「ちょっと期待外れ…」落下の解剖学 リバーさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと期待外れ…
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予告を観ておもしろそうだなと思っていたのとあらゆる映画賞の評価もあるので期待値が高かっただけに少し期待外れだった。
終わり方がもう一捻りあるのかと思っていた。
フランスの裁判の仕方などは単純に面白かったけれど証人として登場する人物が1人の人生を大きく左右する問題にも関わらず客観的証拠もなくそんな軽はずみに主観で話すのかと驚いた。
また、途中で夫婦喧嘩の様子が出てくるが妻(母の身でありながら)があまりにも自己中心的で妻や母としての自分よりも1人の人間としての自分を優先しすぎているし夫はあまりにも被害者意識が強すぎてどちらの主張も納得も共感もできなかった。
唯一11歳の息子が可哀想と思っていたが終盤の犬のくだりでこのクソガキ!という気持ちになってしまい登場人物の誰も好きになれない後味のあまりよくない映画だった。
「落下の解剖学」というタイトルにもっとフィーチャーした内容かと思えばそれもあまり…
主演のザンドラヒュラーの演技は良かった。
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