「ウェス・アンダーソンの王道…要心構え」アステロイド・シティ もしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
ウェス・アンダーソンの王道…要心構え
クリックして本文を読む
もろもろあって、かなり久しぶりに映画をみれました!
大好きなウェス・アンダーソンの新作…でしたが、心構えが足りなすぎずついていけず、楽しみ切れなかった…。
アステロイド・シティで起こるもろもろの人間劇を劇団が演じる…という仕立てなのですが、いつものように劇中劇と劇中劇中劇を行ったり来たりの展開に最初の最初で入っていけず、物語に没入できずになってしまいました…。
アステロイドシティの50年代風カントリーのポップな色合いや娘たちの可愛い衣装や出てくるお店や汽車などのギミックの可愛さはいつも通り心奪われ、1本の作品の登場人物それぞれのストーリーを平行して描いていく、そのキャラクターやストーリーもとても面白いのですが…のっけから全体像をつかみきれず…。
ただ、全体像をつかみきれなくても、母を亡くしたこと=受け入れがたいことを受け入れながら、それぞれの理解の度合いなりに消化をしていこうとする子供たちの姿や、妻を亡くした夫の葛藤には感情移入してしまいました。
ちゃんと心構えをして、もう一回見に行ってきます!
コメントする