劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全499件中、301~320件目を表示

4.5悲鳴を無視して執着する、美しい生活。

2024年5月30日
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鑑賞方法:映画館
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jinmin

3.5どこまでも洗練された画面と演出だが

2024年5月30日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

2.0自分の解釈に問題が

2024年5月30日
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難しい

和製タイトルが悪いのか、捉え方の問題なのかいまいち分かりません。各個人の生活エリアを時代背景に合わせて作成した映画ですかね?
塀の向こうでは大量虐殺と不思議な感覚の映画でした

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nami

5.0アウシュビッツ収容所の職員さんと、そのご家族の模様。 住まいは収容...

2024年5月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

アウシュビッツ収容所の職員さんと、そのご家族の模様。
住まいは収容所のすぐ隣。庭の向こうは鉄条網。その向こうから、焼却炉らしい煙が見えたり、不穏な音や声がしばしば漏れ聞こえてくる近さ。
ですが、ご家族は立地に満足、都会を離れて郊外暮らし、温和に生活している様子。
女性たちは洋服の話題をしたり、子供はお庭で遊んだり、など。

映像には時折、モノクロとか、抽象とか、暗転とか...。
見ているこちらに不穏さが伝わってきます。

日々の暮らしぶりと出来事とのギャップ、
温和と不穏のギャップ、
それらの対比が、圧倒的に凄い、驚く作品でした。

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woodstock

2.0Concern

2024年5月30日
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アカデミー音響賞を取ったという事で注目していた今作。平日の夕方だったのでまだ空いていましたが、休日は大混雑になっていて、やっぱアカデミー賞の力はまだまだ健在だなーと思いながら劇場へIN。

んー合いませんでした。ドキュメンタリーに近い作りで、大きなアクションは起きず、淡々と収容所の隣に住んでいる家族の模様が流れるだけだったので、映画としての見どころはその模様を見守る事一択で、その面でも起承転結を好む自分とは相性が悪かったです。

冒頭の黒い画面から少しずつ音が鳴っていく演出。
映画館勤めというのもあって、事前にその情報は知っていたのであーここかとはなりましたが、初見であれを観たら映写トラブルなんじゃ?となってしまいそうで、いきなり観客に優しくないなーと思ってしまいました。

収容所の映像は何一つ無く、これもまた銃声だったり、呻き声だったりだけで、音だけでも現場の様子は掻き立てられるのに、それに対して全くを持って興味を示さず生活している一家に慄きっぱなしでした。

歴史的な面でもある程度の教養は必要な作品で、日本から見た収容所の知識は多少ありますが、現地の物事の勉強までは詳しくやってなかったのが悔やまれます。

アカデミーを取った通り、音響の不気味さは上映中一貫していて、心地よい音が何一つない振り切りっぷりには驚かされました。
エンドロールも呻き声が鳴り響いているようで、最初から最後までゾワゾワしっぱなしでした。

もう一回観るべきだよなとは思いつつも、楽しめなかった作品を勉強のために観るべきなのか…とモヤモヤしながら今日も安全に平和に過ごすのです。

鑑賞日 5/28
鑑賞時間 18:20〜20:15
座席 G-1

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ブレミン

3.5目をそむけず見るべきか、しかし体調が悪くなりそうな映画

2024年5月30日
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こちらは勿論、壁の向こうに何があるのか、藪の向こうに何があるのか知っているので、この一家が信じられない思いでスクリーンを見ている。終始大量の煙、時に火柱さえ上がる光景に咳込みそうになる。川遊びの途中で大量の灰が流れてくる恐怖。
今更ナチスドイツ批判が目的で制作されたわけではないと思うが、無関心、利己主義の恐ろしさは表現されている。ただ世界のあちこちでは今もまだ戦争が続き、抑圧され国を捨てざるを得ない民族は多く、またそれにより難民や避難民となる人々への対応、また増えすぎた移民への対応に苦慮している国もある。隣人たちも同じ人間である、少なくともこの当たり前の事実をしっかり認識して、客観的に見られる理解力は保っていたいと、ぼんやりと考えた。無神経無関心、自分の愚かな正当化は避けなければならない、と胃の痛みを感じつつ、認識を新たにしたキツイ作品。
そして「落下の解剖学」同様本作でも堂々たる嫌な女を演じたサンドラ・ヒュラー、いつか彼女が、共感出来る女性を演じている作品が見たいかも。

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まっちゃまる

4.5決して好きだとは言えない傑作

2024年5月29日
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スカーレット・ヨハンソンのフルヌードが鮮烈な印象を残した、しかしそれ以外は何も覚えていない「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」以来、8年ぶりとなるジョナサン・グレイザー監督作。

これは端正とも言える傑作だった。前作と違い忘れることができない作品になるのでは。

ナチス・ドイツによるホロコーストおよび強制労働により多くの犠牲者を出したアウシュヴィッツ強制収容所。

今作は収容所と壁ひとつ隔てた屋敷に住む所長のヘス中佐とその家族の暮らしをとらえた。まさに束の間の幸せ。

我々映画好きの多くは収容所の中の出来事を嫌というほど見てきたわけで、その音や臭いを思うと反吐が出る。

クリスティアン・フリーデルが命令に忠実で収容所の処理能力向上に努めるヘスを淡々と演じた。たくさんの人間の効率的な処分が求められた。

名演が続くサンドラ・ヒュラーがヘスの妻を演じた。最高の家にすべく尽力した。夫が転勤になっても家を明け渡すことはなかった。

そこを訪れた妻の母は早々に引きあげた。
まともな人間が住める場所ではなかった。
不穏な「音」が恐ろしい環境を表現した。
音響賞でオスカーを手にしたのは必然だった。

そう、これは決して好きだとは言えない傑作‼︎
未見の方は元気な時に観ることをお勧めする。

ちなみのにポーランドの南部にあった収容所は1945年の初頭にロシアにより解放され、ヘスは47年に処刑されている。

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エロくそチキン2

2.5期待しすぎたか?

2024年5月29日
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特にR指定になるような刺激的や目を覆う場面は皆無 隣に住む高官らの家族の日常を描いた作品で特にストーリーは無い?

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ゆたぼー

3.0映像はすごいね

2024年5月29日
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知的

難しい

作品として文章化するとつまらなそうな作品になるが、映像や音響表現が素晴らしい映画。
単純に収容所を見せるのでなく、火葬場の煙?や遠くで聞こえる悲鳴で裏で何が行われているかが分かるのがよい。
星3.5くらいにしたいけどストーリーは本当に起伏なく平坦なので星3で。

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bahoru

4.0是非 映画館で。

2024年5月29日
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悲しい

怖い

口コミで大抵の方が恐ろしさを物語っているのが多いので鑑賞しました。
冒頭から 始まる不安にさせる音。なんともいえない居心地の悪い事。
不気味さ200%。
あと何回か不気味な音のみの映像。
最後のエンドロール。
しかし、庭、プールで家族が楽しんでいるけど、匂いはしないのかなぁ?
妻の母親がまともで救われました。
最後に博物館に見せられた鞄、靴の山々。
悍ましい。

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リモーネ

3.0修羅場を直接は映さない間接話法が流行りらしい。

2024年5月29日
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支持。
撮り手の策が前に出過ぎた感あるが。
企みが成功する程、テーマが奥に引っ込み弱まる皮肉。
先のオッペン然り、
阿鼻叫喚鬼の修羅場を直接は映さない間接話法が流行りらしい。
見るからに残虐だから痛いから虐殺は駄目、もありでは。
BGMの過剰な不快がやや下世話側に寄せた感も。

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きねまっきい

1.0これを理解できる感性はないようで。

2024年5月29日
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怖い

単純

寝られる

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ケヴィン

3.0以前「縞模様のパジャマの少年」という、本作品と同じような設定の映画...

2024年5月29日
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以前「縞模様のパジャマの少年」という、本作品と同じような設定の映画があった。ドキュメンタリーの様な「関心領域」に比べ「縞模様・・」は、少年の目を通した物語として・かなりショッキングな映画として創られていた。どちらも・・制作意図は善意の映画ですが・・あまり人に勧められないかも・・。
「縞模様・・」の奥さんなど、家族はちょっと良心が残っていたが・・「関心領域」は、悪名高い、ルドルフ・ヘスと家族のお話なので・ほぼ真実で、あのような感じだったのでしょう・・。
当時、優雅な生活を送っていた、ドイツの支配層、ナチスドイツは・・自らの利益だけに興味が向けられ・・終日聴こえる、何かを焼く焼却炉の音、煙。何かを運んでくる汽車の汽笛、怒鳴り声とそれに伴う銃声・・叫び声・・。それらは、豊かな生活を支えてくれる要因と認識し甘んじていたのか? それとも、感覚が鈍ってしまったのか?元々、そういう残酷で鈍感な人間たちだったのか???
「関心領域」の描く世界。実は現代社会の暗示?
優雅に暮らす、一握りの資本家、お金持ち、政治家。一方、奴隷の如く働く、一般人、労働者(頭脳も肉体も)ての関係の様でもある。彼らの「関心領域」には、我々は入っていないのです♪

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J417

4.5この結果から、今現在へ

2024年5月29日
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怖い

美しい自然の中で和やかに暮らす家族、その暮らしが仲睦まじく明るく朗らかであればあるほど、塀の向こうとのギャップ、違和感や恐ろしさが際立つという、なんとも奇妙な感覚にさせられる構成でした。

強制収容所についての知識がある上での感覚だとは思いますが、冒頭から音を意識させられ、壁の向こうの不穏な音、不意に差しはさまれる不協和音などから、この和やかな暮らしが異様であることは強く意識させられます。
淡々と日常を捉える映像も、壁の向こうの煙や炎、夫婦の使用人に対する態度、子供たちへの影響など、違和感や不穏感がちりばめられています。

直接的な残酷な描写はありませんが、所長である父親がもたらす残酷な恐ろしい結果が示される場面は、やはり奇妙なインパクトがあり考えさせられます。
その結果は現実に今現在に繋がっている、今現在、その結果を忘れずに見つめ直し繰り返さないようにすべき、というメッセージかと感じました。

夜の少女は誰なのかなど分かりにくい部分もありましたが、淡々とした語り口や構成、映像や音楽などの演出も秀逸で、虐殺行為を非難する強い想いも伝わる、良い作品だと思います。

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nakadakan

3.5塀の外関心の外には収容所があり、虐殺が行われている

2024年5月29日
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塀の中では幸せな家族の暮らしがある
虐殺の音は途切れなく、数となった人を焼く煙が立ち上る
この設定は私たちの現在を撃つ
そうだろう、イスラエルよロシアよアメリカよ日本よ
絵本の闇に動く少女が心にのこる
映画は盛り過ぎているように感じる

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すぅ

ホロコーストに、人間の無関心があったと感じる作品

2024年5月29日
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悲しい

怖い

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Toru

4.5いつなんどきも思うのだがアウシュビッツの将校たちはその後どうなったのか、と。

2024年5月29日
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『落下の解剖学』で100点満点の演技を魅せたサンドラ・ビューラーが此処でも最低の糞女っぷりを見事に演じた。
後ろからドロップキックをお見舞いしたい様な歩きっぷりもこれまた良し。
そしてワンコは80点。
しかし内容的には・・・もう少し頑張れ。
いびき掻いて寝てた爺さんを隣の婆さんが起こしたのは100点。

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Psycho

3.0二度とするなよ

2024年5月29日
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ずっとずっと不協和音。この映画の場合、星の付け方が分からないです。
壁に隔たれて見えないだけで環境音があれってどうかしてる。子供たちに最適な環境であるわけがない。軍事的な異動に夫婦の心を揺り動かされてるシーンで呆れるのはすぐ近くで何が起きているか知っているから。この映画がにおいもしていたら本当に恐ろしいものになるところだった。
残虐な歴史を知っていると鑑賞中キツイです。効率的にどれだけ大量に殺戮するか真面目に議論したり構造を考えたりキツイ。

エンドロールで客席が段々ざわめくのが分かって、つまらないから離席っていう感じではなかった。上映後がすごく静かでした。
二度とするなよという子供のセリフが印象に残っています。

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井も

4.0無関心人間の悪と滑稽さと儚さと、、、

2024年5月29日
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大胆な単色画面と示唆的な音響から始まる冒頭から、ミーハー心に思った。配信のみの作品を対象にしない、スクリーンで観て価値のある「カンヌが好きそうな」映画だな、と。
「リメンバー アウシュビッツ」的なメッセージを斬新な切り口で描いた作品かと思って見始めたのだが、途中から「違うそうじゃない」と思えてきた。見たいものしか見ない、自分の幸せが他人の不幸と隣り合わせ(というかその犠牲の上で)で進行していることに対する
無頓着さ、狭い世界の幸せを永遠の楽園のように捉えて支配しようとする(この場合は偶々)専業主婦の愚かさ、、、これは人間の愚かさを描く一例なのだなと。
「2度とするなよ」と、一番下の男の子は独り言で呟いた。収容所の子どもを厳しく折檻する親ナチスの声を耳にして。その他にも、染まってない子どもたちの言動が救いだった。
それにしても、あの奥さんを演じていた女優さん、「落下の解剖学」の時とキャラは違えど、ホントにそんな人みたいに人をイラつかせる演技力というか圧の出し方が実に上手いなあと思った。
蛇足になりますが、もっとわかりやすく切なかった映画「縞模様のパジャマの少年」を思い出し、改めて胸が締め付けられた。

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Kumiko21

1.5隣人領域

2024年5月29日
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難しい

寝られる

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uz