「多分父親のことがなくったって…」いっちょらい Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
多分父親のことがなくったって…
父親が寝たきりになり東京に出る夢を諦めて福井の新栄商店街で家業の中華料理屋を継いだ男の話。
夜な夜な元カノからの留守電を再生したり、商店街会長の息子の陰口たたいたり、昔は無口なカッコ良さがあった様だけれど、ただ煮え切らず言いたいことを言えないだけの女々しい男になってしまった主人公。
全部親父のせい?最終的には自分で選んだ道だろうにとみていてイライラが募る情けない男。
弟とのやり取りからのラストは、ありがとうだけでは結局何も変わっていない様に見えてしまって、もう少し気概をみせてカッコ良さを増して締めてくれたら尚良かったかな。
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