「赤い糸の先には」墓泥棒と失われた女神 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
赤い糸の先には
1980年代のイタリア・トスカーナで、考古学愛好家のイギリス人・アーサーは、古代エトルリア人の遺跡を見つける事が出来る不思議な能力を持っていた。アーサーはその能力を利用して墓泥棒の仲間たちと埋葬品を掘り起こしては売りさばき金を稼いでいた。そんなある日、アーサーたちは希少価値を持つ美しい女神像を発見したが、その像は闇アート市場へ持ち込まれ・・・さてどうなる、という話。
エトルリアという都市国家群が現イタリアのトスカーナ州あたりにあったんだと鑑賞後調べてわかった。
墓泥棒、って題だから近代の墓かと思ってたら、紀元前の事だから完全に古墳だね。日本だと弥生時代頃の墓だから、考古学的に貴重な資料だったんじゃないかと思ったが。
そしてあの女神の像はミケランジェロのチョイ前くらいかと思ってたのだけど、エトルリアのものだとしたら、1000年くらい前なので完全に勘違いでした。
アーサーが二股の木の枝で遺跡の場所を探すのが、昔流行ったコックリさんそっくり、って思った。
地下で入り口が塞がった時、天から降りてた赤い糸が、彼女のスカートほどけた赤い糸だった、というファンタジーだったのかな?
イマイチ良くわからなかったし、長くて少しダレた。
音痴でドジなイタリアが可愛かったし、アーサーが彼女に惹かれたのもわかる気がする。
アーサー役のジョシュ・オコナーの口を開かないおちょぼ口の笑顔が良かった。
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