劇場公開日 2023年12月22日

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PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全983件中、41~60件目を表示

4.0主役の役所広司さんがほとんど口をきかないのも良い

2025年3月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

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ねこたま

0.5便器はブラシで掃除しないと普通に汚い。「日本を美しくする会」じゃあるまいし。

2025年3月25日
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鑑賞方法:VOD

怖い

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Mejiro

4.5わからん人は置いていく働くおじさん

2025年3月19日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

淡々と働くおじさんを
描く映画ですが、
実は主役は音楽でした。
特に洋画好きな人には
古き良き昔の洋楽に
触れられてたまらなかったです。
逆に音楽、読書にも
興味ない人にはまったく
響かない作品かも。
役所広司さんのいい笑顔を
最高でした。

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のぶきち

3.5さすが役所広司主演作

2025年3月17日
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鑑賞方法:その他

関空からドバイの間、エミレーツ航空機内で観た。極めて寡黙な台詞の少ない展開だったが、トイレの掃除とはこうやってやるんだとアニュアルみたいなテクニックだったね。あとでジワッとくる様な感じで、さすが役所広司主演作だったな。

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重

4.0不動のルーチンと変わりゆく時の流れの対比

2025年3月16日
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而今

3.0この映画、そんなに良かったですか?

2025年3月15日
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鑑賞方法:VOD
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penguin

4.5幸せは自分で決める

2025年3月11日
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鑑賞方法:VOD

素晴らしい作品でした。
余白のある映画は、映画を通して自分のことにも目を向けることができるので素敵です。

"こんな今が嫌だ、変わりたい!"というのも、人生のモチベーションとして素晴らしい。

でもイヤごとばかりに感じていたら、全然幸せじゃないよね。

平山さんの「パーフェクト」=幸せな1日。
いやいや起きる朝ではなく、1日が始まる幸せを噛み締めている。

朝のカフェオレ(ブラックじゃないのがリアル)
仕事へのこだわり
木漏れ日の入るお気に入りの場所
カメラ
植木への水やり
銭湯、居酒屋、本屋、スナック

平山さんにとっての"perfect"なルーティンが自分の日常にも確かにある。

無口な人として前半は描かれているけど、決してそうではなく、ただ不要なことを話さないだけ。コミュニケーション能力は大いにある。

後半はそんな、平穏で完璧な日常が外的な刺激によって、掻き乱されていく。

姪との再会。
家族との交流が幸せそう。
「世界は1つの様に見えるけど、たくさんの世界がある。にこのお母さんと僕の世界が繋がらなかっただけ」

そうなんだと思う。
ひとりひとりの世界があって、交わることがあって、それはすごく嬉しかったり幸せなんだけど、絶対に交われない世界観もある。

お姉さんとの再会。
最後の抱擁にドキッとした。
平山さんの切なすぎる表情。

お姉さんも嫌味の様な言葉を発しているけど、本当は愛情があってのことなんだと思う。
お金じゃなくて、好きなお菓子を持っていくあたりもすごく思いを感じた。

この場面で重なるのは、スナックのママさんと三浦友和さんのシーン。

こちらもただならぬ切ない表情が印象的だった。

そこから平山さんとお姉さんの間に、ただの家族愛よりも、もっと深い愛情を感じる。

最後のシーンはどういう感情か?
一度見ただけではわからない。

人と触れ合うことで傷つくこともある。
それもまた人生の幸せなのだろうか。

幸せとは一体何なのか。
変わること?変わらないこと?

幸せとその奥にある深い悲しみを感じる、役所広司さんの演技は素晴らしい。

とても"人間"を描いた作品である。

カセットから流れる昔の洋楽が、一気に東京の見え方を変えた。
光と影など、映像もすばらしい。

エンドロールで流れる
"KOMOREBI"の和訳です↓

「風に揺れる葉によって作り出される光と影のきらめきを表す日本語。それはその瞬間に一度だけ存在します」

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とろろ

4.5「今度は今度、今は今」に込められたヴェンダースのメッセージ

2025年3月8日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

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デッキブラシと飛行船

2.5何か起きそうで何も起きない。

2025年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

何か起きそうで何も起きない・・・。
主人公の高潔とも言えるシンプルな生活を、そのまま切り取った映画。
へたに何か起きるより、後味はよかったような。

ただ、わざわざ見る必要があるかな?と。

華やかな生活を送っている、勝ち組の皆さんが見る分にはいいのかもだけど。

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be_free

3.0見る

2025年2月27日
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気持ちで受け取り方が変わりそう
東京ってオシャレなトイレが多いんですね
最後に役所さんがいう言葉に全て詰まってます

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ビタミン

3.0何よりも感銘を受けたのは

2025年2月24日
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鑑賞方法:VOD

主演男優の引き算の演技と、ヴェンダースならではの東京の撮り方。

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BEERBEAR

4.0人生を表情で表現する

2025年2月23日
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鑑賞方法:VOD
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YOTSUBA

4.0朝は笑顔で迎えたい

2025年2月22日
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鑑賞方法:VOD

難しい

幸せ

遅ればせながら妻に勧められ鑑賞。

1960年代のロックに彩られた、
労働者の日常を描いたドキュメンタリー風の映画。

カセットテープ、フィルムカメラを愛し、
スマホはもたない。
これもロックな人生である。

印象的だったのは、
この主人公が、毎日朝は笑顔で迎えていたこと。

そんな人生が送れるといいなぁ

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まーわん

4.010段階で8!

2025年2月22日
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鑑賞方法:VOD

単純

知的

5段階で4!気が付いたら終わってた。若かりし頃なら最後まで見れずに寝落ちしていたかも。柄本ファミリーはうまいな。時生の義姉もうまいけど。

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symi

2.5これ、面白いか? 人生の機微を推し量れ的、芸術風傲慢さに満ちた作品...

2025年2月18日
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鑑賞方法:VOD

これ、面白いか?
人生の機微を推し量れ的、芸術風傲慢さに満ちた作品。
時間が溶ける作品。

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伊藤秀樹

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年2月17日
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知的

難しい

幸せ

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ニックネームは考え中

5.0毎日同じ日はない

2025年2月17日
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黙々トイレ掃除の仕事をこなす男。
一日、一日決まった事をする毎日でもその中に色んな出来事が起こる。
毎日の決まった仕事の中にも姪の家出や行きつけの飲み屋のママさんの家庭の事情。
毎日同じ日なんてないんだ。
一日、一日を大切にしないといけないと思った。

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ライブラ

3.5極上の音楽と映像でトイレ清掃業者をカッコよく描くという前代未聞の試み

2025年2月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

幸せ

ヴィム・ヴェンダースとジム・ジャームッシュが時々ゴッチャになるなどと言ったら両方のファンから袋叩きにされるだろうと思う。
そのくらいカンヌ映画祭的な映画には疎い。

カンヌ映画祭というと「観た人それぞれに解釈が委ねられる映画」が多い(気がする)。
こちらとしては自分なりに解釈しろと言われると不安になる。
意地悪しないでちゃんと答えを言ってよ、という気になる。
アメコミ映画ばっかり観ててすみません、という気持ちにもなる(笑)。

この映画も「観た人それぞれに解釈が委ねられる映画」だった。
特に何か大きな事件が起こるわけでもなく、孤独な中年のトイレ清掃業者の日常が淡々と描かれている。
何の解答も解決も提示されず、観客は放ったらかし状態である。

ただし、極上の音楽と映像でトイレ清掃業者が描かれるのである。しかもトイレ清掃業者を演じるのは役所広司である。

かつて、これほどまでにトイレ清掃業者をカッコよく描く映画があっただろうか(いや、ない)。

あまりにもカッコよすぎて何だかCMみたいだと思ってしまうくらいなのだが、Wikipediaによれば、渋谷区内17か所の公共トイレを刷新する日本財団のプロジェクト「THE TOKYO TOILET」のPR活動として短編映画を作る、というのが製作の発端だったようで、営利目的ではないにしてもそもそもCMに近い構想が根っこにある映画なのだ。

そしてこの、「あまりにもカッコよすぎる」ということで映画の評価が分かれている気がする。
日本のワーキングプアの過酷な現実を知っている人ほど否定的な意見になるようだが、それも無理からぬことだと思う。

自分も単純肉体労働の経験が10年以上あり、四畳半一間で風呂無しトイレ共同という激安アパートで暮らした経験もある。
そういう人間の目から見ると、この映画の主人公平山の清掃業者としての業務形態も生活レベルもあまりにも現実とかけ離れていて、こんな清掃業者は日本中どこを探してもいないよ、と思ってしまうのは事実である。

だが、それが何だというのか。

アメコミヒーローだって世界中どこを探したっていはしないのである。
いないとわかってても人はヒーローに会いたくて映画館に足を運ぶのである。
日本中どこを探してもいないようなカッコいいトイレ清掃業者に会いたくて映画館に足を運んで何が悪いというのか。

自分も、もし佐藤二朗あたりの性格俳優を使って、本当にうす汚い公衆便所を掃除する孤独な中年のトイレ清掃業者のリアルな日常を洗練されたタッチでカッコよく描くような映画があればそれを観たいと思う。だけど、たぶんそんな映画は作られないだろう。

そもそも、日本の中高年のトイレ清掃業者を洗練されたタッチでカッコよく描くということが前代未聞の試みなのである。

日本映画界が見向きもしない、と言うより目を背けてきた題材、まさに臭いものに蓋をするような感覚で避けてきた題材で外国人監督に映画を作られてしまったのだ。それもメチャクチャ洗練された、カッコいい映画を作られてしまったのだ。
こんなものを見せられてしまったら、いったんはヴィム・ヴェンダースに「恐れ入りました」と言うしかないではないか。
外国人監督が日本を舞台にして撮った映画の中ではずば抜けた傑作と言っていい映画だと思う。

この映画は過酷な現実を無視した夢物語かも知れない。確かに映画の中には過酷な現実をしっかりと見据えるような、そういうタイプの映画もあるだろう。

だがこの映画は、いささか人生に疲れている中高年男性にほんのいっとき夢を与え、ほんのいっとき休ませてくれる、そういうタイプの映画なのだ。
それがこの映画の全てではないにしても、この映画は人を夢の世界にいざなうタイプの映画だと自分は思っている。

そんな現実離れした夢の世界は自分には必要ないという人もいるとは思うけれど、そういう人たちはそもそも過酷な現実としっかり向き合える強い人たちであり、映画というひとときの夢を楽しむ装置自体を必要としない人たちだろう。

根っからの映画好きである自分は、少なくとも、独身かつ中高年の単純肉体労働者の過酷な日常を洗練されたタッチでカッコよく描くような別の日本映画が現れるまでは『PERFECT DAYS』を推奨し続けることにする。

自分は音楽に詳しくないので個々の曲についての言及は避けるが、極上の音楽が抜群のセンスによって絶妙に配置されており、この音楽と映像の融合に浸るだけでもこの映画は観る価値があると言えるだろう。

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盟吉津堂

4.5見終わったあと、掃除がしたくなる映画

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

主人公の日々の所作に無駄がなく、見惚れます。

掃除は、とても楽しそうです。
仕方なくやるか、楽しみとして行うか、によって、変わってきそうです。

見終わったあと、なぜか掃除がしたくなりました。

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ぴのこねこ

4.0日常に感じる幸福感は西洋人も東洋人も差がない

2025年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

『ベルリン天使の詩』の監督さんが日本の公衆トイレの清掃員を主役にした映画をとって、それを役所広司さんが演じるというので、必見だ!と思っていた作品です。でも、(日本のトイレ清掃員を貧者のキリストとして聖人とみなして描いた作品だったら重くてしんどいなあ、西洋人富裕層のメルヘンだよ…)とみる前から深読みしすぎて疲れてしまって、結局映画館に行かず、気が付いたら、見るのを避けていました。

25年になって実際に見てみたら、難解さを感じないシンプルなお話で、子供がみても理解できるストーリーでした。心が癒される場面も多くて、なにより役所さんが素敵で見るのが楽しかったです。

清掃員の平山さんはこの仕事が好きなんだというのが分かってきて、でもインテリっぽい人で、昔はお金持ちだったんだろうなあというのが分かるように描かれています。なのでホワイトカラーの仕事を辞めてお給料の安い清掃員をやっているので、わけありなんだろうなあと察してみたい。でも、清掃員の仕事をしている平山さんの人生は充実していて、とても幸せそうに見える。

深読みが止まらない作品で、映画を見終わったあと、一緒に見た人と自分の深読みを発表し合って、語り合いまくりました。

それで、この作品は平山さんが劇中で読んでいる「本」と平山さんが聞いている「音楽」のリストが公式HPにあるので、平山が何を思い何を考えている人間かを深堀りしたい人は、公式HPに紹介されてる本を買って、音楽を聴いて、映画の内容を思い出しながら楽しむことができます。

映画で使われている音楽はほとんど洋楽なので、平山さんが聞いていた音楽の歌詞の和訳を探して読んでみましたが、(ああ、この作品、本当に難しく考える必要のない映画だったのかも)と改めて思わされました。

なんで難しく考えようとしてしまうんだろう……。
そういえば監督の代表作ともいえる『ベルリン天使の詩』も、子供が見ても理解できるお話だったのに、当時の学生の間では深読み大会だったし、ヴィム・ヴェンダース監督作品はなぜかそうなってしまいます。

でも、冷静に考えてみると、役所さんは今年69歳で、69歳で働き続けたいと考えて仕事を探すると、警備員か清掃員が多いという話を聞いたがあります。だから、別に「貧者のキリスト」でもなんでもなくて、69歳の日本人の普通の日常を淡々と描いた作品ともいえるのかもしれないし、あまり難しく考えるの止めようと思いました。

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山川夏子
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