劇場公開日 2023年6月9日

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テノール! 人生はハーモニーのレビュー・感想・評価

全49件中、1~20件目を表示

4.5天才

2024年9月17日
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パリ・オペラ座が舞台の本作は、数年がかりの説得のうえ、多くのシーンが実際にオペラ座内部で撮影されたとか。
何気に映す映像は見事で本当驚きばかり。

主人公は2ヶ月の練習で蝶々夫人、椿姫、トゥーランドットを最後に歌い上げる、検索してみるとオペラ歌手ではないと言う事実にただただ驚きと感動。
マジで鳥肌もので涙した、感動ものです。

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ken

3.5ラスト迄ストーリーをじっくり描くには余りにも時間が足りない・・と思...

2024年8月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

ラスト迄ストーリーをじっくり描くには余りにも時間が足りない・・と思わせるのはきっとこの映画の失敗部分なんだろう。でもそう思わせるのはこのストーリーの素材の骨格部分がシッカリして魅力があるのを観ている自分が理解したから。唄っている曲と姿を観て泣いてしまうのがその証拠・・泣けてなんぼの映画か。だったらこの映画は成功作になるのか。
ただクドいけど大事な部分をぶった切った感が半端ない。2時間で纏めれば良かったのに・・

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wamabut

3.0どんな結末になるのか

2024年7月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

 夜はラップバトルに夢中のアントワーヌは、寿司の出前バイトでオペラ座に入る。そこで生意気な練習生に馬鹿にされ、オペラの真似をして見せる。それを見ていたマリーが、彼の才能を見込み練習させることに。場違いを感じつつ周囲には秘密にして、テノールにのめりこむアントワーヌだったが。
 序盤は、皮肉のきいたマリー先生のほかユーモアがあって楽しい。しかし後半はアントワーヌの苦悩する姿がもどかしい。どんな結末になるんだろうか、と思いました。なかなか良かったけど、できすぎな感じも。ライバルのマキシムの人物像を、もっと掘り下げてもよかった。あまりラップに興味はないけど、バトルのシーンは意外に楽しめました。
 日本発祥のカニカマを、世界で一番食べてるのはフランス人。そういえば柔道もか。

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sironabe

3.5思っていたのとはちがうけど

2024年7月21日
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最後がとっても鮮やかでいいなあ。

主人公がなぜここまでオペラに惹かれたのか。
最後の仲間たちの行動。
ちょっとその熱意が伝わらなかったなあ。

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ゆき@おうちの中の人

3.5お菓子たべる?

2024年6月21日
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鑑賞方法:映画館

オペラ師弟モノ

移民地区に兄弟たちと身を寄せ合ってラップという共通ステージで気を吐きながら大学で会計を学び更にはSUSHIの宅配バイトもこなす主人公。たまたまオペラの先生に目を掛けられ、オペラの魅力に急速に魅かれ自分のやりたい事を見つけてしまう。先生の身を張った根回しで運よくアカデミーで学べるようになり、先生もまた主人公のやっているラップに歩み寄る。オペラサイドの好敵手が良いキャラしているのに描写が少なくて残念。相手とベストな状態で闘いたいからこそ行き場を失った主人公に声をかけ「今夜は泊っていけ」。正にジェントルマン、いいじゃないか。ちょっとイイ感じになった女の子は結局主人公を利用しただけだったのかよくわからなかった。しかしオペラをやれる環境というのは生半可な幸運ではないのだな、というのはよく伝わった。選ばれた者の特権、みたいな。主人公の兄の拘留もそれほど深刻にならないように楽しく表現されていて良い。
ラストはちょっと予定調和すぎる気もしたけど、いい映画でした。
少し前に『バティモン5』を観ていたので軽い予習に図らずもなっていた。

昨年の上映期間では見逃してしまったので助かりました名画座

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寝落ち中尉

3.5いろんな要素詰め込んだ作品。ちょっと詰め込みすぎかも。

2023年8月18日
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鑑賞方法:映画館

冴えないラッパーがオペラ教師に才能を見出され、大舞台に立つまでの物語。
いろんな要素詰め込んであって、中には日本に好意的な描写もあるけど、正直ちょっと詰め込みすぎかと。
最後の家族の応援シーンはちょっとやりすぎでありえないでしょう。

とはいえ、見ていて楽しくなる作品でした。

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お抹茶

4.5兄の家族愛は素晴らしい

2023年8月3日
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楽しい

幸せ

ラップバトルで卑猥な罵り合いをしていた主人公がまさかのオペラ歌手にっていうギャップがすごい。
そして、オペラ座、街並み、建物が荘厳で素敵。

今、日本にいると母に取り繕う兄、くすっと笑えました。

欲を言うとオペラパートの演者の声がすごかったんで、もう少しオペラ、聞きたかった。

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うぃっこう

3.5気持ちい~い映画

2023年8月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

パリの団地に住む移民で低所得者の青年がオペラ座の高名な指導者に天性の歌の才能を見出されてオペラ歌手への道を歩む、ハナシは予想通りのシンデレラ・ボーイ・ストーリー。

とにかく歌声にやられる。歌声だけで映画の評価は爆上がり。
「乾杯の歌」「誰も寝てはならぬ」などなど、聞くだけで胸が一杯、涙出そうになります。

母思い、弟思いで腕っぷしが強い脳筋な兄ちゃんが素敵。
移民で低所得者でマイノリティのアントワーヌが卑屈でなく、差別や偏見に堂々と不快感を表すのは壮快です。
脳筋兄ちゃんに幼馴染の仲間たち、嫌みなライバルかと思ったら実は良いやつだったクラスメイト(本当に育ちのいい人ってこんな感じなんでしょう)、周囲の人々も良い感じ。

絢爛豪華なオペラ座ガルニエ宮が堪能でき、本物のオペラ歌手ロベルト・アラーニャの歌声も聴ける、軽いノリで笑かしてくれて、「日本」も出てくる、ごきげんな映画。

あのオーディションの結果が知りたいです。

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かばこ

4.5覚悟

2023年7月23日
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鑑賞方法:映画館

98本目。
2本観ようと思ったけど、眠いから今日はこれだけ。
覚悟に勝る決断なしと、ノムさんが確か言っていた。
当然、それには犠牲が伴うし、流されるままに生きて来た、受身の人生からの卒業なのかなと。
でも、これから始まる物語だから、温かい目で見送りたい作品。

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ひで

4.0さえないラッパー青年が、バイトの寿司デリバリーで偶然訪問したオペラ...

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

さえないラッパー青年が、バイトの寿司デリバリーで偶然訪問したオペラ教室。
声が講師に見初められて、徐々に訓練して成長してゆく様子。
ラップもオペラもそれぞれ楽しく、優劣つけずに扱われていて、居心地の良さを感じました。

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woodstock

3.0THEハッピー

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

感想を語る必要がないくらいとんとん拍子に進んでいきます。
きっとオペラ座を堪能する映画だ。

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ふわり

3.5楽しめるが…

2023年7月13日
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序盤や途中は面白かったです。
でも、終盤が全体的に少しチープに感じてしまった。
主人公が最後歌う場面迄の物語へのアプローチが足りない感じがしてしまい、感情移入が出来ない状態でのラストシーン。
そして、ラストシーンが自分の中ではポールポッツの歌声と比較してしまい終わってしまった。
ここが良ければ全てが良かったと思うだけにちょっと残念に感じてしまいました。

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TenTenTen

4.5最高の映画です!

2023年7月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

最高の作品は映画の出だしが素晴らしいが本作もいきなりすごい。その後のオペラ座ガルニエ宮から始まるフランスパリの街並みも素晴らしい。主人公アントワーヌとオペラ教師マリーはじめ登場人物がどなたもチャーミング、ラップバトルとオペラ!流れる音楽も良くて、これはTAXIや最強の二人を彷彿させる、涙あり笑いありの感動的な最高のフランス映画でした。

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tomクルー

3.5二足の草鞋

2023年7月4日
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ガルニエ宮はじめ建物のゴージャスなこと、オペラ分からんけど有名な曲ばかりで取っつきやすい
寿司出前の歌真似からの引抜き、脳筋兄貴の突然の物分りの良さはさすがに急展開過ぎるとは思いましたが、ラップとオペラ、経理と音楽、富裕層と下町と全く違う対比、ラップも2パックだし興味深い 音楽詳しい監督さんなんでしょうか 2パック自体も抗争が...そして映画もあるのですね(オールアイズオンミー、LAコールドケース)
ちょっと最後はコーダみたいだよと思いましたが、一兎も得ずで終わらずホッとした
エンドロールで流れる音楽もクール

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ゆう

3.5 絢爛豪華なガルニエ宮にも圧倒されます。これ本物なのです!撮影許可が困難なオペラ座ガルニエ宮内部が、これほど堪能できる映画も貴重です。しかもラストの歌唱は圧倒的!

2023年7月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

 パリ・オペラ座を舞台に、類まれな美声を持つラッパーと一流オペラ教師の運命的な出会いを描いたヒューマンドラマです。

 舞台はパリ。“ケチなラッパー”と自分を軽く卑下するアントワーヌ(MB14)は、大学で経理の勉強をしながら、寿司の出前のアルバイトをしています。
 ある日、オペラ座への出前を頼まれて行けば、恵まれた階層の若者たちがオペラの授業を受けており、高慢な青年マキシム(ルイ・ド・ラヴィニエール)に侮辱されてしまうのです。ラップの作詞で鍛えた話法で言い返し、仕上げにオペラの物まねをすると、周囲は唖然とし、偶然その場に居合わせたオペラ教師のマリー(ミシェル・ラロック)が目を輝かせます。

 マリーはその美声にほれ込みに熱烈スカウトするのです。普通なら世界のオペラ座付ののオペラ教師からオファーがあれば、二つ返事で受けるもの。しかしアントワーヌは住む世界が違うと思い、拒絶します。けれどもマリーの熱意は激しく、寿司を毎日注文してアントワーヌを配達で呼び寄せたり、あげくの果てバイト先まで押しかけて猛スカウト!根負けしたアントワーヌは、マリーと2人で秘密のレッスンを始めるのでした。というのもアントワーヌにとってラップは個人の趣味を越えて、同じ団地に住む移民系住民の代表として、他地区の移民代表のラッパーとバトルしていたのでした。なので移民系住民のリーダになっている彼の兄ディディエ(ギョーム・デュエーム)の期待を裏切ることができなかったのです。まして兄の格闘技の賭け試合で学費を賄い生計を立てている現状。とてもオペラのレッスンをこっそりしているなんて兄や移民系の仲間に言えなかったのです。
 そんな彼をマリーはオペラ座の舞台裏へ連れていき、世界的なテノール歌手ロベルト・アラーニャ(本人)の練習風景を見せます。オペラ座の舞台と壮麗な客席に立たされると、オペラに興味がなかったアントワーヌでも、ときめかないはずがありません。しかもロベルト・アラーニャはアントワーヌの才能を認めて、合唱までしてしまうのです。
 『蝶蝶夫人』などオペラの名曲に触れるにつけて、アントワーヌは次第にオペラに熱中していきます。

 オペラ座の伝統を破ってまで、自分のクラスの生徒にすると決めてしまうマリーの性急さには驚かせられますが、それにはもう一つ理由があることが、のちに明らかになるのです。
 シンプルな物語ですが、恋愛や嫉妬、将来の夢や葛藤を盛り込んだ青春映画の趣です。ラップとクラシック、兄弟愛と師弟の絆、貧困と富裕など分かりやすい対比を見せつつ、迷いながらも自分の道を見つけていくアントワーヌにカメラが寄り添います。作品の背景には、移民系住民同士の対立というフランス社会の格差社会が色濃く描かれていたのです。
 展開に意外性はありませんが、その分安心してみられることで高揚感を堪能。「トウーランドット」や「ドン・ジョヴァンニ」などオペラの名曲もあり、クラッシックをかじっている人なら感動の名演奏と歌唱が綴られます。

 終盤、兄が事件に巻き込まれて動揺してしまい、アントワーヌは声が出せなくなります。不治の病に冒されていたマリーが、命の危険も顧みず、必死で声が出なくなったアントワーヌを指導する姿は感動的です。そしてラストの著名オペラ劇場プロデューサーが集まり行われるオーディションに向けた力ずくの終盤に、めでたしめでたし、といった展開でしょうか。

 ラップとオペラや、パリ郊外と豪華なガルニエ宮(オペラ座)の違いを描きつつ、未知の世界へ飛び込むアントワーヌが両者をつなぐ役割を果たします。彼を導くマリーとの出会いなど都合が良すぎる面もありますが、プッチーニ作曲「誰も寝てはならぬ」の歌詞とアントワーヌの未来が重なるようなラストに思わず涙しました。MB14による素晴らしい歌唱でした。アントワーヌを演じるビートボクサーMB14は、劇中すべてのオペラ歌唱にも挑戦し劇中、アントワーヌさながらの天才的歌の才能を発揮させたのです。

 そして、マリーを演じるミシェル・ラロックは、美しいものを愛でる喜び、自分が思う最高のものを手にする喜びを大事にする女性を、軽快さと厳格さの絶妙なバランスで見せてくれました。

 青年は地元移民仲間の視線をふり切り、新たな冒険に乗り出せるのか。村社会に優し過ぎて、ホンネよりもつい村社会のために生きがちな日本人にこそ見てほしい勇気をくれる一本です。

 絢爛豪華なガルニエ宮にも圧倒されます。これ本物なのです!撮影許可が困難なオペラ座ガルニエ宮内部が、これほど堪能できる映画も貴重です。それだけにスタッフは、何年もかけてオペラ座を説得し撮影に成功したそうです。細部まで本物にこだわるのは単独初監督作品となる新鋭クロード・ジディ・ジュニア監督。監督の才気を垣間見る楽しみも。 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか上映中。

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流山の小地蔵

4.0スシを食べるのは日本だけなの

2023年6月29日
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好き。とにかく先生がキュートだし、主人公は王道詰め合わせみたいな造形だし。こういうのはストレートが一番よね。本物を知る事。ひたすら基本を繰り返す事。其れ等の大事さをエスプリ効かせて語る、フランス映画のお手本の様な映画でした。
「パリの調香師」「最強のふたり」辺りが好きならばどーぞ♪

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lynx09b

3.5定型化された話でもいいものを作る

2023年6月29日
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才能ある人が発掘されるって話は物語にしやすい。しかもそれが意外なところであればなおさら。そういう意味では寿司のデリバリーをしている青年がオペラと出会うって設定はなかなかいい。しかもラッパー。
移民系の居住地区同士で対立してたり、その地域の代表がフリースタイルラップでバトってたり、兄貴が違法格闘技で稼いでいたりと、なんとなく現代のフランス社会を映し出している感じがする。そんな貧困層のアントワーヌがオペラの才能を見出されるってことは一種の夢物語のはずだが、そのことを黙ってしまう環境もなんとなくわかる。
基本的な話の流れは従来の発掘ものと驚くほど変わりはない。まぁ、そうなるでしょうねとしか思わなかった。でも、それなりにいい話だったし、感動できるシーンもある。なかなかよかった。フランス映画って、こういう定型化された話を毎回うまーく作ってくるよな。

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kenshuchu

3.0平凡が一番

2023年6月25日
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アルバイト店員がテノール歌手になる男版シンデレラストーリー
深刻な逆境やロマンスもなく平凡
最後まで反発しあってた家族や仲間が急に応援して歓喜するのも平凡すぎた

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千恵蔵

4.0オペラで得るカタルシス

2023年6月22日
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久しぶりにフランス映画を観ました。
まず視覚的に、歴史ある建造物を惜しげもなく映してくれるだけで星1つあげたい。

オペラの知識など全くないのですが、序盤の主人公突然のイイ声はもう笑っちゃうくらい〝イイ声〟でギュッと心掴まれました。ほか、主人公が通うことになるクラスの仲間たちの歌声、本人役でご出演のアラーニャ氏のプロの歌声、どれも素敵でした。

オペラの歌唱の、キモの部分がバッチリ決まった時のガッツポーズしたくなるような高揚感は何というのだろう?と考えていて、カタルシス?解放感?魂の解放かな、と。
今より娯楽の少なかった時代に、こんな最上級の娯楽があったのだと思うと、そりゃあハマっちゃいますね。

ストーリーは正直、悪い意味で日本にもありそうなレベルというか、所々に日本文化がのぞくのと相まって妙に親近感を覚えました。
ただやはり、「俺の歌声を聞け!」と言わんばかりの歌唱が素晴らしかったです。

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ふじみ

2.5ラッパーである意味は?

2023年6月20日
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寝られる

クラシックが好き。オペラも好き。
洋楽が好き。R&B、ヒップホップ、が好き。
だからこの映画に興味を持つ。

ラップとオペラが出る以上予想外のケミストリーが生まれる。なんて事を想像しながら鑑賞。

でもラッパーは落ちこぼれの代表?確かに落ちこぼれて、社会に対する不満をぶちまけるなんて事も有ったでしょう。でもそれ、今ではステレオタイプ。ラッパーで有る必要性が全く感じられない。

自分のしたい事を見つけ、変わろうとしているの主人公の弟に対する兄。
嫌味を言う上流階級っぽい人たち。
どうしてソウルに行くのかよくわからない先生。
あれだけ文句を言っていた兄が何故か最後に弟に大絶賛。
よくわからない映画だった。

でも最後の「ネッスン・ドルマ〜」は良かった。
それとエンドクレジットの曲、これこそ主人公アントワーヌの本当の叫び!
このクラシック風ラップ味付け曲は、対訳を見ながらしっかり聴くべし。
評価は実質この2点に対するものです。

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imaxmax