劇場公開日 2023年12月22日

PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全852件中、321~340件目を表示

4.0淡々とした日々の繰り返しが描かれますが・・なぜか飽きないし 退屈も...

2024年1月20日
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鑑賞方法:映画館

淡々とした日々の繰り返しが描かれますが・・なぜか飽きないし 退屈もしない・・不思議な映画。
外国人の視点で描かれる日本は、時に????と感じることが多いが、この映画は、そういう違和感が全くない・・。小津安二郎を連想させるビム・ベンダースの深い「日本」理解が描き出されていると思う。
好んでいる音楽や、書籍・・規則正しい生活パターンから、只者ではない過去があるのでは・・・と役所広司演じるところの平山さんに対する興味を湧き立たせられる・・、生い立ちはこうだったのかな?、どんなことに傷つき挫折してきたのだろう?など・・。最後まで、平山さんの正体があかされる事はないが。
なんとなく、ぼんやりとした人物像が浮かび上がらせて・・映画は終わる。
喜びと悲しみは表裏・・嬉しい事が悲しい事を思い出させてしまうのか・・平山さんの最後の表情がとても印象に残る・・。

トイレ清掃でなくても、今の日本で表舞台には出てこないエッセンシャルワーカー、例えば「ノマドランド」の物流ワーカーなどが設定であっても面白かったと思う。

仕事に行く時には、腕時計をしないけど、休みの日には時計を身に付ける、平山さん。これは、どんな意味があるのかしらん・・。仕事は判で押したように過ごすから時計は必要ないが・・休みの日は、行動が流動的になるからなのかしらん? どういう意味を持たせたのかしらん? 気になる・・。

こういう風に、細かいことが気になってしまうがクセなのですが・・。
なんで、出かける時に 部屋のドアに鍵をかけないのだろう??当然、帰宅時にも鍵を開けない・・
キチンとした性格の平山さんは鍵をかけると思うのだけど・・。見た目の演出の問題?
でも、姪が尋ねてきた時には、鍵を開けて部屋に入るし・・。

役所広司がカンヌでの男優賞受賞も肯ける、役所広司は偉大な俳優だなぁ。

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J417

4.5ミニマムの美!

2024年1月20日
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最小限の言葉と表情だけで様々な感情を表現する。
「怪物」を見たとき、これが脚本賞と言うことか!と思ったが、今回はこれが主演男優賞言うことか!
ラストの演技が圧巻。
静かな映画だが、この作品の美しさを感じるには、大画面で見ることをお勧めします。

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Penguin

4.0再発見

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

2023年カンヌ映画祭主演男優賞、役所広司。

へえー、すごい。監督は黒沢清? え、ヴィム・ヴェンダースなの? どんな作品? 東京のトイレ清掃員? なにそれ。

おかしくないか?このパッケージ。ヴェンダースがそんな映画を撮るか、普通? 役所広司を起用するのも意外だし、ヴェンダースがトイレ清掃員の映画って、想像の埒外だし。

永瀬正敏に庭師をやらせる、ならすごいよくわかる。

まあ、なにはともあれ、役所広司が主演男優賞なのは祝福すべきことだ。ヴェンダースだし、観に行かない理由はない。

ヴィム・ヴェンダースを再発見した。

サウンドトラックがすごい。

溝口健二を想起させる。

この作品が企画された経緯がどうあれ、その資金がどこから出たものであれ、だ。

優れた作家が、優れたスタッフと、優れた役者で、しかるべき場所でしかるべく撮られると、僥倖となる。

平山は、そうなっていたかもしれないオレだ、と思い入れる中年男性のひとりです。

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hideaqui

4.5完璧な一日はきっとどこまでも小さな光が見えるそんな日

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

この前予約した日を勘違いしてしまって行けなかったので今日は間違えずに行ってきましたw
ヴィム・ヴェンダース作品をロードショー期間中に映画館で見るのは初。
前評判なども気にしつつ映画館に入る。
ドキドキしながら映画が始まる。
冒頭数分でなんだかわからない気持ちになり泣き出してしまった。
この気分は一体なんなんでしょう?
主人公が住んでいる場所が家の近所という事もあったかもしれないです。
そういった親近感にホロッときたのかもしれません。
でもそれだけじゃない。音楽が好きな音楽だったということもあるかもしれない。それもあるでしょう。けれど、本当にそれだけじゃない。あそこにいる役所広司さんのいる部屋。あれはうちの部屋なんじゃないかと錯覚させるような。あの車に乗った自分が本当は自分なんじゃないかと思ってしまうような錯覚を与えるようなそんな寡黙な主人公に寄ったカメラワーク。映画全体を決めるその景色の佇まい。
本当に完璧でした。
オープニングだけでご飯が100杯くらい食べられそうです。
この映画はストーリーとしては何もない映画です。
ネタバレということもないでしょう。
おじいさんがトイレの清掃を毎日やっているというだけの映画です。
ただ、主人公のおじいちゃんの所作をずっと丁寧に見るだけの映画です。
そのためにこの映画は存在していると言っていい。
そんなやついるかよ。って思うかもしれないけれど、世の中にはいるんだよ。
ちゃんとこういうおじいちゃんいるんだよ。
そんなことを思いました。
この映画で色んな人が色んなことを考えるでしょう。
本当にいい映画です。ありがとうございました。

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lotis1040

4.0ストーリー 6 演技 8 芸術 6 エンタ 6.5 総合 7.5 ...

2024年1月19日
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ストーリー 6
演技 8
芸術 6
エンタ 6.5
総合 7.5
この歳になってこんな映画もいいなと思うようになりました。キャストがいいですね〜いい演技。田中泯だけ分からない。

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林秀吉

4.5他人は違う世界の住人

2024年1月19日
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jax

4.5なんで、いつまでも同じようにいかないのかね?

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

この、飲み屋の女将さんの一言が、
この映画を表してます。

何でもない日々は無限ではなく、
ルーティンてとても大切なのに、
他人には理解されない。

しかし、東京のトイレ、
オシャレすぎるだろ😎

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クリストフ

1.5清掃員の日常

2024年1月19日
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清掃員の日常を延々と見せられる謎映画。
こういう作品の面白さが分かればもっと映画が楽しくなるんやろな。
正直さっぱり面白くなかった。
面白さを求めてはいけない部類なのだろうか。
芸術性を感じなければならないのか。
ただ日本人が海外の賞に選ばれることは誇らしいことですね。

まじで何がおもろいのかさっぱり分からん。

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ジョージ

5.0知足按分

2024年1月19日
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泣ける

知的

幸せ

無辜の民が淡々とした日常を積み重ねる日々の中にこそ価値があることを示した作品。
役所広司の演じる主役と同様に、作品自体もバックグラウンドを説明的に語ることはない。
そのことにより鑑賞する私たちにさまざまな物語を想起させる。自らの人生、事情を投影する鏡のような作品。
そこには承認欲求や他者批判による自己肯定の欺瞞もない。
素晴らしい映画である。

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まー

4.5平山の寡黙

2024年1月18日
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泣ける

楽しい

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Mr.C.B.2

5.0日常の素晴らしさ

2024年1月18日
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monkey cruse

4.0初めて映画で2回目行きました!

2024年1月18日
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役所さんの表情が、たまんない!なんか、この映画の世界観に引き込まれる!内容は?なとこあるけど、こう言う映画は初めて!自分的にはPERFECT DAYSショックです!ストロングスタイル一番😊

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ストロングスタイル

4.0彼が毎日買う缶コーヒーは微糖なのか無糖なのか?

2024年1月18日
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ゾンビ2

4.5神は細部に宿る、という生き方

2024年1月17日
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私たちにとって「完璧な日」とは?職場で昇進する、恋が成就する、欲しかった物が手に入る…それは大抵、何か特別なことが起こった単体の「一日」として想像されるだろう。しかしこの映画のタイトルは違う。PERFECT DAYS、それは複数形の「完璧な日々」を意味している。
トイレ清掃員の平山の生活は、一見単調でつまらない。毎日同じ場所で同じ業務をひとり繰り返し、低給独身ゆえの慎ましい生活を送るだけ。そんな彼に憐れみの目を向ける人も少なくない。
しかし、彼の目を通した世界は変化と刺激に溢れている。車で流すレコード、公園の四季模様、街中の人間模様、毎晩のお供の小説、そうした些細なことに彼は心を注いでいるから。映画の最後、「木漏れ日」という日本語特有の表現が紹介される。太陽から木の葉を通して地面に映し出される光と影は、絶え間ないダンスを続け、二度と同じ文様を見せることはない。世界とは、実はそれほどまでに贅沢で底知れないものだ。しかし、私たちはいつしかそれから目を背け、数字とスクリーンを凝視するだけになってしまっていたのではないか。
作中では様々なヒューマンドラマが差し挟まるものの、どれも曖昧に流されていく。起承転結もなければ、伏線と思われたものが回収されることもない。しかし、実際人生で遭遇する物事なんて大抵はよく分からないまま過ぎ去っていくものだ。そんなところも含めて、革新的なほどに「平凡」を極めた内容の映画だった。

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のこ

4.0役所広司が可愛い

2024年1月17日
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びっくりするくらい可愛い。

単調に見える。
しかし、事件は毎日のように起こっている。
私の日常も、きっとそう。

おじさんの日々を綴って、2時間画面に釘付けにさせるのだから、この映画に力が無いとはまるきり思わない。

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ぽほぞん

4.0「すばらしき世界」へのアンチテーゼ

2024年1月17日
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個人評価:4.2
光への感謝の眼差し。
この世界に生きている事の美しさ。光と影の対比の比喩が哲学的でもあり、この単調で美しい物語に身を浸し漂う事が出来る。
毎日登る太陽に世界の美しさ、幸せが込められており、役所広司の過去作で主演した「すばらしき世界」のアンチテーゼにも思えて、なんだか嬉しい気持ちになった。
彼の人生が満たされたか否か。答えはイエスだ。

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カメ

4.0タイトル通り、完璧な日々を描いた映画

2024年1月17日
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楽しい

幸せ

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ちやのゆ

4.5いまはいま

2024年1月17日
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悲しい

難しい

幸せ

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LS

5.0人生

2024年1月17日
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幸せ

最後の涙の意味は何なのか?仕事を手抜きしないところがカッコいい。

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のん