「本当に難しい映画」PERFECT DAYS プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に難しい映画
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トイレを掃除して回る仕事をしてる役所。
その周囲で色んな出来事が起こる。
それをダラダラと映すだけの映画?
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評価が高かったので見に行ったが、今ひとつ分からなかった。
特に最初の30分なんて、役所の日々の生活を映すのみ。
読書して寝て起きて歯磨きして着替えてトイレ掃除・・・
帰りに一杯飲んでアパートに帰る・・・だけ。
無口過ぎて、口をきけない人の役なのかと本気で思ってた。
開始30分くらいでようやく、話せるって知ったからなw
それ以降も同じ感じで、小さなエピソードが起こるだけ。
・よく面倒見てた後輩が退職、その彼女に急にキスされる
・トイレに置かれた紙で見知らぬ人と○×ゲームをする
・姪っ子が家出して来て、なつかれるが、親に連れ戻される
・飲み屋の女将の元旦那がガンになり、女将を託される
地味ながら真面目に生きてる役所に共感はできたんで、
見てて退屈ってことは無かった。最初の30分以外はw
ただ何を伝えたい映画なのか最後までよく分からず。
何故こんな仕事を一生懸命するのか後輩が不思議がってたが、
最後までその理由が明かされることも無かったし、
勤続年数や前職など、どんな生き方をして来たのかも不明。
映画って難しいなと思わされる作品。