️有料🈶パンフも 極めて普通 興味のある方はどうぞ
この監督色々作ってるんだな という カラフルさが良かった。

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満塁本塁打

3.0津軽海峡〜冬景色〜♪

2023年12月23日
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文化人によるドキュメンタリー風芸術作品。素晴らしい作品だとは思いますが、面白かったかと言えば…。

それにしても石川さゆりさんは、さすがの歌唱力です!

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つもろう

3.0どっちに行くの?

2023年12月23日
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またぞう

4.0心の処方箋

2023年12月23日
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この時期(クリスマス、年末年始と孤独を感じやすい時期)観れて良かったな、と率直に思いました。
ソーシャルワーカー(トイレ清掃員)の主人公の日々のささやかな日常が淡々と描かれていきます。

その中で後輩になくなくお金を貸したり、家出した姪を面倒みたり、ガン告知を受けた恋敵を励ましたり、決して人を拒むことなくゆるやかに人とつながる生活を微笑ましくみてました。主人公の清貧な暮らしぶりに好感が持てて、こういう展開のまま終わるんだろうな、って観ていました。

ところが最後に主人公の悲哀が明らかになっていきます。首都高速の車移動と主人公の表情の変化が重なり、私もいろいろな感情が胸に迫ってきました。

だからって、暗い終わりじゃないのがこの映画のミソ。
冒頭に書きましたが、映画を観た後、なんか街の人達ひとりひとりを愛でるようになるといいますか笑
心が豊かになる感じなんです。
日常を大切に過ごそう、って。
「今は今、今度は今度って」。
それが題名のperfect daysにつながるのかな。

主人公が愛した木漏れ日のように、この映画も決して派手じゃないけど、そっと私たちを応援してくれる、心の処方箋のような映画でした。

今年最後に観る作品としてはおススメです。
役所広司、あっぱれ!
ヴェンダースの人間讃歌、万歳!

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ねじまき鳥

5.0フライヤーに添えられた言葉が秀逸だ

2023年12月23日
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僕は「陸王」を観てから役所広司さんを好きになった。人柄も好きだけれど、とにかく演技が好きだ。

この映画は、全体を通してセリフが少ない。下手をすれば事故を起こすレベルで「なにを伝えたいのかわからない」と言われてしまいそうな作品だ。

そうならないのはやはり役所広司さんの「演技力」なのだと思う。彼が演じる平山が、いま、何を感じ、どう思っているのかが、表情やしぐさで感じ取ることができる。

心がじーんとあたたかくなるシーンも、寂しくなるシーンも、たくさんある。どのシーンも全部、僕の思い出の一部となった。

ただ、平山の最後の涙は観た人それぞれの平山があるのだろうと思った。僕はまだぼんやりとしていて、ここに残せるほどの言葉がまだ見つかっていないけれど…最近の出来事をその日の気分で選んだ音楽を聴きながら思い出して、涙できれいに流して、朝日をみて、生きていることの喜びを噛み締めたのだと思う。朝日や夕焼けを眺めてなんとなく泣きそうになる…そんな感じもあるかな。

まわりから見れば、彼の一日はいつも同じようだけど、同じ日なんて一日もなくて、少しずつ違くて、少しずつ変化している。

彼は未来より、今を、一瞬を、大切にして生きている。少しの変化を感じて楽しみながら。

『こんなふうに生きていけたなら』

フライヤーに添えられたこの一言は秀逸だ。

エンドロールの途中で席は立たないで。
そのあとの映像で物語が完成するから。
なにを伝えたい映画なのかが分かるから。

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羊

4.5今年観た映画で一番良かった!

2023年12月23日
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おさ〜んライダー

4.0今を生きる平山

2023年12月23日
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tohko

4.0少し切ないけど平凡な日常が一番大事

2023年12月23日
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リボン

4.5夜が明けたら新しい1日

2023年12月23日
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ラストシーンのうた、
it’s a new dawn
It’s a new day
It’s a new life for me
And I’m feeling good.
よいですね。
本作を象徴する歌詞ですね。

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ひつじさん

4.5頑張ってみようかな

2023年12月23日
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171本目。
余計な事も含め、思う所あったけど、観終えてすぐに思ったのは、today is a new day
ちょっと、頑張ってみようかなと。

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ひで

3.0パーフェクトとは

2023年12月23日
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カメラこぞう

4.5何気ない日常にある幸せ。

2023年12月23日
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幸せ

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SAKURAI

4.5タイトルなし

2023年12月23日
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もともとヴェンダースはそんなに好きではないのであまり期待もなかったけど、役所さんが良かった。喋らない演技だけに。こういうロードムービーもあるんだと思った。石川さゆりの歌はやはりうまかった。
渋谷のトイレがモダンすぎて、そこには文脈があるんだけど、全く言及なく、ただし、ヴェンダースを使えばいいと思ってるあたり、渋谷ネオリベ区がどれだけ馬鹿なのかを露呈していた。
家に鍵をかけずにいつも出ているのが気になっていた。
どうしても男目線の話なので、あまり感情移入できない。
きちんと暮らしてたり、本がきれいに並んでいるのは共感もてるけど、写真まできちんと箱に整理されていてオタク感が。ヴェンダースの夢でもあるのだろう。

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えみり