「【”スペインの荒れ果てた修道院に隠されていたヴァチカンが代々秘匿して来た真実。”最強の悪魔”と、ヴァチカンのチーフ・エクソシストとの壮絶な戦いを描いた作品。後半は嫌な手汗が止まりません。】」ヴァチカンのエクソシスト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”スペインの荒れ果てた修道院に隠されていたヴァチカンが代々秘匿して来た真実。”最強の悪魔”と、ヴァチカンのチーフ・エクソシストとの壮絶な戦いを描いた作品。後半は嫌な手汗が止まりません。】
ー ここ、一か月間夜な夜なホラー映画をビビりながら観て来た故か、椅子から飛び上がる事もなく、前の座席を蹴る事もなく、今作を、怖くも大変面白く鑑賞した。ー
◆感想
・チーフ・エクソシスト、アモルト神父を演じたラッセル・クロウが、アメリカからやって来たジュリアとエイミーとヘンリー一家が所有するサン・セバスチャン修道院に、”ヘンリーが悪魔に憑りつかれたらしい。相当に強力な悪霊のようだ”と、ヴァチカン教会から連絡を受け、メットにちっちゃなバイクでやって来る。少し、可笑しい。
ー だーが、余裕をかましていたのはここまでで、悪魔に憑りつかれたヘンリーのベッドの上での異様にギラツク姿と、子供とは思えないザラツイタ低い声で発する数々の暴言に、一気に体感温度が下がる。-
・経験のないエスキベル神父もいるのだが、悪魔に歯が立たず、部屋から簡単にたたき出される。
・アモルト神父は悪魔の名前を知ろうとするのだが、逆に悪魔から、彼やエスキベル神父の過去の悔いを言い当てられる。
ー 悪魔の中でも、地位が上がる程相手の過去のトラウマが分かるらしい。-
・余りに強力な悪魔の力に”何かある”と感じたアモルト神父が、敷地内の井戸の蓋を開けると、その中には夥しい髑髏の階段が現れる。
ー 井戸の底に下りたアモルト神父とエスキベル神父が観たモノ。それは髑髏化した牧師の遺体。当時のエクソシストが悪魔に憑依され教会がその事実を隠蔽していた事。そして憑依した強力な悪魔の名前が”アスモデウス”である事を知る。
悪魔祓いにおいて、憑依した悪魔の力を弱める事が出来るそうである・・。-
・”アスモデウス”は父の交通事故に遭った車に乗車していた事から、一年前から口が効けなくなっていたヘンリーに憑りついていたが、エイミーとジュリアにも危害を加えようとする。
ー 以前、冬山で悪霊に憑りつかれた時に、祈祷師に言われた言葉”心が弱くなっていると、憑りつかれる。”を思い出したシーンである。だが、悪魔の名が”アスモデウス”である事を知ったために、家族は何とか助かる。-
■一番の見所
・修道院の地下での、”アスモデウス”とアモルト神父とエスキベル神父の戦い。”アスモデウス”はアモルト神父に憑りつき、ヴァチカン教会に入る事を画策するが、それを見抜いたアモルト神父は”アスモデウス”をわざと自らに憑りつかせる。
そして、その前にアモルト神父とエスキベル神父は、過去の悔いを”赦しの秘跡”を行っていたことで、”アスモデウス”が見せる幻影に戸惑わされることはないが、強力な”アスモデウス”に憑依された事で、アモルト神父は自ら命を断とうとするが、”アスモデウス”はそれを許さない。
アモルト神父とエスキベル神父は、祈りを辞めず到頭、”アスモデウス”は地獄に落ちていくのである。
ー モー、このシーンが凄いのなんのって・・。序盤の余裕は何処へやらであった。-
<ヴァチカンの中で、エクソシストに対し厳しい意見を言っていた若造神父が、”アスモデウス”が一時的にアモルト神父に憑りついた事で、観た現象。
そして、今や一人前になったエスキベル神父とアモルト神父は残り199箇所の悪魔が巣くう場所と対峙していくのである。
今作は、非常に面白かったので、続編を強く希望する次第である。>
こんにちは
フォローありがとうございます。
いつもお世話になってますので、フォローが誤作動で消えちゃったのかも?
とか思ってました。
ありがとうございます、何より嬉しいです。
この映画、ラッセル・クロウが堂々として、お茶目でご機嫌でした。
おはようございます!
なるほど!信じます!
ただスプーン、コッフェルが飛び交うってのが引っかかりますが(笑)
あと私も霊はいるのかなと信じてます!にしても暑いですね~
こんばんは!
ポルターガイスト現象ホントですか?信じられないな~(笑)
でも私も信じてもらえないと思いますがUFOは見たことあります!
ただその時一人だったので証人がいませんけど。
こんばんは!
NOBUさん他の作品もそうだけどよくそんなハッキリと色々なシーン覚えてられますね!凄いですわ!
この作品って2016年まで起こった神父の実話ですよね!実話だからこそ怖いとかに振らず押さえ気味の感じが真実味あるんですかね~
私の中で怖さは0だったんで(笑)
心霊現象はありえそうだけど悪魔はいるのかな?(笑)