「熊だからPG12なのか」ユニコーン・ウォーズ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
熊だからPG12なのか
昨日、「ぼっち・ざ・ろっく」と「推しの子」を続けて観て、アニメっていいなぁと思って内容知らずに観に行った自分が悪かったんですが、見たくないのに「ちんちん見ていいよ」って見せられた気分です。(観に行ったのは自分です)
喰ってるのが熊だから、喰われてるのが熊だから、PG12なのか。人間だったら完全にR15かR18だろうって描写が続きます。
戦争、殺し合い、戦地で失われる人間性(熊か!)、現われる本性ってのが、「フルメタル・ジャケット」や「プラトーン」のように描かれています。
吹き替えでなく、英語でもない、聞き慣れない言葉に字幕だったから、リアル感が減少してまだよかったのかもしれません。
アニメーションも表現のひとつなので、必ずしも子ども向けでないといけない。とは思いませんが、やはり、東映まんがまつりで育ち、子どもたちにはディズニーやジブリのアニメを観せて育ててきた身には、アニメは楽しい媒体であってほしい。アニメーションでしかできない表現というのはもっと夢のある使い方をしてほしい。
評価は遠慮しておきます。ごめんなさい。
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