「予想よりはあっさりしていましたが」枯れ葉 ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
予想よりはあっさりしていましたが
「浮き雲」と「ルアーブル」がわたしの中でのトップ2なので、思いの外、あっさりとした印象でしたが、別に不満があるわけではなく、カウリスマキ監督の一貫した『普通の人たちの生活と愛』(勝手にそう解釈しているだけですが)を久々に観せて頂きました。
例えば、雑誌とかチラシとかスクショみたいたものとかで、劇中のどこかのワンカットを見たとして、監督はあのカウリスマキだ! と認識させる人はこの方しかいないのではないかと思います。唯一無二というのでしょうか、構図とか照明とか美術とか役者の顔とか、まあ絶対にわかりますよね。
普通の人の視線を絶対に外しませんから、映画の中のフィンランドはいつも同じです。娯楽、食べ物です酒、家、トラム、街中、暗さ、服装、映画館。わたしにはとても魅力的に映ります。ちなみに、リッチな゙フィンランドってどんななんですかね?
やっぱり、人間に必要なものは、愛ですね。それは、パートナーです。ひとりで痩せ我慢は辛いです。孤独とは牢獄です。
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