メイ・ディセンバー ゆれる真実のレビュー・感想・評価
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まるでフランス映画か何かの様に…
何かが起こりそう…何かが起こりそう…と期待感だけが高まっていって…そうして結局大した展開も無いままにエンドロールとなります。
確か実話は、中学校の教師と生徒だったんですよネ?確か出所後に20年位連れ添った後に離婚をして、奥さんの方は癌か何かで50才代位でお亡くなりになったかと…。
アメリカは父兄社会国家だから、こういうのは受け入れ難い風潮が多少なりともあるのかしら…?マクロン大統領の処も相当年上奥さんなんだし…。
夫婦の間には他人には説明し辛い秘密の一つや二つは、何処の家庭にもあるんじゃないのでしょうか…?何だかんだ言っても二人は幸せそうに見えましたヨ。
ジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンの二大女優をもってしても、この題材だと描けるのはこの程度が限界ってことでしょうか…それとも脚本力?
同じく大きな事件も起きない日常を描いたヴィム・ヴェンダース監督の映画『パーフェクトデイズ』が如何に優れた・素晴らしい作品だったかが、逆説的に分かる様な気もしますネ…ww
翔んで火に入る夏の虫 おびき寄せられたエリザベスの巻
メイ·ディセンバー事件。
あちらでは有名な事件らしいが、ちっとも知らないこちらとしては「中学聖日記」の熟女版を想像し、楽しみにして初日のレイト・ショー。しかも日をまたいで終わったのが午前様。
最高齢初日観客賞くださいよ💢
裁判シーンなし。
36歳と13歳の濡れ場もなし。
肩透かしをくらった。
少年の前で女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)がじらすようにヘビをなでなでする撮りなおしテイクシーンで突然幕。
レオンは今から思うととても不適切な映画だと語ったナタリーポートマンが未成年との不適切な関係を結ぶ23歳差の女性の映画に出てるのはどうゆうつもりなんだろうか?と興味深く鑑賞。
少なくとも中学生以上の想像力と知識、それ以上の人生経験が必要と思われるR15+作品。
ジュリアン・ムーアは相変わらずキレイなんだけど、ナタリーポートマンはわざとくすんだお化粧で、えー?これがあのナタリーポートマン?ってずっと思ってましたが、ポスターにもなっているあの二人のお化粧の場面にもグレイシーの生物としての生き残りをかけた戦略が隠されているようです。つまり、エリザベスを自分に擬態させて、ジョーとの関係を保つみたいな。
いくら役作りのためだと言っても、他人の家庭にダラダラと居座り、ペットショップのバックヤードでオナったりする。図々しい変な女のエリザベス·····
一家は嫌がらせを受けるたびにあちこち引っ越して、やっと事件から20年もたった。そっとしてほしいと思うのだが、なぜかエリザベスを歓迎しもてなす。
あとで生まれた二卵性双生児の弟と妹が高校を卒業するセプテンバー。父兄参観でも散々いじられてきたに決まってるのに、なぜかとてもあかるい子どもたち。
獄中出産の長女はひねくれものだったが。
学校の先生と生徒かと思っていたのに、出会いはペットショップのアルバイト同士?だから、あのエンディング?
ウワバミ女がカエル君を丸呑み?
ヘビ君の太さも中途半端じゃない?
続きが見たいのにこれでオシマイ?
しつこいぐらい繰り返されるいかにもなホラー調の音楽もちょっとフザケてる💢
ナタリーポートマンの長ゼリフの練習場面はさすが。しかし、ラストがねぇ。いけませんね。おちょくられた感じをどうしても受ける。
早熟男子とオクテの女教師の純愛を期待したのに、爬虫類専門ペットショップで出会った変態カップル?
喘息のネブライザーの使い方がわからないふりをしてエリザベスがジョーを誘惑し、連れ込んでイタしちゃう場面ですが、アレが30センチないと届かないような腰がひけてるような妙な合体シーン。
ジョーが大事にブリーディングしていた蝶。なんとかマダラとかなんとかタテハだと思って、検索したら、判りました🤩マダラチョウの仲間。
オレンジ色の鮮やかなオオカバマダラです。
毒蝶。
体内にアルカロイドを溜め込んでいる。一度捕食したものは二度と食べないように。しかもオスはしっぽの交接器のそばにヘアペンシルというフェロモンを出す毛のはえた突起物を隠し持っている。
つまり、ジョーはメスをおびき寄せるプロであるマダラチョウを可愛がっていることから察するに、元·性被害者、年下のいい夫、いい父親を装った(擬態した)毒虫、エイリアンなのかもしれません。
息子から勧められた大麻タバコを吸って、咳き込むのも、真面目ないい人を演じたのかと。
ジョー役の男優の名前覚えておきましょう。チャールズ·メルトン。アラスカ州出身の韓国人とアメリカ人のハーフ。
ワイルド・スピードTOKYOドリフトに出てそうな感じでした。
オオカバマダラは長距離を集団で移動(渡り)をする蝶で、君子の蝶(Monarch butterfly)とも呼ばれる。それは王子時代はオランダ総督だったイングランド国王ウィリアムⅢ世がオランジェ(オラニエ)公だったことからオレンジ色の羽をもつこの蝶を君子の蝶と呼ぶようになったもの。エリザベス(ナタリー・ポートマン)は彼を釣り上げた気になっていたと思うが、彼の出すフェロモンに逆らえなかった。ジョーは大人しそうに見えて、己のDNAを注入拡散するスーパー遺伝子に操られる憐れなエイリアンなのかもしれませんな😎
つまらなくはないけど何故今?
女優の演技合戦や、実際の話をベースに作られていたり、巧みな演出など、非常に見応えのある作品でした。ペットショップ、子供の巣立ち、女優の介入設定なども巧みで、登場人物の心象変化を上手く引き出していたと思った。
しかし、何故今?と全員をイーブンに描いているので、誰も肩入れできなかった。結局は旦那を1番憐れみをかける脚本だったんだなぁ。にしてもちょっと過程が描かれなさすぎです。
まあ、若くて凄く年上の女の人と結婚して、大人になったら周りがよく見えるようになりますよ。って話だったのかも。
音楽はなんか不思議な、大袈裟な使い方で笑かしたいのかな?というところがいくつかありました。
つまらなくないけど、ちょっとピンとこない作品でした。
二人に愛はあるんか?
映画主演のため事件当事者宅の何度も訪問し、真意を探り、探られ、真実は物真似からシンクロしだし憑依しだす。
そんな二人の大女優の演技競演が面白くもあり、不快感が大きくなる。
事実背景は、ペットショップで動物好きがパートバイトで共に働き、店長代理でハンターのグレイシー36歳、お相手は無垢な昆虫飼育好きのジョー13歳。
この歳でバイトしなくてはならない体格の良い少年は既に経験者、密室となるショップは野生が充満している。
ああ、狩る者と狩られる者は決まっている。
結果は、ジョーから貰ったグレイシーの秘密の手紙のセリフの稽古…
しかし、真実はそれだけか?
ラストはヘビを持つ女優がソファーで横たわり、
ペット好きの少し無垢な少年を相手にヘビの扱いを何度も調教をしているうちに、その気になってゆく。
これがあの手紙の一部なのか…
それにしても歳の差が幾ら大きくても、13歳の少年を誘惑しようがすまいが節度がない。
メイ・ディセンバーで結婚して津々がなく過ごしているのだから良いではないか。
二人に愛が通っているならば。
事実、当時のショットを見れば愛はありそうだ。
ご安心ください。
それにしても、実に不快な映画だったなぁ
誰に対して、何に対してこんなに不快なのか?
まあ、
演技、カメラ、音楽など映画人のための映画は、
こんなことが多い🎬
(*☻-☻*)
メイ・ディセンバー ゆれる真実
「キャロル」「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督がメガホンをとり、
アメリカで実際にあったスキャンダルを題材に、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという実力派俳優が豪華共演を果たしたサスペンスドラマ。
20年前、当時36歳の女性グレイシーは、
23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。
グレイシーは未成年と関係をもったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。
出所後に晴れて2人は結婚する。それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように幸せに過ごすグレイシーとジョー。
そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。
エリザベスの執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうとするエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく。
ナタリー・ポートマンがエリザベス、
ジュリアン・ムーアがグレイシーをそれぞれ演じ、
ジョー役は「バッドボーイズ フォー・ライフ」やテレビシリーズ「リバーデイル」で活躍するチャールズ・メルトンが務めた。
2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。第81回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞に、第96回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされた。
メイ・ディセンバー ゆれる真実
劇場公開日:2024年7月12日 117分
🤠
奪われた少年時代が悲しい
36歳の女性が13歳の少年と性交し、刑務所で少年の子を産み、出所後結婚して暮らしてる。
事件から20数年が経ち、3人の子を設け、末の双子が高校を卒業する年、女性と少年の物語が、映画化されることとなり、
ハリウッドスターのエリザベスが二人の取材のためフロリダを訪れる…的な話。
メイディセンバーとは5月と12月くらい年が離れているカップルという英語の言い回しらしい。
グレイシー(ジュリアン・ムーア)の言動の怖さが端々にあって、ビールを飲もうとする夫ジョー(チャールズ・メルトン)への「二本目ね」(飲みすぎちゃうのというけん制?)と、卒業式のドレスを選ぶ娘への、「あなたは新しい女性だから、私にはできない腕を出す格好をして素晴らしい」的な、称賛の体をしたけん制でもって、もっと布地の多い服へ娘を誘導するさまが、すごく怖かった。
支配欲が強いなと。
エリザベス(ナタリー・ポートマン)への、表向きの親切さと、エリザベスが帰ってからのメソメソのギャップといい…
既婚者でジョーと同い年の子どももいたのに、不倫してつかまって。
そのことを運命の恋だと思っているから、出所後に元から住んでた町で暮らすというね。
そこ引っ越しちゃうのん?元夫や子どもや孫(ジョーとの子どもと同い年の子もいるとか…無理…)とも町で会う可能性があるのに、地域社会に溶け込んでる風に、暮らせると思ってるおめでたさ。
きっついわーグレイシーむりやわーという拒否感を抱えつつ見た。
ジョーはエリザベスを愛しているというよりも、恐れているというか支配されることに慣れているというか。
彼の仕事場は、病院ぽかったけど、大学行けたんかな?医者?看護師か放射線技師とか何かかな。
ジョーの心のよりどころは、グレイシーではなさそう。
誰かわからん人とメールして、蝶を育て、子どもはいつくしんでいる。
でも彼は、少年時代を奪われている。
13歳で父親にされたから、息子のようにティーンのころマリファナを吸うような経験を何もしていない。
それって、どんな感じなんだろう。
私が経験した、辛いことも楽しいことも、悪いことも誇れることも、何もかも。
定型的な10代を経験できないまま30代を生きるって。
エリザベスがグレイシーの元夫や弁護士から聞く話、嘘かほんとか怪しいグレイシーの30代半ばの息子の話など、本人たちが見せる(演じる)姿とはずれる伝聞と、見て感じる彼女の人となり。
エリザベスが見た目をグレイシーに寄せていったのはよくわかったが、話し方まで似せてたらしいのはあまり気付かなかった。また、グレイシーに同化したのか知らんけど、ジョーとセックスしたのは、よくわからなかった。
事後にジョーを怒らせた理由も。
グレイシーもエリザベスもよくわからんというか、仲良くしたくないなあって感じだったが、ジョーが自分が奪われたものを自覚して、映画のあとにグレイシーから逃げるといいなあと思った。
心の奥を見せない瞳
こないだ鑑賞してきました🎬
当時、36歳のグレイシーは13歳のジョーと関係を持ち、逮捕されます。
彼女は獄中出産し、服役後にジョーと結婚。
事件から20年以上経った現在も嫌がらせが時々来ますが、2人は概ね平穏な暮らしをしています。
そこへ事件が映画化されることになり、モデルとなったグレイシーをエリザベスという女優が訪ねてきます。
役のためとリサーチを続けるエリザベスですが⋯。
2人の共演は見どころありましたが、若干物足りない印象が😥
ナタリーが演じたエリザベスはなんかこう、ちょっとずる賢いような一面があるんですが似合わないというかしっくりきませんでした😅
ジュリアン・ムーアが演じたグレイシーは、世間の注目を浴びた割にはケロッとしているやや謎な女性。
最後の2人の会話シーンは良かったです🙂
チャールズ・メルトンは劇中ほとんど静かに話す役で、世間の目と自分自身の境遇に悩んでいる様子も見えます。
ミステリー仕立てになっていて決して面白くないことはありませんが、決定的ななにかに欠けている印象が残りました🤔
あるいはあえてそうしなかったのか❓
とはいえ私はナタリーのファンなので、スクリーンで彼女を観れて良かったです🙂
独特のメタ構造は新しい体験
事件を題材にした映画を撮るための役作りとしての密着取材という形で当事者たちに迫るという構造は新鮮でより当人たちの想いなどを考えることができる構造となっていた。
普通の家族を振る舞っているが、やはりいびつ。
取材によってますます分からなくなる。
ラストの撮影シーンはとても良かった。
あれだけ丁寧に寄り添って取材、役作りをしていたのに、演出過多なシーンを撮影。
かなり誇張された作品が仕上がることを感じさせられ、やはりひとつストーリーとしか捉えていないことを感じさせられてある意味痛快だった。
【”メイ・ディセンバー事件の真実。”トッド・ヘインズ監督の描く真実と、私が思った真実を記す。文句を言われても、知りません・・。】
ー 1996年、34歳の既婚女性教師が12歳の生徒と性的関係を持ち、女性は児童レイプの罪で服役中に出産する。
年の離れた男女関係を意味する”メイ・ディセンバー”と呼ばれた事件である。ー
■獄中出産した子の、下の子(元女性教師と、生徒は結婚して、又子をもうけている。)の双子が高校卒業を迎える時期に、事件を下敷きにした映画の主人公を演じるエリザベス(ナタリー・ポートマン)はジョー(チャールズ・メルトン)とグレイシー(ジュリアン・ムーア)夫妻の元を訪れ、役作りのために当事者一家を取材する。
◆感想<Caution!私の勝手な感想です。>
・エリザベスが訪れた時に、ジョーとグレイシーが築いた家族は、仲が良さ気である。嫌がらせの届け物があっても、ジョーは手慣れた感じでサッサと処理し”前に比べたら、少なくなったよ”などと言っている。
・だが、バーベキューが終わった後にジョーがグレイシーのベッドに入って来てもグレイシーはツレナイ。
・屋根の上でジョーは息子の吸っていたハッパを慣れて居ないのに吸って、泣き出すシーンも印象的である。
■エリザベスが二人を良く知る人達に話を聞いていると、グレイシーの夫だった男のチャラい息子から”グレイシーとその兄弟の話”を聞かされる。
そして、ジョーは何故か部屋の中で、蝶の蛹を飼っている。グレイシーから嫌がられながらも。カメラは蛹から蝶が産まれ出る瞬間を捉えている。
ジョーは、その蝶を愛おし気に”窓から逃がしてあげる”のである。
・エリザベスは、ジョーと成り行きでセックスする。エリザベスの”役作り”がエスカレートしていく象徴の様なシーンである。だが、ジョーも悪びれた態度はない。
■双子の卒業式のシーンも暗喩的である。グレイシーが保護者席で祝っているのに対し、ジョーは何故か彼女の隣ではなく、柵の外から双子の姿を見ているのである。
<ラスト、エリザベスが映画の中で、相手役の若い男の子と睦会うシーンが強烈である。エリザベスは濃い化粧をして、男の子に蛇を巻き付けながら”咬まないから、大丈夫・・。”と言ってしな垂れかかるのである・・。
それを見て、怖い、怖いラストだと私は思ったのである。>
観客に善悪を判断させようとする作り方は成功しているが、そもそも肯定的に捉えること自体が難しい
36歳の主婦が13歳の少年と不倫して、しかも子供を出産してしまうというスキャンダラスな話だが、これをそのまま映画化したら、肯定的に描くか、否定的に描くかの、どちらか一方の作り方しかできなかっただろうし、いずれにしても、批判は免れなかったに違いない。
その点、映画で主婦を演じることになった女優が、当事者達に取材する様子を映画にした本作は、登場人物に同情的にも批判的にもならず、客観的な視点を確保することに成功しているし、あえて物語をこのような構造にした狙いもそこにあるのだろう。
ただ、そうは言っても、罪悪感や後悔の念を微塵も持たずに、離婚する前の夫や子供達がいる町に平然と住み続ける主婦については、やはりその神経を疑わざるを得ない。
主婦と少年は、その後、結婚して、幸せに暮らしているので、本当に愛し合っているのだろうが、どれだけ真剣な愛だったとしても、分別のある大人ならば、13歳の少年と関係を持たないだろうし、たとえそうしたくても、彼が成人になるまで待つべきだろう。
やがて、誘ったのは少年の方だと、今の夫に責任を転嫁しようとする主婦の姿や、36歳になっても、13歳の頃から精神的に成長していない元少年の姿を見るにつけ、そのいびつな愛の形が浮き彫りになってくる。
そもそも、好きだというだけでセックスをしていたら、それこそ理性を持たない動物と同じだし、その点では、取材相手の元少年と関係を持つ女優も、主婦や少年と同類と言えるのではないか?
何よりも、安易なセックス描写には辟易するし、これで、この映画が台無しになってしまったと言っても過言ではないだろう。
この時点で、主婦にも、少年にも、女優にも、共感することも、同情することもできなくなり、後には、不快感と嫌悪感だけが残った。
まあ、これも、作り手の狙いなのかもしれないが・・・
他所様ん家を引っ掻き回す
タイトル”年が離れたカップル”の意だそうで_面白い表現、お役立ち まぁまず使う事は無いだろうけど
それは忘れた頃にやって来る 皆の無意識の内にやはり出来事に感心していないことが伝わってきた 若いダンナ様は落ち着いていて案外いい奴じゃん拍子抜け
感情の高ぶりが時に変な雰囲気、音楽も不安を煽るけど、結局何も起こらず 傷口に塩を塗るだけだった 役作り行き過ぎには刑事かお前は?とツッコミたくなった
チーク塗り過ぎだよと思ったけど、ちょくちょく女優2人が鏡に映る姿はとても素敵であった
肝心の映画撮影はとんでもない方向で進んでるように見えたけど
思わぬ方向で楽しさある映画
いやはや、36歳が13歳は、犯罪だし、性的虐待ですよ。
男女逆でも。
年齢の割に精神年齢が少女のまんまな36歳と結婚してしまったからか、でかい子供がいるのに、何とも頼りない36歳に育ってしまったジョーが可哀想である。
高校生で大学生と付き合って結婚したグレイシーはグルーミングされて、真実の愛に目覚めたかと思いきや、今度はグルーミングを施す側に。
精神年齢が低いとか、性格が破綻しているというより、思考回路がいわゆるボーダーなのではなかろうかと思いながらみていた。
音楽は言わずともがな。
何度か吹き出しそうになるのを我慢しておった。笑うよ、笑っちゃうよ。
終盤、
激しかったネ!で、ズコーッ!!!となったのは私だけではなかったと思いたいし、
お腹出過ぎだろうよ、ジョー!と思ったのも、私だけではなかったと思いたい。
その辺りも精神的な幼さを反映したものなのだろう。
ジョーは不倫しようとしてたし、自分も捨てた夫と同じ様に捨てられてしまうのか。
因果応報〜。
いやはやしかし、妻は手作りケーキを知り合いに売るだけ、殆ど家で休んでいる様に見えるが放射線技師やってる夫だけの稼ぎで、あんな立派な家に住むことができ、子供達の学費にも困ってなさそうというのが、非常に気になった。
なにか、グレイシーとジョーの純愛を信じる支援団体とかがいるのだろうか。
考察を語りたい映画
実話を元にしたセンシティブなストーリー。
巧みなカメラワークと演出。火曜サスペンス並みの効果音に笑いそうになった。 含みのある台詞といい、鏡の前で2人がメイクする印象的なシーンといい、オスカー女優の圧倒的な演技力に脱帽。複雑なプロセス、沼にはまる憑依、調査といいながら他人の日常に入り込みすぎな女優、不穏さを感じつつも必死に取り繕い生きている当事者たち。
不本意ながらも他人に語ることで表面化する本心が切ない。
興味本位であろうとなかろうと、当事者たちの過去を掘り起こして調査する危険性は大きい。終盤に向かうにつれ懐疑心がふくらみ、心をざわつかせる作品。お互いの考察を語り合いたくなる映画。
全32件中、21~32件目を表示