「何気ない日常が愛おしい」PERFECT DAYS Joさんの映画レビュー(感想・評価)
何気ない日常が愛おしい
主人公を演じた役所さんがカンヌ国際映画祭で主演男優賞をとったと知って観に行きました。
物語は東京の公園の公共トイレの清掃員の日常とエピソード。
一人暮らしの主人公の毎日のルーティーンの中の細やかな幸せだったり、突然の出来事だったりが映し出され、そして映像では表現されない人生の奥行までも感じることができる、そんな映画かな。
セリフの少ない映画だけれど、役所さんを観ていると心の機微まで伝わってきて、一寸泣けました。
「木漏れ日」って日本独特の表現なのだと知りました。
音楽も良かったです。
白黒の映像表現も面白かった。
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