「人としての問題です」落下の解剖学 YOTSUBAさんの映画レビュー(感想・評価)
人としての問題です
夫は自殺したのか、殺害されたのかを明らかにしていく過程を描いていますが、もはやそんな事実は重要ではなく、子供を傷つけ、自分の無実を立証するのに必死で、亡くなった夫を悼む事も無い妻は、愚かな人間に見えました。
妻が裁判に勝訴してもスッキリしないのは、結局夫を自殺に追い込んでも罪を逃れ、反省の機会を失ったからだとおもいます。
カンヌ国際映画祭でパルムドールをとる映画ってやっぱり深いんだなと改めて納得しました。
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