「当たり前の日常が、当たり前ではないことを教えてくれる」PERFECT DAYS ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
当たり前の日常が、当たり前ではないことを教えてくれる
下町でひっそりと生きる平山を通して、街や人や人生や。
音も光も影も、そこにあるすべてがこんなふうに描かれると、なんとも愛おしく感じる。
東京という街への愛や、日本の文化に対するリスペクトや、なんてことないものが、素晴らしく思える。
残念だったのは、過去に自分が処分したテープやレコードがあったことを思い出したこと(笑)
あ〜捨てなきゃよかった!
好きだったものは、ずっと人生をともにしなきゃ。
古くなったからとか、機械が変わったからとかじゃなくて。
「テープの音、好き」
そうなんだよ、雑音も味だよ。
あ〜Queenも、キャロルも、ガロも捨てなきゃよかった!!
気づかせてくれたけど、後悔が鳴りやまない〜〜(泣)
選曲が渋すぎる!
役所広司なくしては、あり得ない映画かも。やっぱり凄い。
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