劇場公開日 2024年5月24日

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関心領域のレビュー・感想・評価

全546件中、41~60件目を表示

5.0「The Zone of Interest」つまり「奇妙な場所」

2025年3月10日
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マサシ

4.0虐殺機械

2025年3月10日
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2025年3月10日
映画 #関心領域 (2023年)鑑賞

アウシュビッツ強制収容所長の #ルドルフ・ヘス 一家は収容所と壁を隔てたすぐ隣の家で満ち足りた暮らしをしていた

実際にここで育ったナチの子どもたちは、どんな気持ちでその後の人生を送ったんだろうか?

罪悪感?それともまた無関心?

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とし

3.0無関心

2025年3月9日
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難しい

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NOIR

3.5人は心にフィルターをかけられる

2025年3月9日
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戦争の残酷さを戦闘シーンなどの直接描写なしに描ききった異色作だった。
全体を理解するにも劇場、配信で観るなら静かな環境でなど、ある程度没入して見ることが条件になりそうだ。

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Iwarenkon

4.0鑑賞者には知識が必要な作品

2025年3月9日
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鑑賞方法:VOD

怖い

 隣で何が起こってるか知らない。ルドルフ・ヘスは司令官だから当然知っているし、妻も知っているはず。ちょっと怖かったのが、イタズラだとは言え弟を温室に閉じ込めた兄のシーン・・・これは彼らの遺伝子を引き継いでいるということなのか?

 現在起こっている戦争。実際にどんな状況なのかもわからないまま、無関心を装っている多くの人たち。ただ、知っているのだけれど、実際に見たわけじゃないから多くを語れないのが本音ではなかろうか。

 画面が真っ赤になったまま数秒経つシーンがあったり、突如夢のようにモノクロームになったりする映像の工夫があったり、かなり深く潜在意識に訴えてくるような仕掛があった。あれは何だったんだろう?などと鑑賞後に考えることによって心に残ることになるのだろう。不思議だ。

 司令官の実名を使った登場人物だったり、アウシュビッツ収容所の中を一切映し出さずに恐怖を描いたことが凄いこと。我々も同じだ。知っていても知らんぷり。歴史修正主義も登場して情報過多となった世の中において真偽を見極めるのも疲れるものだ。

 アメリカ人が描くナチス映画やユダヤ人の大虐殺を取り扱った作品は多くあれど、他の大虐殺については知らんぷりなのでしょう。同じ年に『オッペンハイマー』が賞レースを席巻したことも興味深い。

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kossy

3.5私達自身の“関心”が問われている

2025年3月9日
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知的

難しい

アウシュヴィッツの悲劇を直接描くわけでもなく,かといってナチスの残虐性を描くわけでもない。アウシュヴィッツ収容所の隣で,ただただ幸せに,平凡に暮らす家族の様子が淡々と映し出されていく――。この作品をどう評価するかは,観る者の歴史観,具体的にはアウシュヴィッツに象徴されるナチスの蛮行にどれだけ“関心”を持っているかにかかっている。問われているのは私たち自身なのである。

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たろ☆

3.5自分たちにも突きつけられる恐怖。我々はいつまで無関心でいられるのだろうか。

2025年3月8日
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夢見る電気羊

2.5音響が映画の印象を左右する

2025年3月8日
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映画館で観るのは少し怖かったので、配信されるのを待ってU-NEXTで観ました

自宅の音響環境はテレビの音響のみで、仕方ない生活音が入りつつも、結構音量を大きくして観ましたが、
本来感じるべき映画に込められた意図や仕組みは半減していると感じました。銃声もよくわからなかった、、、

不気味さもところどころありましたが、終始気味悪いというわけではありません。
ノイズキャンセリングのイヤフォンやヘッドフォンで観たりしたら、もっと違った印象になったかもしれません。

そもそも自分の理解力が足りないせいもありますが、さらっと観たら何も入ってこない映画にはなる。
映画館で没頭して観る作品だと思います。

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CandyVL

3.5明確な境界線があれば 無関心でいられるのが人間

2025年3月7日
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怖い

知的

明確な境界線があれば
無関心でいられるのが人間

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いのしし

3.5感想メモ

2025年3月7日
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ヒラめ

2.0言わんとすることは分かる。

2025年3月7日
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悲しい

壁一枚を隔てた日常と地獄。
かつての非道を描き、現代を生きる我々に問いたいのだろう。
言いたい事はよく分かる。
だが、なんだろうこの胸糞悪さは。

確かに過去の現実としてのナチスの非道はあったし、人類として忘れてはいけないのはよくわかる。
とはいえ、いつまでもナチスナチスうるせーよ!
私はナチス関係者の末裔ではないし、信奉するものでもない。
彼らの行動の結果は悲惨であり糾弾され、人類は2度と行うべきではない所業だ。

そこで、ふと西の方に目を向ける。
今、虐殺はしないまでも民族浄化、民族弾圧が行われている現実があるのでは?
そちらに目を向けず斜に構えて、人類のかつての非道を皮肉るような、そんな姿勢が気に入らない。

躍進し続けるA24スタジオ。
独特の映像美と演出、そして心にざっくりくる作品の数々。
Civil Warまでは良かったが、なんだろう。

ここの作品群に通底する達観したかのような視点での皮肉がだんだん胸糞悪く感じる。

観ればみるほど嫌いになるスタジオだ。

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きなこうどん

4.5「退屈だ」と感じることが自らの無関心さを突き付ける、なんとも残酷な映画よ

2025年3月7日
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怖い

知的

お世辞にも面白いとは言えない映画だが、むしろその「面白くない」「退屈だ」と感じるところにこそ、この映画のスゴさがあるように思う。

というのも、本作には映像の手がかりとなる説明というものが一切なく、カメラもほとんどが固定のロングショットであるため、一定の視点や感情をもって観ることが最初から排除されている。それはおそらく徹底したリアリティーでもって再現したアウシュビッツ横のヘス一家の暮らしを音と映像だけで「観客に体感させる」ことに主眼が置かれているからだろう(実際にいつどのような音がどの音量で聞こえたか、収容所からの音だけで600ページの台本があるらしい)。そら、面白い話になろうはずがない。

が、しかし私たちはホームドラマのように描かれた彼らの恵まれた暮らしの中に、いくつものおぞましい事実を見つける。収容所のユダヤ人から収奪した毛皮を鏡の前で着飾る妻、金歯で遊ぶ子どもたち、そして塀の向こうからは終始、女・子どもの悲鳴や焼却炉の稼働音が聞こえ続ける。「えー、マジか~」「無関心すぎやろ~」と令和に生きる日本人の私は声を上げたくなるが、本当にそうですか?ヘス一家とあなたは何が違うんですか?と、この映画は問うている。

少なくとも本作で描かれる所長のヘスは、仕事熱心で謹厳実直、部下にも慕われ、家庭にあっては子煩悩な良きパパであり、妻とは将来の夢を語り合って結ばれたごく普通の夫婦である(すべて事実らしい)。職業がアウシュビッツの所長であること以外、何らの価値観の相違も見い出せないのだ。産業革命以降の現代社会では職業が人間の唯一の存在形式であり、つまりは巨大な経済的メカニズムの中の歯車としてしか人間が存在しえないことを鑑みれば、自分がもしヘスだったら、ヘス家の住人だったら、違う行動がとれたのか。その答えは、相当に怪しい。

いや、わざわざヘス一家に自分を重ね合わせる必要もないのかもしれない。なぜなら今だって、自分が享受する平和の壁の向こうにはガザやウクライナがあり、もっと言えば7億人もの人間が飢餓線上にあるのだから。そのことを私たちは十分すぎるほど、よく知っている。知っていながら、その事実や悲鳴や誰かの断末魔をヘス一家と同様、都合よくノイズキャンセルしながら生きているのではあるまいか。少なくとも壁の向こうの圧倒的な理不尽により命を落としていく人間から見れば、ヘスも私も大差ない、職務に忠実で無責任な、ただの職業人間に過ぎない。

劇中では、唯一、赤外線カメラで描かれる少女が登場する。これも説明がなく、見るからに怪しく不自然な動きをするので、一瞬、泥棒か何かか?と見まがうが、飢餓で苦しむユダヤ人のために夜間ひそかにリンゴやジャガイモを彼らが見つけやすいように隠している姿らしい。人知れず、リスクを冒しながらも、自らの良心にもとづいて行動する最も人間らしいその少女が、あるいは本来の人間らしさというものが、この社会では赤外線をかざした熱画像でしか見えない(しかも不自然な行為として映る)というのは、なんとも皮肉で、痛烈なメッセージである。

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コタツみかん

3.5企画・プロットが全ての映画

2025年3月6日
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鑑賞方法:VOD

 アマプラで鑑賞。公開当時、映画館で観なかったのには明確な理由がある。それは、話題作として作品の概要を繰り返し聞く内に、すっかり観た気になったから。もっと正確に言えば、「アウシュヴィッツの強制収容所で行われている事を知ってても、その隣で何食わぬ顔で日常生活を行うドイツ人が居た」というコンセプトを知った時点で、本作のメッセージの90%を受け取れた気がしたから。
 実際、アマプラで鑑賞しても予想通りだった。本作の正しい見方は、舞台がアウシュヴィッツと知らずに観始めて、「ユダヤ女から宝石を取った」という台詞でもしかしてと思い、中盤でアウシュヴィッツと明言された処で、やはりねと確信するべきなんだと思う。TV等でアウシュヴィッツが舞台と宣伝しまくった時点で、本作を観ても残り10%を確認するぐらいの価値しかないと、本作への「関心」が奪われてしまった。
 それでも本作の実験精神は素晴らしい。ただ、説明をナレーションベースにした30分弱のドキュメンタリーでも、同等のメッセージは十分伝わる気もする。

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LittleTitan

4.5どんな時代と背景があっても、必ず残る良心

2025年3月6日
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鑑賞方法:VOD

世界史に残る大事件
それを題材にした作品
それ故、知識を必要とすると同時に当時の価値観との対比を考慮せざるを得ず、評価そのものは非常に難しい。
ドイツ国民が今でも抱えている集団意識
それは、自分たちの血に流れる「あのこと」への慚愧の念
そしてまたこのような作品によって、「そのこと」を掘り返さえるのだ。
それに加えてこの作品は、単に当時の日常が描かれている点が悩ましい気がする。
さらにそこに足された「象徴」
その意味するのは解らないではないが、現実と非現実的という壁が理解を難しくさせている。
2度差し込まれた暗視スコープ的映像
少女が土手にリンゴを産める行為
少女が舟にリンゴを入れ、スコップ置き場にもリンゴをばらまくシーン
その際少女はケースを拾うが、おそらくその中にあったのが「太陽の光」という代名の歌詞だろう。
これはユダヤ人の希望 届かなくても持つべき希望を象徴している。
当然少女がばらまいたリンゴは希望の象徴で、彼らに届いてほしい願い。
逆に、そんなことは物理的にはできない。
そして、
少女はヘスの家の使用人のマルタ
彼女は危険を冒してまでユダヤ人に一縷の望みを届けている。
そこに差し込まれるのがヘスが娘を寝かしつけるために語るお話。
この対比
タイトルには、生きる上での関心ごとがドイツ人とユダヤ人とでは全く領域が異なることを示しているようだ。
ヘスの妻はそこが楽園だと考える。
夫の転勤でその場所を離れることを断固拒否するほどだ。
息子たちは男だからか、自分たちの住む場所に違和感を持ってはいない。
しかし娘たちは日々不眠症となっているのがわかる。
それは、
ずっと聞こえ続ける銃声と怒号 悲鳴のような声によって影響されているのだろう。
妻へディの母がやってきたがある日突然去っていった。
彼女の置手紙は明らかにされていないが、見た目には楽園に見えても絶え間なく聞こえてくる地獄の叫び声に精神状態がおかしくなると思ったからだろう。
娘へディの関心ごとが裕福な生活であるのと同時に、絶えず聞こえてくる怒号に無関心でいられることが、母にはどうしてもできなかったのだろう。
ヘスは最後に最新式のガス室の構想を思いつく。
深夜 妻へ電話する
階段を下りる時に吐いたのは、彼にも愛する家族がいることで自分たちが何をしているのかを頭の隅で出来ている理解と両親の呵責、または罪悪感の様なものがわずかでもあったからだろう。
それが、
現代 アウシュビッツ強制収容所が資料館となり、そこを掃除する日常の画に切り替わる。
当時誰もが思ってもいなかったことなのだろう。
掃除する彼らに笑顔はない。
ドイツ人全体の贖罪感が漂っている。
たった一人暗い階段を下りていくヘス。
それは紛れもなく地獄へと続いている階段だったのだろう。

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R41

5.0無関心の罪

2025年3月6日
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人の痛みに敏感な人 鈍感(無関心)な人…
アウシュヴィッツの壁を隔てた家で暮らすには 鈍感(無関心)な人の方が生きやすいのだろう。
"壁の向こう"に関心のある人は 行動するか病でしまうか… 無関心な人は ある意味たくましい。

私はどうであろうか。
空調の効いた住み処があり、好きな物をいつでも食べられ、趣味を持ち、海外旅行にも行くことができる。
ところが海を隔て、国境を越えた何処かには、
住む家もなく 飲物も食べ物もなく 生きることも困難な人たちがいる…無関心ではないか…。

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まーくん

3.5独特な澄んだ映像と音響 言葉にならない

2025年3月5日
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鑑賞方法:VOD

第96回アカデミー賞5部門ノミネートで国際長編映画賞・音響賞受賞ということで当初より興味深い作品ではあったが、あまりに重いテーマにて劇場に行く勇気が湧かず結局VODにて鑑賞。
オープニングからかなり独特。いきなり放送事故かと見紛うほど長い真っ暗画面。そして少しずつ音が聞こえてくるのだが、なんだか不安も募る。この時点でざわざわしながらも五感が研ぎ澄まされてきて、鑑賞準備が整ってくるような不思議な感覚。
そして全体を通して独特な澄んだ映像と音響が本作の不穏な空気に拍車をかける。本年度のアカデミー賞音響賞受賞は文句無しという感じ。
とても綺麗なのにとても怖い。とてもピュアなのにとてもダーティー。劇場で観たかったようなVODでうまく緩和できて助かったような。
良い作品だとは思うのだが、いずれにしてもこんな歴史はノーモアだ。言葉にならない。

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いけい

4.0平和に生きていると

2025年3月3日
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鑑賞方法:VOD

…と言う感じがしました
壁を隔てて地獄と天国のような
天国に住んでいる人たちには
地獄が見えない
隣から銃声の音やわめき声などは
時おりというか毎日聞こえてくるのに
まったく関心を示さない
特に妻のヘスは
夫よりもいまの暮らしが
大切であの家からはどんな事が
あっても離れないだろうなと思った
ほぼこちら側の日常を描いて
あちら側のアウシュビッツ
は銃声の音や人の叫び声
で煙突から白い煙が立ち上がる
以外は収容所中の映像はない
想像するのみ

はたして
その映像を見ている私たちは…

ロシア、ウクライナの戦争にしても
戦争が始まった三年前といまの状況は
戦争が続いているにも関わらず
メディアが取り扱われなくなって
"関心"が薄れてしまう
現状を知らない見ない事もあり
いつしか"対岸の火事"しつつある
関心から抜け落ちていく

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しろくろぱんだ

2.5映画としてはどうなのか

2025年3月3日
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ナチとかアウシュビッツとか扱った映画に面白いの面白くないの言うのはためらわれるんだけど、でも商業映画として作ってるんだもんね、では言いますが面白くないです。収容所を描かないチャレンジとか、司令官一家にうっすら関わってくる一般人の描写とかいろいろがんばってるなと思うし、これが別のテーマの映画だったらむしろ好感持てたと思うのだけど、何故だろうナチスとこのテクニックの食い合わせが悪いというかしっくり来なかったのだな。人間描写も丁寧だし、感想を書こうと思ったら取り立てて悪いところは何もないのだけど、結果見終わって「どう?」って聞かれたら「つまんなかった」としか言いようがないんだよなー、不思議。

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三毛猫泣太郎

2.5叫び声といつも通りの生活。

2025年3月3日
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鑑賞方法:VOD

怖い

アウシュビッツ収容所の隣で生活を営む家族の話。

収容所から聞こえてくる音が聞こえてきて、何が行われているかを想像してしまう。
でもそれもどんどん慣れていきて、最後には変わり映えのない生活(画面)に眠たくなってしまった。
つまりはこんな短時間で無関心になってしまうほどに、人の関心なんてそんなものだということ。

正直言って映画としては面白くないし、感じ取らないといけないことが多すぎた。
台詞の端々に匂わせるようなことを言ってるけど、世界史弱者なものでなんとなくしか分からなかった。
私は分かりやすい話に慣れすぎた現代人です。

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パンダマン

2.0無関心…

2025年3月2日
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鑑賞方法:VOD

怖い

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KEI
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