劇場公開日 2023年12月22日

PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全993件中、741~760件目を表示

3.5諸行無常の世界感

2023年12月30日
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鑑賞方法:映画館

なかなかな映画だったわ

世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ

諸行無常!

だから一瞬一瞬が大事
それを写真におさめたい
何故なら明日には変わってしまう物だから
切なさと普遍への願望入り混じり
そしてそれをおトイレに流す…
何事もなかったように。

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ひまわり

4.5普通の日常の中にある輝き

2023年12月30日
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鑑賞方法:映画館

主人公であるひらやまの生活は、役所さんが以前に主演された、素晴らしき世界という映画が思い出される、規則的なものだった。
ただ違うのは、規則的な生活の中に、1人の生活を豊かにするさまざまな対象があることだった。植物、洋楽、小説、写真、銭湯など、彼は、1人の生活を楽しんでいた。
社会には、トイレ掃除の仕事や、独居に対し、憐れみのような偏見があるけれど、それは間違いだった。
最後のひらやまの笑顔を思い出す。
物足りないような普通の日常をじっと見れば、人を幸せにするものがたくさんあるのだと感じた。
ママの前夫とのやりとりも印象的だった。
がんで余命少ない前夫が、わからないままだと言った事象に、ひらやまは答えを出そうと実証する。
病気を嘆くだけでなく、その中でも自分にできることを探して、希望を見出だそうという生き方を、真似したいと思う。

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由由

4.0語らせない手法

2023年12月30日
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監督は大好きなヴィム・ヴェンダース。彼が敬愛する小津安二郎監督のように、東京に生きる人を優しい眼差しで描いていたのが良かった!

無欲で質素で平凡な暮らしをしている、主人公の平山。誰もが嫌がる公共トイレの掃除という仕事を、愚直に丁寧に仕上げ、カセットテープやフィルムカメラを愛し、毎日の小さな変化に幸せを見つける。

そんな主人公を、ヴェンダース監督は安っぽい回想や語りなどで説明をしないのが好き。観ている方は平山という人物を想像し、その佇まいにどんどん引き込まれる。心情を察して胸が熱くなる。それを名優役所さんが演じるのだからたまらない。奇跡の出会いです。

カセットテープから流れる音楽が心情を代弁する手法も見事だなぁ。大切な人と過ごす何気ない一日を意味深に歌うルー・リードのPerfect Dayが効果的に流れる。

スカイツリーの見える下町、首都高、銭湯、地下の居酒屋、古本屋など僕たちが忘れかけている東京の情緒あふれる風景を、愛おしく魅せてくれます。監督がパリテキサスなどで魅せたロードムービー的な手法ですね。

けど主人公は旅をせず東京に留まる。パーフェクトな毎日を積み上げて、平凡な人生の旅を楽しんでるのだと気づく。青空とかちょっとした幸せが、嬉しくなってくる。そんな毎日が前向きになれる、素敵な映画でした😊

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Cディレクターシネオの最新映画レビュー

3.5個人的に意外とはまらず

2023年12月30日
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単純

幸せ

同じような世代で、理想的な心構え・心持なので共感はするのだが、ちょっと意外な思いとかはっとさせてくれるところを求めるので、個人的には印象には残らなかった。また、いつか見返すと違うのだろうか。最近みた枯れ葉の方が振り返ると後を引いている。

(追伸)その後振り返るに、自分を含め多くの人がこの主人公と同様の心持で過ごしているのではないかと思った。平凡だが平穏で時にそこはかとない幸福感。時々すごいストレスがあったりするけれど。

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

3.5日常生活が続く、 あらすじ

2023年12月30日
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東條ひでき

5.0無限の一瞬

2023年12月30日
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この世界は白紙なんだと思った

白紙の世界に ◎こんな形や、□こんな形、△こんな形の私達の世界が点在している

そしてそれらが ∞ こんな風に重なる
重なった場所はまた違った形になる
連なる輪の様にも、線を引く壁の様にも、或いは激しくぶつかるような形にも

その重なりがドラマなんだと思う
一瞬の情熱なんだと思う

一人では白紙に浮かぶ淡い世界でも…重なれば濃く、並べば寄り添える

無数の重なり、無限の一瞬

観賞後の余韻も温かくて、それをまた誰かと共有したくなりました

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次久人

3.5絵に描いたような

2023年12月30日
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単純

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yanpaken

3.5無風。 独身男性の日常なんてほんと何も起こらない。 しんどい奴らを...

tさん
2023年12月30日
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無風。
独身男性の日常なんてほんと何も起こらない。
しんどい奴らを除けて避けて味わい深い物を好むと尚更。
年輪のように練り上げてできたシワみたいなものが愛おしいんだよね。
しかし突然降る雨のように、何やイベント盛り沢山!みたいなタイミングもある。
そこからまた自分の日常に戻すのがザワザワしてしんどいんだけど、水でそのシワを戻すみたいな経験からくる作業みたいなものも心得ている。幸か不幸か。

一昔前なら何だコレと突っぱねていただろう映画だったが見れた。
チラホラと現れる俳優さん監督さんが誰かわかって見れたのも大きいだろう。

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t

2.5あかん

2023年12月29日
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中年が、ひたすらトイレを洗う仕事をする、のをみる映画

それ以上ではない

メッセージ性も、僕に特に受け取れなかったので、ない

あかん、映画だった

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まさき

4.0東京✖️ロードムービー✖️ヴィムベンダース✖️役所広司

2023年12月29日
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繰り返される日常。
役所広司の眼差しは
あまりにも優しく悲しい。
音楽が美しく物語を捕捉する。
良い映画です。

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あつん

5.0木漏れ日と溶け合う陰影

2023年12月29日
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鑑賞方法:映画館

冒頭の風にそよぐ樹木の映像。まずその映像に胸を打たれました。

東山魁夷の絵画のような深く甘い緑のその色彩は、朝日が昇り始める前のまだ輪郭がはっきりしていない光に溶け合いながら、静かに揺れ動き、やがて主人公のもとに届けられることとなる「木漏れ日」のために、整斉とそして黙々と準備をしているようにも見えました。そして平山の静かな、豊かな一日が始まるのです。

映画は淡々とした日常を追ったものなのですが、私は、誰もが絶賛するラストだけでなく、この冒頭シーンから何故か目頭が熱くなり、最後まで1秒たりとも眼をはなすことができませんでした。

映画「パリ・テキサス」で、確か弟が、放浪する兄トラヴィスを迎えに行く車から眺められたアメリカ・テキサスの空。地平線近くは黄金色に染まっているが曇天部分の面積のウエイトが圧倒的に大きいあの空・・・この作品冒頭の東京の空は同じ色に染まっていました。

平山やニコの中にある心の闇や不安、哀しみの全貌は何も明かされることはありませんが、彼らとトラヴィスの心象風景は、双方の映画の冒頭の空の色が象徴していたように思います。でもこの作品のそれらは夢の中で木漏れ日と溶け合い一遍の陰影のある音楽や絵画となって、その豊かさを結実させているように思いました。

「ああきれいだな」

平山と同じように空や木漏れ日をみあげ、そう思うことが多いです。でも何気ない日常が美しいと思っていても、それを自分で写真や映像で撮ってみると、陳腐なものになってしまうことがほとんどで、がっかりします。しかし、この映画の映像や音は、主人公の微妙な心情の変化とともに、その美しさを奇跡的に余すところなく伝えているように思いました。カメラや音響の技術的な卓越さなのか、その理由はよくわかりませんが「これだ。この感覚だ。」そう思いました。

素晴らしい映画でした。

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pen

4.0本当にいい映画なのに! 「トイレの清掃」というせっかくの舞台背景が渋谷区のプロジェクトのせいで、「ただの上辺だけのオシャレでキレイな映画」になりかねない残念さ。

2023年12月29日
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泣ける

「トイレの清掃」を仕事にしている老齢で独り身の男の変わらない日常、変わらない毎日。
しかし、少しずつ小さな変化は毎日ある。
まるで木漏れ日の光と影が、一瞬ごとに違うように…。
この大きなことが何もないように見えるシーンの連続が大事な映画。
そこに「響く」人もいれば、何も起きない退屈でフランス映画風のスカした映画と思う人もいると思う。
それでいいと思う。
自分には深く響いた。
別にわかった風を気取るつもりもありませんが。
特に役所広司の表情を魅せる長回しのカット。
本当に難しいと思うが、よく、よく味わった。
主演の役所広司がエグゼクティブ・プロヂューサーを兼ねて、あのヴィム・ヴェンダースと組んで、納得のいく作品作りに動いたのも効いていると思う。
日本の役者も、もっともっと自分が演じたい作品を創るためにアクティブになっていいと思う。
その方が絶対面白い!

但し、惜しむらくは、「トイレの清掃」という、せっかくの舞台背景が、渋谷区のプロジェクトのせいで、「おしゃれできれいな映画」になってしまった残念さ。
もっと普通の誰もが見かける公衆トイレもたくさん出さないと、リアリティがない。
別に、汚いところを無理に見せる必要はない。
普通のトイレを清掃しているシーンをなぜ出さないのか。
何をカッコつけてんだ。
そんなにカッコイイキレイな部分だけを見せたいのか。
だから、役所や大企業が関わるとろくなことはない。
本当に台無しにしているという、凄く分かりやすいことになぜ気づかないのか。
皆、全力でいい映画を創ろうとしているのに!と怒りが込み上げてきた!!

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ITOYA

5.0Velvet Underground & Nico

2023年12月29日
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笑える

楽しい

幸せ

ヴィム・ベンダースの代表作、最高傑作となるでしょうね。
我々日本人にとっては特に。
パリ、テキサスや天使の詩とか超えてるねこりゃ、と思う。

ルー・リードのPerfect Dayから着想してる作品っぽいけど、歌詞の最後で繰り返されるYou're going to reap just what you sow (自分の蒔いた種は、自分でなんとかしないとね)というのを考えると、過去に何か大きな失敗をして、それでも今は慎ましく真面目に日々を生きる、という感じなのかな。
Perfect Dayの歌詞全体からみても、きっとそうなんだろう。

ルー・リードはPale Blue Eye、パティ・スミスはRedondo Beach、キンクスはSunny Afternoon、を選んでいるあたり、センスありすぎる。
最後の長回しのところでかかる、ニーナ・シモンのFeeling Goodの歌詞も曲調もシーンにフィットしまくりすぎていて、選曲の妙は唸るしかない。

あと、役所広司の姪っ子役の名前がNicoっていうのが、分かる人は笑ってしまうポイント。
多分Nicoって名前じゃないかな、と見ながら思ってたら、ほんとにNicoだったので、声出して笑ってしまった。

20231229 豊洲ユナイテッドシネマ

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デビット・ボーイ

4.0美しい作品

2023年12月29日
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とにかく説明がない。でも理解できてしまう。
同じことの繰り返しが人生。でも日々の中、少し変化がある。それはほんの些細な事。例えば、通勤中の見慣れた景色、いつもすれ違うわんちゃんを散歩する女性がいなかったり、ジョギングするお兄ちゃんがいなかったり、あれ?とは思うけど、それ以上に思うことはない。でも次の日に見かけると、何故かホッとしてしまうような。

平々凡々たる日常が続く。その中に自分だけの楽しみがある。それは他の人には理解できない。

生きてること自体が素晴らしい、そんなことを思わせてくれる作品でした。

余談ではありますが、劇中にでてくる代々木公園付近のトイレ、代々木八幡のトイレは今では綺麗ですが、改修される前はお世辞にも綺麗と呼べるものではありませんでした。そして、清掃員さんが日々綺麗にして下さっていることに、心より感謝致します。

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ibt

5.0おかえり

2023年12月29日
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ブレミン

4.0淡々と日常を、、、外国人向けかな

2023年12月29日
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単純

淡々と日常を描かれています。フランス映画っぽいかも。淡々とし過ぎていて私にはちょっと難しいのかも知れません。
結局何も起こらない?とか思ってしまった。

過去に何が?
腕時計はなぜつけない?
駅の改札に何が?
とかいろいろと想像してしまいました。

ただ、最後の長わしの表情オンリーの演技は凄いね。さすが役所広司というところ。

東京の孤独がテーマなのかもしれないけど。
心に残るのは、都内の公衆トイレって凄いな。ぜんぶ行ってみたいとは思いましたが。

外国人から見ると、「東京」のいろいろな風景が見られるのでその価値があると思います。
日本人の私から見れば、ニューヨークやパリとか、アジアの都市とかだったらその分ワクワクするのかも知れせんが。

「足るを知る」
平山は、自分のいつものルーティンの生活で、幸せで完璧な日々だったはずなのに、他者との関わりの中で、自分に足りないものに気がついてしまって孤独を感じてあのラストシーンだと思いました。つまり私にはバットエンドに感じられました。

その逆のハッピーエンドに感じる人もいるようですね。

この映画は、見る人によってどちらがPERFECTDAYSなのか違うようです。
そういう映画は好きですり後味はとても良いですし。

観たその夜や次の日まで余韻が続く。岩井俊二の映画みたいですね。

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だるまん

4.0ブラウンアイドガールに感激

2023年12月29日
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知的

幸せ

淡々と日々が過ぎていくのに
一つ一つの出来事が
とても愛おしく思えてきました。

カセットテープ、フィルムカメラ、
植栽、銭湯、電気シェーバー、
文庫本、缶コーヒー...
それらアナログ的なアイテムと
最先端をいく仕事場とのギャップも面白い。

役所さん扮する主人公が住む
アパートの一室というと
まったく違う男の人生だけど
映画「すばらしき世界」を思い出しました。
同じような結末にならないで!
と密かに思いながら観ていました。

思い入れの深い
ブラウンアイドガール
が劇中で流れた時には
思わず歌いそうになりました。

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saitall

5.0It’s an amazing movie 🎥

2023年12月29日
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とても心に溶け込みむ映像作品でした。
人生の終盤で目を背けることが出来ない孤独と老いに対しカンヌ男優賞を取られた役所広司さんが淡々と向き合い続ける姿にもってかれました。
I recommend this movie!🎞️
人はどう老いればいいのか
人間は必ず死ぬのだから、それを常に意識し、
悔いのない毎日を送っていれば、
死が迫ってきても、ある程度は受け入れられるので
はないか。平山にとっての毎日はそう言う意味でPERFECT DAYSなのかもしれない。
同時に平山が夜のしじまに見る走馬灯のような影像は、満足した日々の証なのではないか。だから彼は朝ほくそ笑むのではないのか。
また夢中になることを見つけることで孤独ォ忘れる事が出来ること表現していると想う。

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ハゲタカ

4.0聖人かと思いきや人間味に溢れた平山さん

2023年12月29日
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ヴィム・ヴェンダース監督 × 役所広司さん

公共トイレの清掃員・平山の規則正しい日々のルーティーンをとらえる序盤。プロフェッショナルな仕事ぶりと雑味を排除した聖人のような生活に何故か違和感を覚えた。

規則正しい反復にジャームッシュの「パターソン」を思ったが、そこにあった多幸感はここにはない。

一人で生きていた何年かを思った。

パティ・スミスにルー・リード。
聖人ではない予感が。

中盤からの揺らぎにシンパシーを感じた。
ラストの泣き笑いに救われた。
無様な過去や些細なことに動揺する未来が見えた。

そう、彼は聖人ではなかった。

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エロくそチキン2

3.0電通プロデュースの"禅ムービー"

2023年12月29日
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さすが天下の電通プロデュースということもあり、世界一撮影許可が降りないと言われるここ東京で、巨匠ヴィム・ベンダーズによる長編映画が公開されることになるとは思わなかった。

昔の話だがあのイギリスの巨匠リドリー・スコットでさえも「ブラック・レイン」の撮影で東京を断念し、大阪にロケを移したことでも知られるくらい東京は許可がおりない。らしい。

そんな中本作は電通とユニクロのファーストリテイリング社と渋谷区による「THE TOKYO TOILET」という今時の言葉を使えば公共トイレのアップデートを行うというプロジェクトの一環として企画された。

トイレ掃除というどの映画でも金持ちの考える底辺の仕事は"これ"と言われる仕事に従事する中年の男の日常をドキュメンタリー風に追っていく。

首都高速など誰もが日頃目にする風景がヴィム・ベンダーズ演出の下映し出されるのは感慨深いが、肝心のトイレがカッコよすぎ、綺麗過ぎて、不自然なほど汚物や吐瀉物の描写を避けているように感じられ違和感があった。

"木漏れ日"という日本語にしかない自然と影の捉え方の説明がエンドロール後に入るように、本作はいわゆる日常の影に生きている人に目を向けるような映画になっている。トイレ掃除はもちろん、主人公以外誰の視界にもはいらないホームレスなどがそれだ。

しかし、主人公は根っからの貧乏ではなく、家柄の良いお坊ちゃんが自らあの生活を選んで暮らしているということが後半わかってくる。ルーティンをこなし、ミニマルに質素に暮らしていく。しかし読書などの知的な活動は継続する。

まさに禅マインドのそれであり、物や情報に溢れ、日常に退屈した富裕層が飛び付きそうな暮らしである。

いわゆる“小津ショット"と呼ばれる無人の風景ショットや構図、音楽のチョイスに彩られ、最後の役所広司の演技でトドメを指す。

ドイツの巨匠を呼び、狙い通り日本人俳優にカンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞をもたらした企画力と実現力は素晴らしい。

この映画は主人公のセリフがほとんどない代わりに主人公の周りの人間が喋ったり、主人公の背景や考えを投影するような登場の仕方になっているのは非常に文学的だ。ここはとても好きだ。

木漏れ日のように日常とは同じように見えて、同じ瞬間は一度もない。毎日が新しい。だから、毎日大切に生きようというメッセージは禅ムービーの締めくくりに相応しい。

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