「東京に天使が降りた。」PERFECT DAYS 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)
東京に天使が降りた。
懐かしの「ベルリン・天使の詩」を思い出す。この天使はベルリンより大人だな。
使用されたヒットソングが堪らない。
小津安二郎の影響と言うよりも、フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキを彷彿とさせる。ヒット曲の使い方や初期・北野武のような省略・淡白な演出はアキ・カウリスマキ作品かと思ったほど。彼ほどには「笑い」の要素は少ないが。ひげ面の役所広司がマティ・ペロンパーに見えてならなかった。私は十分に楽しめました。
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