「タケシ・キタノはリドリー・スコットを超えた⁈」首 TKさんの映画レビュー(感想・評価)
タケシ・キタノはリドリー・スコットを超えた⁈
何度もいろんな人に映像化されて来た「本能寺の変」を完璧に北野武風に捉えた、彼の代表作にもなりうる作品だった。
同じ週に観たナポレオンと比較しても、合戦シーンも引けを取らない迫力があり、世界のキタノを十分に感じられた。
役者も北野組に参加することを楽しんでいる雰囲気がよく出ていて、アドリブも含めた台詞回しも小気味よく、映画館でも笑いが起きていた。
おそらく本能寺の変にまつわる文献を読み漁って、タケシさん的解釈をして、笑いや踊りのエッセンスを加えて、本能寺の変を語り切った「首」、あっぱれでした。
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