「生活音と詩のような気持ち」PERFECT DAYS meromeroさんの映画レビュー(感想・評価)
生活音と詩のような気持ち
朝起きる時から、歯磨きや着替え、水やり、自販機で缶月おちる音など、生活音と清掃だけで進んでいく。
それが嫌でないし、あったかい気持ちで眺めていられるのは、丁寧な掃除ぶりや周りの人やちょっとした時の光と影に目を配っているからかな。
そうそう、あの木漏れ日がアスファルトやコンクリートに写った時って、ちょっとぬくもりを感じるから。
人物背景が細かくないからこそ、登場する人物のイメージを広げられるように思います。
何気ない一日の中にも、詩的で、俳句や短歌になりそうなきっかけは、いっぱいあるなと感じさせてもらいました。
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