劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全393件中、21~40件目を表示

4.0想像力を発揮するということ

2025年2月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

映画「シンドラーのリスト」「SHOAHショア」、体験記「レナの約束」、NHKのドキュメンタリー「映像の世紀」などにふれて、ホロコーストについてある程度の知識は持っていましたが、それらはみな受け身で与えられた知識でした。本作を鑑賞して、自分の想像力をしっかり発揮して考えることの大切さを実感しました。それは、今もなお世界中で起こっている各地の紛争や戦争に対しても、失ってはならない姿勢であるように思いました。

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saitall

3.0映らないが確かにそこにある何か

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

ホロコーストに関する作品はいくつか見てきたが、中でもこの作品はかなり挑戦的な作りだった。音響による効果が大きいので映画館で見ることを推奨する。また、ナチスドイツによるホロコーストについて予備知識を持っているとより楽しめると思う。というか持ってないと退屈な映画。

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ハイマ―ディンガー

4.0音響賞は伊達じゃない

2025年2月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アウシュビッツ強制収容所の所長ルドルフ・ヘス家族の日常を描く物語。

アカデミー賞国際長編映画賞・音響賞を受賞した佳作。

物語は、本当に日常生活を中心に淡々と描きます。豊かな自然、暖かい家族、ヘスの妻が拘る理想の生活・・・ただ、その生活の描きながら合間々々に銃声や悲鳴、怒声が漏れ聞こえてきて、その音との対比が人間の残酷さと不気味さを際立たせます。

映画としての面白みには欠けますが、映画としての完成度の高い作品だと思います。

私的評価は、4にしました。

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よし

4.0凄すぎる映画体験

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

内容自体は誰が観ても平凡で退屈。つまりこの映画は、内容の退屈さから画面内に向ける関心が段々と薄れていく観客に対するメタ的な問い掛けに帰結する。
「お前たちもこの家族と変わらない」と。

ルドルフが廊下の暗闇の奥に未来を垣間見て、未来永劫語り継がれることになる人類史上最悪の虐殺に加担したという事実を自覚し、えずく。

恐ろしくて鳥肌が立つ。

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Alejandro Gillick

3.5レビューが消されてた!?

2025年2月12日
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鑑賞方法:映画館

映画館で観た際に、隣席の人のマナーが悪くて、作品に集中できなかった旨をここに書いたんですが、いつの間にか消されてました。ポリシー違反でしたか。
たしかに作品内容と直接関係のないことでしたので、今後あらためます。
できれは削除対象となった旨、通知などいただけると、こちらもあらためやすいのでご一考いただければと思います。って、これも消されるのかなぁ…?

いや、気を取り直して作品の感想を。
内容は胸に迫るものがあり、見応えがあって、考えさせられる作品でした。
けど、作品に集中できなかったので★3.5とします。
言い換えると、それでも引っ張る力が足りなかったかなと思っています。

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まこのひー

4.0無関心の恐怖

2025年1月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

いろいろアウシュビッツを題材にした作品を観てきたけど、
こういう描き方があったのかと思いました。
戦争時の人間の恐ろしさが、ナチス兵の会話や行動で
描かれていて、観ていて辛くなるほどでした。

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マイタケ

4.0見終わった後も、耳の奥で鳴り響く音

2025年1月26日
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鑑賞方法:VOD

身の回りや世界で起きていることに対する自分の「関心領域」について、問いかけられる作品なのだが、衝撃的な映像が日々流れてくる中にあるためか、今作で描かれている映像を観ても、それほどまでには心が動かない自分に、軽くショックを受けた。

Wikipediaをみると、主人公のヘスは以下のようなことを語っているようだ。
「世人は冷然として私の中に血に飢えた獣、残虐なサディスト、大量虐殺者を見ようとするだろう。けだし(蓋し=思うに)大衆にとってアウシュヴィッツ司令官はそのような者としてしか想像されないからだ。彼らは決して理解しないだろう。その男もまた、心を持つ一人の人間だったということを。彼もまた悪人ではなかったということを。」
『アウシュヴィッツ収容所:所長ルドルフ・ヘスの告白遺録』179頁

映画は、全くこの通りに、忠実に描かれていたと思う。「悪人ではなかった」かどうかは、見解が分かれるかもしれないが、少なくとも自分の中にも、ヘスと同様のものが存在しているのは間違いない。

見終わった今も、耳の奥で、映画から聴こえてきた様々な音が鳴り続けているような気持ち。

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sow_miya

2.0まぁ、たまに見る分には

2025年1月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

「ヒトラーのための虐殺会議」同様、映画としてはどうかなぁ。
基本、映画は娯楽と思っているので。
100分程の映画で、コレという山場も何もない脚本を書くのは大変だろうなぁ。

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背中にエンジン

5.0真の有声映画

2025年1月16日
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鑑賞方法:映画館

圧巻の映画体験を支えているのは音響だった。
映画を作るうえでよく言われるのが「音を消して観ろ。」らしい。
でもこの作品でそれをやると映画として成立できない。
真の有声映画だ。

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悠

3.5恐怖と隣り合わせの幸せとは。

2025年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アウシュヴィッツの隣でそこで役職につく父親とその家族が幸せそのもので暮らしているシーンを淡々と描きながら、その隣で行われている残虐さが所々出てくると現実に戻される。
子どもが無邪気で遊んでる塀の向こうで叫び声などが聞こえるし、父親がガス室の打ち合わせを商談か、と思わせる感覚で話しているのも怖い。

そして、白黒でリンゴなどを置きに行くシーンが意味わからなかったものの、ここのレビューで、家政婦のポーランド人の女性が収容所の中の人のために密かに置きに行っていた、と教えてもらった。

アウシュヴィッツでの裕福な生活を捨てたくない妻の執着、家政婦には暴言を吐く姿は勝ち組だと誇示する痛々しくも見える。

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キッスィ

4.0人間の怖さを知る映画

2025年1月9日
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無関心を超え、人間の倫理観が崩壊している恐ろしさが表現されている映画。
これは現代社会にも通じる問題があるような気がする。

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アンバー

5.0ジョナサン・グレイザーの決断

2025年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ジョナサン・グレイザー監督は「関心領域」の準備から
完成までに10年間以上をかけたといいます。
マーティン・エイミスの原作は第三者を主役とした小説でした。
もちろんグレイザー監督は多くのインスピレーションを原作から受けて
土台になっているのでしょうが、具体的な人名・アウシュビッツ収容所の
所長のルドルフ・ヘスの名前と妻のヘートヴィヒの実名を使用したのは
グレイザー監督の英断でした。
これは大成功だったと思います。
特に妻の役を演じたサンドラ・ヒュラーのヘートーヴィヒは
何者にも変え難いリアルな人物像でした。
豚鼻声のシーン・・・普通の女優には出来ない描写です。

粗末な塀一つで隔てられたアウシュビッツのガス室や焼却装置のすぐ隣。
そこにヘートヴィヒの理想の家・・・ユートピアがあった。
バラやタリアなどの花を咲かせ、温室で野菜やハーブを育て、
プールではしゃぐ。
轟轟とした機械音に人体が焼かれる煙の匂い、そして時折聞こえる
銃声とユダヤ人の叫び声。
ヘートヴィヒは音にも匂いにも不感症だったのでしょうか?
遊びに来た実母は夜中に燃え盛る焼却炉の音や匂いに耐えきれず
ほうほうの体で逃げ出します。
朝食の皿を用意したメイドに、
「わざと当てつけで皿を並べたの?夫に言って灰にして撒いてしまうから、」
と、なんとも恐ろしい事をポロッと言うヘートヴィヒ。
夫のルドルフも妻のヘートヴイヒも子供も、みんながユダヤ人が毎日何千人も
殺されている事に、集団ヒステリー状態に侵された異常な精神状態
だったのでしょう。

★★★もう一つの印象的な場面。
画面が白黒になるシーンです。
ルドルフが子供に「ベルゼルとグレーテル」の童話を読み聞かせてると、
夜中に若い女の子が自転車を押して、アウシュビッツの敷地内に入り、
目立たぬようにりんごやジャガイモを隠していたのです。
その少女はルドルフ邸に住み込みで働くポーランド人のメイドのマルタ。
グレイザー監督は生前の90歳のマルタに面談して、マルタが実際にその時に
着ていた洋服を役者に着せたし、使った自転車もマルタの物・・・
という凝りようでした。
(正直な所、ユダヤ人の土木作業所だったのは言われてみれば分かるけど、
(土が掘られてデコボコぬかるんでいましたね、)
またマルタは缶の中に入っていたユダヤ人の詩や作曲した歌も
持ち帰っていました。
映画で読まれる詩・・・それがその時のものです。
2025年の現在。
イスラエルは大きな戦争をしていて、どうしても加害者側に見えてしまって
戸惑うのですが、
ヨーロッパ諸国では、ユダヤ人のホロコーストを防ぐのにもっと
本気で食い止めなかった・・・そう言う負い目がある、だから
イスラエルに強い事が言えない・・・
またイスラエルにすれば、今、芽を摘み取っておかなければ・
またしても被害者になってしまうのでは?
そういう恐怖もあり、ハマスに強硬姿勢を貫いているとの記事を
読みました。

この映画のテーマは、突き詰めれば、
2度と【ホロコースト】を起こしてはならない、
2度と【ジェノサイド】を起こしてはならない、
だと思います。

そして一番度肝を抜かれたのは最初の3~4分間、
そしてエンドクレジットに流される7分以上の不協和音。
阿鼻叫喚のようなうめき声、呪い声、悲鳴・・・
なんとも言いようの無い恐ろしい音。
この映画は観るものの覚悟を推し量る物差しでした。

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琥珀糖

3.0幸せそうな家族像の裏に

2025年1月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

淡々と描かれる幸せそうな家族像だが、
所々聞こえてくる非日常の音声、
日常のようで非日常的なセリフ、
当時がいかに日常が狂気と隣り合わせだったのか感じさせられる。

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上みちる

3.5アウシュヴィッツ訪問を思い出した。主人公の奥さんの関心領域が怖かった。

2025年1月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興味深い作品だったが、終わり方にはやや拍子抜け。ドイツ人らしさ(時間に正確、清潔好き、家族愛に溢れ、犬が大好き、など)が表現されていて頷けるところが多かった。主だった出演者はほぼドイツ人だと思うが、よくこの作品に出る決意が出来たと思う。僕も大昔家族でアウシュヴィッツを訪問したことがあるが、その時のことを思い出した。主役であるヘスが誰もが知っているヘスと全く関係のない別の人物であるということは映画を観終わった後で知った。ナチスの上層部の関心領域はまあ想像通りだったが、ヘスの奥さんの偏った関心領域は実に恐ろしいと思った。

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Yohi

3.5独特な世界観

2024年12月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

あの残酷な出来事のウラでこんな悠長な生活を快適に暮らしている主人公。不穏な音不穏な空気がその異常性を私達に伝える。こういう映画たまにはイイかも

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みほ

4.0関心領域というタイトルが、どうしても気になって観てしまった

2024年12月6日
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オープニングの不気味すぎる音楽から、野鳥がさえずりまくる《のどかな家族のピクニック風景》に変わっちゃう、台詞のやり取りによる展開もなく、わかりやすい説明もなく、意味ありげなエピソードだけが断続的に展開する、そうしたイメージの断片が無暗に想像力をかきたててくる、エンディングロールの不気味な音楽まで、あっという間だった(という気がする?)

ごくごく当たり前に幸せな家族の日常生活って大事だけど、無関心じゃいけないものってのも世の中にはあって、そうしたものがごく普通に並んでいる状況なんだよね、すぐ隣にとんでもない施設があるんだけど、ヘス一家にとっては、目に入っていないというか、気にもしていないようなんだよね、ヘス夫人ときたら、自然に囲まれていて子供たちにとっては最良の環境とさえ思っている節があるね、

で、その相反する二つのものが普通に並んでいて、ギリギリのところでシンクロしたりするシーンが、これでもかと繰り返されるところが怖いし、それが監督の意図だろうね、

こうした忘れてはいけない悲惨な歴史について、そのまんまのリアルでなく描ききっているところが凄いんだけど、もう最初にアウシュビッツの焼却炉の性能みたいな話を淡々としているとこでキツくなったわ、いい映画であり、戦争の理不尽さと不条理さをこれまでとはまったく違う方法で喚起させる役割は充分果たしている、本当に痛いとこをうまく突いているよね、

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クラウディア🫶

2.5久々の超難解作品

2024年12月2日
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家で見ると、音の迫力がないのもあって。
最初収容所の音だとよくわからず、ボリュームあげたほど。

見ている方の想像力が求められるし、設定がわかっていないと。
難しい気がする。

レントゲンっぽい撮影のシーンや、急に妻の母が帰ったシーン。
想像と合ってるのか??
などと、個人的にしっくりきませんでした。

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ゆき@おうちの中の人

3.0穏やかな生活

2024年12月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

寝られる

アウシュビッツ収容所の外周に建てられた所長一家の平穏な生活を描いた作品。彼らの中ではユダヤ人はすでに人間ではない存在としてとらえられているがゆえの平穏。人権という理念が幻想と化せば、奴隷制さえ当たり前であった人類としては当然の感覚かもしれない。
ある意味怖い映画で、すでにホロコースト映画を飽きるほど見た人には新鮮かもしれませんが、やはり平穏な一家の様子だけでは映画として少し刺激が足りない感じでした。

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FormosaMyu

2.0スマホ一つで無惨な出来事を知れる現代への風刺画

2024年11月30日
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鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞61本目 凡作 40点

類を見ない意欲的な作品

故意に取り込むも、わざとらしく無い不穏な音や声、でも広がっている絵はそれを感じさせない豊かな暮らしを送る家族

壁を隔てた先には残酷非道な仕打ちがされていることを疑問にも思わない、無関心であり何も気にも留めない子供達の黄色い声がなんとも悍ましい

スマホ文化が生まれて早15年ほど経過しているが、日に日に便利になっていく一方だ

というのも、スマホ一つで近所も地方もまだ見ぬ世界のどこかでさえも、無惨な出来事をスクロール1つで知り得ることが出来てしまうこんな現代が、それをへぇ〜と消化して、当事者意識は無いにしても、まるで一つの映画を見終わった後に多くの人が感じる、エンタメを一つ消化した程度に過ぎ去ってしまう、そんな我々のこんにちを子供たちから感じた

そんな風刺画ともとれる今作を、もっと気づき受け取れる部分もあったに違いない、、、無念

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サスペンス西島

4.0胸に迫る音響。ずしりずしりと響く。流石アカデミー賞音響賞!

2024年10月26日
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ホラーの様にすごく恐かったです。グロいシーンが無いのに恐い。
戦争というものの本質を突いているというか…。平気になってしまうことが恐い。

音響、流石にアカデミー賞を取る筈です。素晴らしかったです。

600頁に及ぶ音響の為だけの脚本を元に構築された音響見事でした。シーンシーンに見事にマッチしてグイグイ心に迫ってくる。映画館で観て本当に良かったと思いました。

グロいシーンは全く無いのにちゃんと反戦映画として訴えかけてくる。世界のあちこちで戦争が起きててもいつの間にか無関心になって当たり前になってしまっている我々へのメッセージを受け取りました。

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共感した! 4件)
snowwhite