劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全465件中、41~60件目を表示

4.0遠くの銃声は軽い音に聞こえる

2024年7月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

事前にどのような映画なのかしっかり調べて、なんならネタバレ感想も読んでから挑みました。
ショッキングなシーンが少しでもあると怖いので…

とある特殊な撮り方をしているシーンだけ難解でした。後から解説を読んで納得。

心から万人に勧めたい作品とはいえませんが、少なくとも私は有意義な映画体験でした。

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しらこ

2.0眠くなる

2024年7月13日
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興味深いストーリーではあったけど映画として面白くない、眠くなる

直接的な暴力描写を使わずに音で隣で起きてる事を伝える手法は面白いし独特の間も良い

でもアウシュビッツで起きた事に付いての正しい知識もないからイマイチしっくりこない

きっとそれは私が「無関心」だから

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龍神

4.0林檎の少女

2024年7月13日
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鑑賞方法:映画館
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Sheeta

5.0ちゃんとした映像作品だった、、

2024年7月12日
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鑑賞方法:映画館

関心領域

怖くない、が、何だろう?
音とか?
意外に平凡な演出とも、、、。

ですが、結局最後まで、
真黒なスクリーンをずっと眺めていた気分にさせられる作品。
長い始まりと自分史上最高にかっこいいエンドロール。

既に、最終章を序章に刷り込まれて観てしまう現代人のステレオタイプには、、、
オァウフィビダァゼェン。

無関心には主語なんて、、、、存在しない、、、事を教えてくれた。

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G Procedure

5.0音!

2024年7月12日
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sewasi

0.5ひさしぶりの金返せ

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

予告も見た上できっと最終的には何か仕掛けてくることを期待して鑑賞に至ったけれど、まさかここまで響かなかくてビックリ。悲惨さを音だけで感じとれる人は戦場にでも行ったコトあるんでしょうか😅

予備知識なく見たら、え、アウシュビッツってアノ? え、じゃあこの音は銃声💦とか衝撃を受けれたのかしら。

これくらいなら美術館で15分くらいの実験映像でいくない?

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ジャム太

3.5戦争が当たり前の時代に生まれていたとしたら…

2024年7月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

今に生きてるから《絶対に反戦》と思いますよ。けど世が世なら…戦時中を生きてたら…自分だって気づくかわからないです。人として《理性》持ててるかわからない。国の思想、時代の思想に流されてるはず。とても怖い。人間て愚かな生き物。戦争に限らず《優勢保護法》とかさ、時代で人を不幸にしてきた事って沢山ある。ただただ亡くなっていった方に御祈りを捧げます。

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ガンビー

3.0思っていたより肩透かしだったが

2024年7月9日
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群青

3.5見て見ぬふり

2024年7月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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まこやん

2.0靴の上から足を掻く

2024年7月9日
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鑑賞方法:映画館

これを想像力というのだろうか。
物事を小難しく描く、というのはインテリの皆さんの好みなのか。
オッと思ったのは、現在のアウシュビッツの描写くらいか。
マニアックとも違う、変な難解さと周到な思わせぶりに、眉間にしわが寄った。
私にはその面白さが分かりませんでした。

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ぜんじん

4.5無関心を超越している無感覚な人間達が恐ろしい

2024年7月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

 作り手が見る者に挑んでくるきわめて挑戦的な映画である。冒頭真っ黒な画面と音が約二分間続く。まるで見る者を暗黒面に誘うようにだ。ユダヤ人が毒ガスで殺されるアウシュビッツ収容所の壁一枚隔てて瀟洒な豪邸でアウシュビッツ収容所の所長家族が暮らしている。
 その家には死にゆくあるいは死んだユダヤ人の衣服や食料が持ち込まれ、衣服を身体に纏い豪華な食事を楽しんでいる。このシーンを見ているだけで何か得体の知れない身の毛がよだつ感覚に襲われ恐怖すら感じた。
 その要因の一つ目は、ユダヤ人を「人間」と思っていなことだ。軍人たちはユダヤ人を「荷」と呼ぶし主婦達はユダヤ人は抹殺されて当然な民族と思っていることだ。家族や仲間は、完全にナチスのユダヤ人排斥のプロパガンダに骨の髄まで染み込んでいることだ。
 要因の二つ目は、ユダヤ人を一切映さない撮影技法だ。映像にはしないが、この家はアウシュビッツ収容所のすぐ隣である。ユダヤ人の叫び声やパンパンと響く銃声が聞こえているはずだ。加えて隣では、人間を焼却して炎が見えるし映画では感じられないがかなりの臭いもするはずだ。しかしここで暮らす家族は何も感じていない。もはや無感覚に
なっているのだ。無関心を超越した無感覚さが恐ろしいのだ。
 映像であえて映さない毒ガス室に送られユダヤ人の恐怖や落胆、死を見る者は想像する。それは、映画中盤に画面を真っ赤にしたことによって血流の断絶を想起させるからだ。たった壁一枚隔てて死にゆく者と豪華な生活を送る者の対極を作り手は見せつける。広い庭、温室、色とりどりの花々、滑り台付きのプール、豪華なベッド、部屋の内装を自慢する妻の感覚が恐ろしい。「自分がどこに住んでいるのか」を気にしない無感覚が恐ろしいのだ。
 幼い娘が見る夢、モノクロで暗いトーンである。それが一瞬カラーに変わるのは何故か。ピアノを弾き歌うのは誰なのか。ラストシーンも再度真っ黒な画面で覆い重低音の腹の底に響く音楽が流れる。作り手は見る者に挑んでいるのだ。「この家族の未来はわかっているな」と。

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かな

4.0#13 理想の棲家は

2024年7月8日
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鑑賞方法:映画館

アウシュビッツは収容されている人たちにとっては地獄のような場所でも、司令官の妻からすれば理想の夢のような棲家だったんだ。

関心領域というか、私には中で起きていることに全く興味がない家族は無関心領域に生きてるようにみえた。

あのリンゴを夜中に運ぶ少女と妻の母が突然家を出て行った理由がわからなかった。
置き手紙には何が書いてあったんだろう?

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chicarica

5.0計算された設定、ラストが見事

2024年7月7日
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鑑賞方法:映画館

怖い

最初これで終わり?とも思ったのですが、エンディングの曲を聴いているうちに現代に通じるすごく意味のあるラストだったと感じるようになりました。

去年、同じ映画館で「pearl」を見て大満足だったのですが、同じ配給会社A24とは知らなかった。

思わずパンフレットを買いましたが、作中ちょっとわからなかった描写の解説があり、こちらも満足。パンフレット内で紹介されているこのご時世に対する監督のコメントにも気骨を感じました。関心領域というタイトルの妙にも唸らされます。

もしお財布に余裕があったら、パンフレットを買うのがおすすめです。

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ゆうじん

1.0退屈

2024年7月6日
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言いたい事は分かるが、30分、、いや15分でよくない? ほんと退屈。
俺スゲーだろ感満載の自己満作品は苦手。

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やみくろ

3.0ある一時点のための105分。

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

舞台がアウシュビッツ、ナチスドイツのユダヤ人強制収容所が舞台とあれば、かなり重い映画化かも…と覚悟を決めて観に行った。

延々と、ドイツ家庭のホームドラマを観せられる。
人間の情報収集は、視覚が8割だそうで、「まあ、ドイツ人の看守も、自宅に帰ればただの人なんだな…」と半ば退屈しながら、ぼんやりと観ていた。

何度か、違和感を感じた。
何だろうと自分の中を探ると、それは、音だった。
聴覚からの情報を認識し、その音の出所を理解する。
そして、「関心領域」というタイトルと結びついた瞬間。
ぞわりと鳥肌が立つ。

…そうか、この映画は、この一瞬のための作品なのだ。
分かりやすいホラーより、よほど怖いわ。

仕事なら、ガス室の作動ボタンを押すことも、ルーティンになるのだろうか。
帰り道、そんなことを自問した。
ドイツ人の看守にとって、アウシュビッツ収容所にいるユダヤ人は、生身の人間ではなかったのかもしれない。
単なるモノのように扱い、ただ処理していたのかもしれない。

30年ほど前に、ひとりでドイツ・ミュンヘン郊外のユダヤ人強制収容所を見学した。
人体実験などのいくつかのパネル写真をクリアに思い出し、人間の多面性に改めて身震いした。

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のりたまちび

3.5灰にして撒いてやる

2024年7月4日
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鑑賞方法:映画館

怖い

公開から日が経っていたが、まだ自分の関心領域にあったのでやっとこさ鑑賞。鳥の声などが聞こえるだけのオープニングタイトルのブラックアウトから音に興味をひかせる演出と、フィックスを多用した監視カメラっぽい、のぞき見ふうな映像が特徴的。

アウシュビッツ収容所と隣合わせの生活で、娘は毎夜寝付けない、母親はいたたまれず帰る、ナチ高官の夫でさえ嘔くほどに調子が悪くなったりするというのに、猫背気味にのしのし歩く近ごろ大人気のザンドラ・ヒュラー、自分の幸せな暮らしにしか興味のない、その恐るべき無関心BBAっぷりに震えた。最終盤の夥しい数の靴を見せられるとアウシュビッツを訪問しなければならない気分になるし、マルティン・ニーメラーの詩も頭に浮かんでくる。

赤々と燃える空や黒くたなびく煙突の煙、銃声や人の叫び声、エンドロールも気持ちを不安にさせる音楽が流れ、常に不穏さが伝わってくるものの、惜しむらくは映画では「におい」が感じられないこと。100万人を焼き殺した臭気が漂ってきたらリバースせずにはいられないと思う…。

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ジョンスペ

1.0苦手な作品

2024年7月4日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

鑑賞後に皆さんのレビュー拝見しても理解不能

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かざまま

4.0自分の関心領域

2024年7月3日
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鑑賞方法:映画館

自分は直接手を下していないから当事者では無いと思ってしまうが、この映画はそれを否定する。

映画内では収容所の隣に住む家族は、発砲音や人々の悲鳴、怒号をまるでBGMかのように聞き流している。
聞き流しながらも、1番下の男の子が収容所から聞こえてくるセリフを発する辺り、頭の中では流し聞きしていたBGMが記憶されてしまい、教育に問題が生じているとも考えられる。

まるでそれらを当たり前のようにしているのが洗脳の結果であり、1度当たり前を脱したルドルフはその異常さに気づいて吐いたのでは無いのだろうか。

収容所を保存した現代の博物館が映し出され、その後ルドルフと私たちが目が合った時、ルドルフと私たちが壁を越えて繋がってしまった瞬間なのではないだろうか。

ルドルフが私たちを見つめた時、この映画を見ている私達もまた当事者であるということを示唆しているように見える。過去だからと見逃すことは出来ない。
これは子孫に責任を転換しているのではなく、また同じような事象が現れた時のための映画なのではないだろうか。

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みみみ

4.0不快感ばかり

2024年7月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

ユダヤ人への残虐行為が行われている場所から塀一枚のこちら側、優雅な生活を送っている家族の日常をただただ見せられます。しかも銃声や叫び声がBGM。
隣で行われていることに無関心でいれば自分達の生活は守られる、この家族にも不快感だしBGMも常に不快。
でも目を逸らせないんです。
自分もきっと、この時代でこの状況なら同じように生きていたかもしれません。(でも夫の地位や権力を自分の物だと勘違いしている奥様は1番嫌い!)

戦争は人の心をなくしちゃう、だから理不尽な事を平然とやってのける、最近のニュースにまで思いを馳せて、途中から何が正義なのか分からなくなりました。

ところで、ずっーと泣いている末っ子の赤ちゃん、夢遊病みたいに廊下にいる娘、不穏な空気から何かを感じとってるのか?敗戦国となった彼らのその後も気になります。

そういえば、エンドロールが怖かったです。しばらく耳にハウリングのように残ってました。

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たかな

0.5これはつまらない

2024年7月2日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

話題になっていたのでずっと気になっていましたが、ようやく鑑賞出来ました。

期待しすぎたかな?
あまりのつまらなさに90数分が苦行でした。

製作者は何を批判したかったのでしょう?
収容所の横の屋敷で平穏に暮らすあの家族?
私があの環境下に置かれたら、彼らのように愉快に楽しく暮らせる自信ありますよ💪💪💪

彼らに自省を求めるのは酷ではないでしょうか。
問題の真因は別なところにあるように感じました。

音楽、音響、録音はとても素晴らしい。
あえて引きで撮り続けるカメラも秀逸。

映像としてはとても良くできていただけにそもそもの製作者の着眼点に全く共感出来なかったのが何とも残念😢

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もりぶでん