「禍々しさに満ちた色」宇宙の彼方より shotgunさんの映画レビュー(感想・評価)
禍々しさに満ちた色
薄れていく記憶の中ではっきりと覚えている"恐怖"にだけ色が着く、映像化としての着想の妙と、理解の及ばない存在に害される恐怖と禍々しさに満ちていました。
『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』と同じ「宇宙の彼方の色」を原作にしつつも、現代版にアレンジした後者とは全く異なるエッセンスが効いており『宇宙の彼方より』がより原作に近い恐怖を描いています。
原作の持つ"得体の知れない、遥か高次元よりの恐怖"が理不尽に降り注ぐおどろおどろしさを感じることの出来る、唯一無二の作品となっていました。
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