「トイレ文通」PERFECT DAYS bionさんの映画レビュー(感想・評価)
トイレ文通
ひょっとしてセリフなし? ドキュメンタリー風が永遠に続くの? なんていう序盤がすぎ、アヤちゃんが出てきたあたりから俄然面白くなる。アオイヤマダの存在感がすごい。
ホームレス風パントマイマーの田中泯とか、境内での昼食タイムに毎回鉢合わせする不思議ちゃん風のOLとか、毎日夕食をする居酒屋の店主とか、平山さんの日常を追体験していくうちに、平山さんの心の内がわかってくる。
平山さんは、人とのコミニュケーションが嫌いなわけでなく、気が知れた人とボディランゲージだけで会話するのが心地よいらしい。
姪っ子が突然、平山さんの家に闖入してくるシーケンスは、やたらと感情が揺さぶられる。平山さんの過去に何があったかは、観客に委ねられるが、えーひょっとして、◯◯なの? 思ってしまう。
豪華な脇役に驚かされるが、全員下町になじんでいる。
マジックシールドがあるトイレとか、最新の公共トイレにはビックリするばかりだし、流れる曲がとてもいい。昭和世代ですが、さすがにテープは面倒なので、Apple Musicで探します。
多目的トイレは正しく使いましょうね。
正直、頭がおかしい人も集まる土地柄にあんなに予算をかけてオシャレトイレ?…と思いましたが、作品がヒットして多くの人がトイレをきれいに使ってくれたらいいですね。
清掃員さんに心から感謝です。私もシェアハウスを無心で掃除しましたw
トイレ文通って存在するんですね!
驚き!Σ(゚д゚lll)机板文通、駅の掲示板文通、等々、昭和アナログの良さですね!^ ^
トイレがオシャレ過ぎて、ちょっと汚い昭和のトイレも出してほしかったですね〜
ヴァンモリソン!ニーナシモン!
ルーリード!金延幸子!
音楽は最高でした♪ただ金延幸子のあの曲ってカセットテープで存在するのかな??f^_^;
「トイレ文通」で思い出しましたが、高校の頃、(私は全日制で)定時制の看護科の子と机の上で文通(?)してました。(同じ教室、同じ机を昼と夜で共有していました)
名前も知らず。もちろん会ったこともありませんが、このレビューの題名で思い出しました。
bionさん、そうですね、本当に。春画の楽しさも日本人わかってたけど、再発見したのは欧米の人でしょうか。そういう発見が素敵!ああ、もう、どこの国、とかやめて欲しい、一方でドイツ人は「ヨーロッパ人」になりたがってる。それも私はつまらないとおもう、過去のことはわかるけれど
何を私は言いたいのだろう?ただ、好きな順番でいうと、溝口、小津、黒澤の映画は素晴らしいと思います。そして考えるんです、何でもそんなことが可能だったんだろうと。
私の勝手なイメージですが、日本の映画なり歌舞伎なり、ざっくり伝統と言われてるもの
、そういうのをドイツ人がいいねっていうの、珍しい気がします、フランスと比べて