テノール! 人生はハーモニーのレビュー・感想・評価
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スッキリ感動する心温まる映画がみたくて
伝統と最新の対比と融合!
涙で字幕が若干見えにくいまま、ラストを迎えました。
一瞬で心を掴まれてしまうような原石を見つけてしまったら拾うしかないし、一瞬で心を持っていかれた音楽に出会ってしまったらやるしかない。
先生のヤバいレッスンは、彼の人生にキラキラを与えてしまった!
オンラインだったからヘッドホンして聞いてたけど、歌がビンビン響いてすごかった。これは映画館でも観たい。
全く想像つかない始まり方で、もしかして映画間違えたかな?と一瞬びっくりする所から入ったけど、すごく面白かった。
伝統と最新の対比と融合というか、クラシック音楽とラップ、どこ切っても美しかないオペラ座とコンクリの壁の地下の賭けプロレス場、一見真逆に見えるのに意外と混ぜると良い感じ、みたいな不思議さよ。
彼という逸材を見つけたことに関しては、宝探しは私も大好きだけど、主に皿専門だから、育てること前提に人間の芸術家の原石を拾ってくるのはすごいなと思った。
声楽は人間本体が楽器だから、素材が命みたいなところがあるだろうけど、それこそ自分で開発しないと始められない分野だし、ある程度年齢いかないとできない分野でもあるから、彼みたいに偶然発掘される逸材って夢があっていいなと思った。
クラッシック音楽って本気を目指す人はお金持ちの道楽みたいなところがある、と思ってしまうので、彼が入れてもらったクラスは時間いくらかかるのだろう、と下世話な勘ぐりをしてしまったけども。
所々でユーモアと愛があってよかった。
主人公のお兄ちゃんはとても好きなキャラ。
観た後に優しい気持ちになれる素敵な映画だったな。
夢も現実もやりたいことが沢山あって忙しい現代っ子におすすめです♪
フランス人にとっての寿司とは?
(オンライン試写会は一律ネタバレ扱い)音楽(合唱)が好きな方にはおすすめ
今年159本目(合計810本目/今月(2023年5月度)16本目)。
私自身は15までエレクトーンをやっていたという程度ですが、エレクトーンでも合唱を求められたりすることはあるので、まったくの無知というわけではありません。実際、映画内ではタイトル通り「テノール」と出るなど、「一定程度の」音楽に関する知識は求められます。
そうですね…。この映画自体、オンライン試写会は今日当選してみたのですが、映画館自体では予告編は流れていたと思うのですが、「スシ職人」が出ます(ここはネタバレではない)。よって「スシ」から連想される「ある国」(ネタバレ扱いですが、どこかはわかりますよね?)も出ます。この音楽(合唱)とはおよそもってリンクがない分野との融合、またいわゆる兄弟姉妹愛など(ネタバレ回避のため広めに書いています)が論点になっています。
フランス映画ですが独特な余韻を残すタイプではなく結末がはっきりしているタイプの映画だし(解釈はどうやっても2つか3つかにしか取れない)、登場人物も多くないし丁寧に進むのでフランス映画はちょっと…という方にもおすすめの一本ですが、Youtubeほかで「テノール」ほか合唱に関することは事前に把握しておいた方が良いかなと思います(5/15時点で公式ホームページには用語説明など何もない)。
評価は下記を考慮して4.7を4.5まで切り下げたものです。
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(減点0.3/一部、突如わかりにくい字幕が出てくる)
・ 「スシ職人」や「兄弟姉妹愛」がテーマにあるかと思えば、実は簿記会計論の話にも飛び、「勘定科目が何か」「貸方借方が何か」という話(登場人物が簿記会計の指導をされている方のため)を突然しはじめるのが、やや簿記会計に明るくないとわかりにいかな…という字幕が出るところです(日商簿記3級程度の知識があれば足ります)。
※ フランスではそういえば一般的な三分法を採用しているのでしょうか…?
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