「とても良かった」枯れ葉 どんぐりさんの映画レビュー(感想・評価)
とても良かった
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男の主人公が「やるときはやる」系の男ではなく、ずっとダメ男のままだった。この監督の場合、こっちのパターンになると話が短いのもあり、侘しさが勝ったまま終わってしまうのは昔から変わらない。それも持ち味の一つではあるのだが、前作「希望のかなた」や大昔の「真夜中の虹」のような路線が好きで、今回は物足りなさを感じてしまった。また、アル中への忌避感が終始頭から離れなかった。
あと今回は内輪向けの感じがした。歌をうたい過ぎているというか。
ただ、そんなちょっとした不満を吹き飛ばすほど女の主人公が魅力的で、初対面のシーンでは男の心情に150%シンクロした。
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