「食べたいものじゃなかった」落下の解剖学 luna33さんの映画レビュー(感想・評価)
食べたいものじゃなかった
悪くはないんです。
ただ「焼肉」を食べに行くはずが「うどん」かよ、みたいな。
決してうどんが嫌いなわけじゃないんです。でもガッカリしたのも事実で。
こんなはずじゃなかった、と。だって焼肉の口になってるんだもん、と。
この責任を誰かに取ってもらいたい(笑)
確かに事前情報を入れずに観たけどさ。その方が良いかと思って。
でも何となくミステリー味だって想像してしまうじゃんか。
そりゃどうしたって「そういう口」になっちゃうってば。
分かっていても「焼肉」のつもりの「うどん」は喜べないって。
せめて「うどん」のつもりが「焼肉」だったならOKなんだけど、
濃い味を期待してる時の薄味はさすがに受け入れがたい。
おっさんだけどまだ味覚はお子ちゃまですから!
ただこれは宣伝も悪かったんじゃない?と思わずにはいられない。
TVなどで流された予告は完全に濃い目のミステリー味だったよね?
だけど蓋を開けたら質素な「ヒューマンドラマ味」だったわけよ。
子供だったらショック過ぎてきっと大泣きするぞ。
そういう意味では宣伝に「誠実さ」が欠けていたように思うんだよね。
客を呼びたいのは分かる。でも作品に敬意は払うべきじゃないかな。
この映画でとにかく言いたいのはそれだけです。
大人げなくてスミマセン。
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