「ゲージツは」落下の解剖学 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲージツは
いつも曖昧。
フランス映画とは相性が悪い。
パルムドールを獲ったとなればなおのこと。
そして、やっぱりそうだった。
途中までは良かった。
多様な結末が想起され興味を惹かれた。
後半は一転、ヒロインの醜悪さばかりが目につき、
そうなると不必要と思えるタバコや飲酒のシーンが鼻についた。
オリンピックでも色々あったが、フランスとはこういうところ?
そして、結局は当たり前の推定無罪で、真実は闇の中。
ダラダラと裁判の経過を見せられただけで、何も残らない。
あるとしたら、もやもやした不快感。
映画館で見なくてよかった。
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