「ほとんどあり得ない話」PERFECT DAYS SHOTさんの映画レビュー(感想・評価)
ほとんどあり得ない話
登場するトイレは「THE TOKYO TOILET」の宣伝であり、そもそも汚物が目に付かない公衆トイレなどあり得ない。
元々は運転手付きの車のある家に育ち、読書や洋楽に親しむインテリと思わせる主人公の設定もリアリティに欠ける。失礼ながら、このような境遇の清掃員の存在は極めて稀であろう。
卓越した演技力のある役所広司が主役で、ぎりぎり成り立っている作品。
そして、このような感想を持つ観客をはじめから相手にしていないような演出をしている制作陣の高飛車な姿勢に反感を覚えた。
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MMさんのコメント
2024年2月12日
全てにおいて、制作サイドの作為が見え隠れします。トイレ掃除のリアリティが無さすぎる。現実の駅のトイレや公園のトイレに行ったことの無い人が上べだけで作るとこうなるのではないか、
生き様を描くには、本質を嘘でかためすぎかと、これを観て違和感を感じない人はいないのかな。
おまけに◯が出演なんてなんていやらしい。外人相手ならそれもよいのかましれませんが、、◯狙いが垣間見得ます。