劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全473件中、341~360件目を表示

3.5音で訴える戦争の恐怖!アウシュヴィッツ強制収容所 初代所長の話。

2024年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 15件)
The silk sky

4.0静かな恐怖

2024年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

映像ではとても抽象的にかつ象徴的に描いているが、聴覚的に訴えているのが多々あるので、迂闊にものなんか食べられない。他の観客もそう思ったみたい。な~んかクワイエットプレイス状態。激しい銃撃戦なくとも、充分に恐怖は伝わった。じわじわと考えさせられる…

コメントする (0件)
共感した! 11件)
印刷局員

3.5おそろしい

2024年5月26日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
mui

3.5これは

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿

全部を把握することはできなかった。
リンゴ少女がわからないところもあり救いなのか他に目的ありか?
ヒトラーとナチス、第二次大戦とユダヤ人。
世界を地獄に巻き込む出来事を
初めて知るきっかけになる人は入りやすい映画かと
悲惨な光景を覚悟して観るより。
アウシュビッツ強制収容所の今を映すことでメッセージ性を強く受け留めて現代でもあり得ることだと伝わりました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
アトレイル

4.0無関心はいづれ己に返る

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
佐々木

1.0駄作of駄作

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
chanta

3.5重かった……

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
む

4.0人間って恐ろしい

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

関心と無関心は紙一重
関心と無関心は表裏一体
人間って恐ろしい
結局自分のことしか考えていない
塀を挟んだ向こう側では大量虐殺が行われているのに
綺麗な花を観賞したり子どもを自由に遊ばせたり
でも多かれ少なかれ自分もわざと無関心を装っているときがあるのかも
そんなことを突きつけられたような気がしました

コメントする (0件)
共感した! 3件)
tom

4.0目に見えるもの以外を含めての作品 映画ってすごい

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

目に見えるもの以外を含めての作品
映画ってすごい

コメントする (0件)
共感した! 3件)
さかな

4.0ずっと流れる重低音。

2024年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

さすが音響賞。暗転続きのオープニングもびっくりだが延々続く重低音が不穏でしかない。収容所の隣が夢のマイホームと思うなんて如何に時代が狂っていたかよくわかる。重低音だけでなくピストルや汽笛の音、煙突の白煙、普通の暮らしとの対比が強烈でリアルで正に戦時のホラー。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
peanuts

4.5境界線は無い

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アウシュビッツ収容所と壁を隔てた家に住む所長家族の生活をハネケを彷彿させる映像で描写し、その背後の収容所で何が行われているかの想像を喚起させる「音」がかすかに不穏に鳴り続ける。そして、終盤のヘス所長の姿がこの作品のテーマを伝える”私たちがいつあちら側に行ってもおかしくない”傑作。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ピンボール

2.5無関心の悪魔から誕生したもう一つ悪魔と言えば良い

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
Rocky.

4.0音とさりげない映像で想像できる大犯罪

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

説明が少ないので、ある程度基礎知識が必要と聞いていたが、主人公が親衛隊の制服を着ており、豪邸に隣接する壁の向こうからは絶えず銃声や悲鳴が聞こえて煙突からはモクモクと煙が立ち上り、しばらくするとアウシュビッツの単語も出てくるので、ナチス強制収容所所長の家族の映画ということは、まあ誰でも分かると思う。

所長の名前があのルドルフ・ヘスというから、架空の人物かと思ったら、たまたま同名で実在の人物だったとは知らんかった。実際、かなり綿密な調査に基づいて制作されたらしいです。
劇中に出てくる「カナダ」の意味がわからなかったが、ユダヤ人から強奪した物品をドイツ人に配布すべく仕分けしていた部隊名がカナダと呼ばれていたのも見終わってから知った。

引きの映像で家族の暮らしぶりや官僚的な仕事ぶりを淡々と描きつつ、当然のように強奪品を品定めしたり、焼却した遺灰を肥料にしたり、たまにゲっとする描写が放り込まれる。
しかし、直接描写はなくて、不気味な音響とちょっとした映像でほのめかされるので、大音量の映画館で体感してほしいですね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
矢吹 貴

3.0イメージしてしまう自分が怖い

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
大阪ぶたまん

3.5観客の関心領域

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

私見ですが、少し前に見た『悪は存在しない』も同じで、本作もある意味“実験映画”だと思いました。
では、何を実験したのか?という事ですが、本作の時代から80年以上経過した今の時代の人々が、本作に対してどのような反応(関心)を示すのかという事が、作り手にとってはまず第一の関心事であったように思えます。
そしてまた自論ですが、実験映画というのは鑑賞後に観客が、面白い面白くないとか、共感したしないとか、感動したしないとか、それらの感想は作り手にとってはあまり重要ではなく、提供した映像に対して興味(関心)を持てたか持てなかったのかが一番重要な関心事の様な気がします。

本作のタイトルの“関心領域”の意味が最初分らなくて、タイトルと予告を見た限りは物語の主人公(家族)に対しての言葉だと思い込んで見始めたのですが、あの一家が収容所の所長の家族であるのだから一番の当事者であって、当事者対してに関心が有る無しなどの問いかけなど無意味だし、冷静に考えると彼等に使うべき表現である筈がないのです。
そして鑑賞者の色々なレビューを読んでも、彼ら一家の善悪に対する関心だと解釈している人が多くいるのに驚きました。だとしたらこのタイトル自体が観客を完全にミスリードしている様にも思えます。

そして、あの定点(防犯)カメラの様なズームアップもなく彼ら家族を覗き見ている(若しくは神視点)映像は、まさに観客に対しての“関心領域”を測る為の視点なのだと捉えることで私は本作を理解しました。
なので、レビューで単純に本作をつまらないとか退屈だとか意味分らんなどいう発言を、冷静に統計的に関心度を眺めている人がいるのだろうと思います。
本作の場合、既に審判が下された歴史的な出来事であっても、ある側面だけを見せられると事の善悪など忘れてしまい、もっと目の前にある家族の日常の出来事だけに目を奪われてしまい、それぞれの(観客の)個人的関心領域でしかこの作品を捉えられず、収容所との壁と同様に80年という時の壁が本質を見えなくするという事を、観客の反応で確かめられていた様な気がする。

あと細かな疑問は省き、何点か特に意味が分からなかった部分を箇条書きにしておくと
・ヘンゼルとグレーテルの話とその時のネガ映像部分の寓意的な意味
・主人公の母親の失踪の意味
・ラストの主人公の嘔吐の意味

コメントする (0件)
共感した! 2件)
シューテツ

3.5想像力が試される

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

実在の人物、ルドルフ・フェルディナント・ヘスを描いたお話

描かれるのは裕福で幸福な家庭
広い家、広い庭、使用人も庭師も何人もいる何不自由のない暮らし

一家を支える父は部下たちからも誕生日を祝われるほど慕われ、
家にいる間でも電話で仕事をこなし、上司からも信頼の厚い真面目で勤勉で優秀な男
予期せぬ昇進で転任となり、今いる家を離れたくない妻との少々の口論を経て単身赴任をすることになり……という、まぁ現代にも通じるようなよくある家庭のお話

問題は、その豪邸からたったの壁一枚挟んだだけのお隣こそが、かのアウシュビッツ収容所であり、
ルドルフの立場がそこの所長であるという、
たったそれだけでもあり、それこそが世紀の大問題であるという事

本作中では、アウシュビッツの中での惨状については直接的には全く描かれない

それでも、その隣で幸福な生活を送っている家族の光景に重なって聞こえてくる声、銃声、何かを運んでくる汽車の煙、煙突から登る煙、川に流されてくるもの……
そしてラスト、ちょっと唐突に出てくる現在のアウシュビッツの様子と、そこに収蔵された山のような靴、カバン、義足や補助具、写真たち……
それらが何であるか、それを想像することが出来る観客は途轍もない空恐ろしさに見舞われる
出来ない観客にとっては正直ただただ退屈な一つの家族の起伏のない生活が描かれるだけ……という落差

徹頭徹尾、試されているのは観客が持つ予備知識と想像力。そういう映画です

コメントする (0件)
共感した! 3件)
cysteine

4.0経験したことの無い映画体験。

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿

これまで経験したことの無い映画体験であった。
無関心なのか、意図的に関心を無くしているのかは不明であるが、日常と非日常が壁一枚で変わる特異な環境が気味が悪く、色々なことを考えされられる作品であった。

淡々と過ぎていく日常に、違和感のある音。
観る人の心を動かす方法として強い方法であると感じた。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
モトコ

4.5無関心の未来

2024年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

アウシュビッツ収容所の所長ヘスは、あまりにも有名な人物なので、名前ぐらいは知っていたけれど、この映画で本当に恐ろしかったのは、彼の奥さんでした。
家の横で、ユダヤ人が虐待され昼夜問わず焼かれているのに、壁一つ隔てた家を楽園と呼び、子供を育てるのに理想の環境と言う彼女は、もはや異常としか見えませんでした。
でも、それはユダヤ人を人ではなく「何か動く物体」程度にしか認識しておらず、存在そのものを無視しているからだと思いました。
映画の収容所のユダヤ人は一切映りませんが、昼夜問わず響く「音」が、中の状況を雄弁に物語ります。
初めはもしかしたら、彼女や彼女の子どもたちも、その「音」に恐怖していたのかもしれません。
そして、そこに住むためにはその「音」を無視しないと、普通の神経では住むことが出来なかったんだと思います。
慣れや無視することは、しばしば自分を守るために大事なことかもしれませんが、本当にそれで良いのか?と言うことを、問い掛ける映画だと思いました。

この映画では、家族の中で唯一、ヘスだけが収容所内でのことを目で見ているのですが、映画の最後、収容所に戻ると分かった後に、吐き気を催すシーンが印象的でした。
因果報応と言うのが合ってるのかどうか分かりませんが、もしかしたら奥さんがアウシュビッツを気に入らなければ、戦後ヘスの人生も変わっていたかもしれません。
もしかしたら、奥さんの無関心がヘスを戦争犯罪者にしたのかもしれません。

私達は、この時代より、簡単に世界で起こっていることを知れるようになりました。
遠い何処かで起こっている戦争も映像で簡単に見れるし、知ることもできます。
遠い所で起こっていることを関係ないとするのか、関心を持って知ろうとするのか、そして行動に移すかで、未来が変わるのかもしれないということを、映画の最後に思いました。

コメントする 2件)
共感した! 17件)
きのこ

1.5林檎殺人事件

2024年5月26日
Androidアプリから投稿

怖い

単純

寝られる

アウシュヴィッツ第一強制収容所に隣接する豪邸で暮らす所長と家族の話。

収容所の中の様子は音や煙や照明のみで表しつつ、ただひたすらに所長と家族やメイドの「平和な暮らし」の様子をみせていく。
オラニエンブルクの司令官本部も少々あったけど。

能天気自己中な嫁の平和ボケドラマは一応あったし、嫌悪を示す描写も極若干はあったものの、はっきり言ってほぼ全てが無関心な平和ボケの退屈な作りで、それこそが皮肉というのはわかるけれど短編か中編で充分。

なんならこういう暮らしがあってそれをみせる映画ですよと聞いたら観ないでも良い作品という感じ。

コメントする 8件)
共感した! 51件)
Bacchus

4.0【ユダヤ系イギリス人のジョナサン・グレイザー監督がアウシュビッツ収容所のホロコーストを”不穏なる音響”で描き、且つ、壁の外側の”裕福な”ドイツ人家族の関心ある事しか見ない心の闇を描いた作品。】

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 49件)
NOBU