「すばらしき世界」PERFECT DAYS カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしき世界
彼は誰の目にも止まらない、さながら透明人間
住む世界が違うのだ、世の中にはそんな世界が多くあると彼は言う
誰がどう決めるのか?
何が違うと世界が変わるのか?
そこには何の意味があるのか?
分からない事だらけだ
違う世界との繋がりは何も無いわけではない、薄らとその影は重なっている
そしてきっと重なる影は濃くなるはずなのだ
どちらかが欠けても成り立たない世界
民さんが優しく踊る、彼の世界も繋がっている
交わることはなくても繋がっている
作品を見て思い出した詩があります
ご存知の方も多いことかと思います
改めて今一度読んでみるとやはり心にズシリときます
もう、何十年も前の詩ですが色褪せず今も変わらぬメッセージが届きます
きっとその頃と今と何も変わらぬ世界がここにあるのでしょうね
この映画や詩を作らなければならない世界
そんな世界も今の一部なのですから
『便所掃除』 濱口國雄
扉をあけます
頭のしんまでくさくなります
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フォローもありがとうございました。記念すべき100人目の方のレビューが全くなくお礼ができなかったので、ちょっと残念でしたwww 宜しくお願いします🙇♀️
コメントありがとうございました。嬉しいです。
日頃は殺伐としてるし、大雑把じゃないとカナダでは生きられないんですがw、改めて丁寧に、人に優しくありたいと思えた作品でした。日本人、最高♪
フォローもありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
世界中にその言葉が魔法のように舞い降りるといいのに。
平山さんのかたくななものも、多分ニコさんがもう少しおとなになったときに持つ〝鍵〟で、少しだけほぐれたらななんて気もします。
その頃と今と何も変わらぬ世界
こんな映画や詩を作らなければならない世界
そんな世界も今の一部なのですから
そのことばがあたまの中にリフレインされます。
おそらく永遠に理想的にはならない限られた時間のなかを、豊かに感じ選びとれる心を鍛え、やさしくしなやかに歩いていきたいものです。
返信ありがとうございました。
あの時、平山さんの温かさに触れ安心したように童心にかえる友山さんがいましたね。
そして、民さんが踊る手足の先と微笑みをむける平山さんなまなざしも確かに繋がって心を渡し合う。
重なる影とはひと同士が思いやる心の様子かもしれないなぁと、生命の輝きを知る平山さんをみていて感じます。