「後に何も残らないドタバタ劇」チネチッタで会いましょう Golgo14さんの映画レビュー(感想・評価)
後に何も残らないドタバタ劇
長年観てきた映画の中でもワースト3に入る、論評するに値しない不朽の駄作。
ナンニ・モレッティは何を伝えたかったのか?
やる事・なす事全てが思い通りに行かない老人男性の悲哀。
1956年のハンガリー動乱を契機としてソビエト共産党と決別したイタリア共産党への賛歌。
それならもう少し描き方があるだろうに。
感動もヤマ場も無く、モレッティの個人的なエンディングノートだと思えばこんな物かと。
劇中プロデューサーが韓国人クルーに替わったのは「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞作品賞を受賞したから敬意を込めて登場させた?
タイトルの「チネチッタ」の文字に釣られて観に行った自分がバカだった。
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